「成長したいけれど、何をすべきか分からない」
「キャリアの方向性に漠然とした不安がある」
— もしかしたら、あなたもそう感じていませんか?
激しく変化する現代において、「学び続ける姿勢」は、
もはや特別なことではありません。
それは、私たちの未来を切り拓き、組織全体の成長を加速させるための、
最も重要な「自律的な力=リカレント」となりつつあります。
今回は、自ら学びを実践し、キャリアや支援現場に活かしてきた河島さんと松井さんの
特別対談をファシリテーションディーキャリアITエキスパート教室長の齋藤さんでお届けします。
「時間がない」「何から手をつけるべきか分からない」という誰もが抱える壁を、
お二人はどう乗り越え、いかに学びを成果へと繋げてきたのか?
お二人の生の声から、「今後その視点がなければ生き残っていけない」
と気づきを得るためのヒントを得ていただければと思います。
「自ら道を切り拓く行動」へ
— その具体的な一歩が、きっと見つかるはずです。
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\ 読む前にCHECK✅ /
*リカレント
仕事から一時的に離れて、大学などで専門的・体系的な教育を受け直し、再び仕事に戻る(再就職・復職する)こと。
*リスキリング
新しい職業に就くためや、現在の職業で求められるスキルの大幅な変化に適応するため、
新たな知識やスキルを習得すること。
*生涯学習
学校教育を終えた後も、生涯にわたって、自己の向上や充実を目的として自発的に学習を続けること。
趣味、教養、健康、職業能力向上など、目的は多岐にわたる。
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#01_学ぶことは「不足分を埋める」生存戦略
齋藤さん: 河島さんに伺います。中野オフィスと社長室での勤務があった中で、
なぜ今、学び直しをしようと思われたのですか?
河島さん: コロナ禍に入る前から段階的に複数取得しようと思っていた資格などを予定通り取り終えたので、このタイミングだなと感じたことが理由です。一応、受験しまして、青山学院大学社会情報学部でワークショップデザイナーのカリキュラムを受講しました。文科省に認められている履修証明がもらえる半年間のプログラムです。本当は来年まで待てば前回使ったハローワークの教育訓練給付金(半額以上戻る)が復活してまた使えたのですが、「今年だ!」と感じたので…笑。「このタイミング」という類は過去外したことがありません。
齋藤さん: その感覚があるうえで、未知の受検に「受かる」と思えるのはなぜですか?
河島さん:答えになっているかわからないですが、受かると決めてやる。 昔から「やるかやらないかのタイプ」なので、やると決めたらやる。そして、やることを決めたら、やらないことを断つという意識を持っています。「やる」「やらない」の判断をする上では、自分のセンターピンであるメイン業務のやるべきことは落とさないというのを基本としています。
齋藤さん: なるほど、ありがとうございます。松井さんは、仕事における「学び・学ばない」の決め方はどうされていますか?
松井さん: 学ぶか学ばないかという選択肢で言うと、学ばないという選択肢はないです。なぜならば、時代が大きく変わっていく中で、過去のものは通用しなくなることが沢山あるからです。年齢を重ねるにつれて、新しい音楽や流行りのファッションなど、最新情報を取得することは無意識的にあるかもしれませんが、仕事のアップデートの優先順位は、世間的にもそこまでフォーカスはされていないと感じています。だからこそ、意識的に自身の学びをアップデートしなければ、どんどん自分が取り残されてしまいます。自分の「ゆたかさ」は、この会社を成長させ、ビジョンを体現することです。ここに向けて、今の不足分をどう埋めるかを9月あたりから考えて、年末に決めていますね。
学んだことでいうと、「ゴルフ」が一例ですかね。当時の役員陣から副代表として、フランチャイズ(FC)をやっていくならば、取り組むことが必要だと伝えられました。FCには150人もの経営者がいるのですが、それぞれの経営者の方と長時間話す機会というものは中々ありません。ですが、ゴルフに行くことで、約3人の経営者の方と5〜6時間、仕事の話をすることができるということで、生産性が高まりました。
そのため、自分が好きだということも大切ですが、それよりも、今の自分に何が必要なのかを考えて取り組むことで、結果はついてくると考えています。
齋藤さん: 今のゴルフのお話のように、一見仕事と関係が浅いように見えるものも、実はきちんと自身の「仕事」「ゆたかさ」に繋がっているということですね。
松井さん: そうですね。例えがゴルフでいいのか分からないけれど...笑
河島さん: ゴルフは人が集まりやすいスキームですよね。
夜ではなく、日中かつオープンな環境でヘルシーに話をすることができますし。
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#02_現実的な壁の乗り越え方:「時間がない」という神話
齋藤さん: 話は戻りますが、河島さんが学んでいたワークショップデザイナーとは、どういうものなのでしょうか?また、なぜ「ワークショップ」を学ぼうと思ったのか、そして学びが仕事に生かされた等のエピソードがあれば、教えてください。
河島さん:まず、学ぼうと思った理由は、 私のVisionを実現するために必要なHOWだと思ったからです。先ほどの松井さんのゴルフと一緒で、あくまで目指している「何か」を実現するためのHOW(手段)。ワークショップデザイナーは、平たく言うと、「コミュニケーションの場づくりの専門家」。相違や対立を他者理解や合意形成の場に変えていく(まだまだ鍛錬の日々です…汗)。「一つの答えを見つける」という【正解】ではなく、「ひとり一人に応じた答えを見つける」という【納得解】を見出すことをアシストする人です。活きた学びはたくさんありますが、開始当初から響いたことのひとつが「理論を学ぶことは自分の活動を説明する手立てが増える」ということ。勉強と呼ばれるものは、こういったことに繋がっていくと感じます。学ぶことで人とのつながりやコミュニケーションが生まれる。実際、支援でも利用者さんとの訓練での問いの立て方や、伝え方のバリエーションが増えました。あとは、OPENオフィスという中野オフィスで外部向けに行っているイベントで地域リソースに関するワークショップを開発したり等に活きています。また、ICF(国際生活機能分類)に通じる部分もあるので、そのような点からも学びが深まりましたね。実学として今後も活かしていきたいです。
齋藤さん: 支援職でも、それ以外でも、学びが活きるんですね。
河島さん: はい。人と環境をコーディネーションするのが、ワークショップデザイナーの存在意義のひとつです。もし、よろしければHPもぜひのぞいて見てみてください!
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▷ワークショップデザイナーについてはこちらをクリック!
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#03_仕事への意外な繋がり:学びが支援とキャリアに活きる
齋藤さん: ありがとうございます。一つの学びが幅広く活かせるということを踏まえた上で、自身もそうですが、なかなか手をつけられない・時間がないという方も多いのかなと。松井さん・河島さんにとって、時間の壁のようなものは感じますか?
松井さん・河島さん: あまり感じないかな...
松井さん: 本当に好きなもの、没頭するものには、あまり時間を気にしないと考えています。そのため、時間の壁を感じない為には、没頭するか、あるいは高校受験のように「やらねばならない」状況か、どちらかだと思います。そこにどう持っていくかが大事だと思います。
齋藤さん: 没頭で進む人もいれば、「やらねば」で進む人もいるから、自分のタイプに合わせて時間を取っていくということですね。
松井さん: そうですね。ただ、「時間がない」というのは「ない」と思うのです。
齋藤さん: おお、河島さんも同じですか?
河島さん: 私も優先順位が異なるという話かなと。ご飯を食べたり、寝る時間はあるわけで、時間は24時間等しくありますからね。その中でどのように時間を使うか次第だと思います。私はデコボコの他にもパラレルキャリアで複数の活動をしているので、そういった意味でも意識しています。
松井さん: これも極端な話ですが、会社で一生に一度しか受けられない昇進試験があったり、「学ばねばもう先がありません」となると、取り組むかもしれないですよね。しかし、学びたいものが、ゲームや友達と遊ぶ楽しみよりも高くない場合には、時間が「ない」ではなくて、時間を使うまでの優先順位ではないという思考になりやすい。そこから「英語は3日で終わる」などに繋がるのだと思います。
齋藤さん: なるほど。自分にとっての意義やメリットを整理して、優先順位をつけることで時間を作るということが良いのでしょうか?
河島さん:そうですね…「 ビビッと来たら触れてみる!」に近いかもしれません。私は、勘や感覚も大事にしています。勘はその人の蓄積された何かしらから生み出されるもの。真空からは何も生まれないと思っているので。そのため、例えば、話したい方には「行きます」と言って会いに行ったり、調べたり、触れてみたりと行動を起こします。
一歩目の行動が出なかったら、多分やりたくないんだと思います。
齋藤さん: そうなんですね。まずは資格の説明を受けに行く等の、手軽にできることから始めてみるのも一つですね。
河島さん:それによって、優先順位が変わったりもするので。他者から言われて取り組むよりも、どちらかというと内発的な動機付けで始める方が続くと思います。
松井さん: あとは「宣言をしてしまう」だね。色々な本にも記載がありますが、宣言をすると引けなくなるので。
齋藤さん: 確かに。私も発達障害ラーニングサポーターエキスパートを取得する際に、周りのメンバーに言いました笑
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#04_行動へのヒント:伏線回収を急がない学びの哲学
齋藤さん: 『何か始めたいけど、何から手をつけていいか分からない』という人もいると思います。どんなアドバイスをしますか?『はじめの一歩』を踏み出すための、ヒントをください。
河島さん: 私は学びを生涯学習的なものとして 幅広く捉えているため、学ぶことに対するハードルが低いかもしれません。それが業務に繋がるかどうかは、アウトプットを意識してインプットするかどうかの違いだと考えています。私の場合、 自分の金銭、時間、労力をかけることで、本気度が変わると感じます。ただし、ベースの考えとしては、学びを元来幅広く捉えているので伏線回収を全然急いでいないです!茶道も「四季折々の美味しいお菓子を食べたい」という動機から始めたものが、今、教養となり、経営者や外国の方との交流などにも活きています。後々教養として活きるものも多くあります!
齋藤さん:単なるリカレントとして捉えるのではなくて、自分の人生にとっての学びを広く捉えられているのですね。松井さんはいかがでしょうか?
松井さん: とりあえず、大体の人が言い訳をしているよね。まずは「やる」と決めなさいと伝えたいです。1日何分でもよくて、仮に1日5分を365日続けることができたのであれば、それは何か成果に繋がります。また、時期や状況に応じて変わりますが、1日5分も学べない人はいないかなと。そして、「リカレントしなさい」「リスキリングしなさい」とは、全く思っていなくて、「ゆたかさ」を求めるために何を得る必要があるのかを考えて、そのことについて深く学ぶことが必要だと考えています。そして、その学びが仕事に関することになれ、給与に関わるよねという話だということです。例えば、河島さんはワークショップデザイナーを持っているから、「MTG・合宿のファシリテーションをお願いしようか」となり、役割が増えて、給料が上がるかもしれません。仮に給与が上がるとすると、その分、次の学びやプライベートに投資をすることができます。この循環があるというだけで、はじめから仕事に関することでリカレントしなければいけないということはないと考えています。
齋藤さん: 入口は何でもよいということですね。
河島さん:私のように食いしん坊が入口になることだってあります笑。先ほど、学びの伏線回収を全然急いでいないといいましたが、一方で会社から指示があるリスキリングなどは回収が早いと思います。生涯学習×リカレント× リスキリングを掛け合わせることで、より「ゆたか」になるのではないかと思っています。
松井さん: そうですね。理念研修でも話していますが、「ゆたか」になるためには「友人との時間」「家族の時間」「健康」等、どれも大事だと考えています。ただ、どれも大事な中で「学び」は本当に後回しになりやすい。何が充実しているのかというのは人によって異なりますし、ダメだという話でもないです。ただ、時代が変化する中で、家でSNSを見続ける時間を学びの時間にすることで変わることはあります。だからこそ、「学ぶこと」はし続けた方が良いと考えています。
河島さん: 面白いなで始めるものOKだと思いますし、趣味的なものとそうではないものを、両輪回せるといいなと思っています。私も実際デコボコベースで働きつつ、5年半で6つチャレンジしました。現場で働きながら自動的に受験要件や取得要件を満たすものも複数あるので、戦略的に働くこともポイントだと思います!
松井さん: 介護福祉士もだよね?
河島さん: そうです。当時会社に資格を持っている人がほぼいなかったこと。利用者さんも等しく年を重ねますし、高齢化といわれている世の中で活きる資格だと感じたので。かつ受験要件が厳しくなり、先々制約が増すことはわかっていたので、早めに取りたいと思い…!もちろんそれだけではなく、パラレルキャリア形成の一環として、コミュニケーショングラフィッカーというライセンスも取得しました。先ほども例に挙げたものだと、サービス管理責任者等、働きながら一部取得要件を得ることができるものもあるため、計画的に支援に関する資格を回しつつ、もう一つで異なることにもチャレンジするようにしたというイメージです。
齋藤さん: ありがとうございます!
松井さん: ちなみに資格を複数取得したことで、何か変化はありましたか?
河島さん: 半数は支援に関する資格なので直結して活きていますし、人間力も増したと思います笑。介護福祉士も取得したことで、知識がある分、利用者さんやご家族にお伝えできることが増えましたし、守れるものがあるなと感じています。また、パラレルキャリアでは、外務省関係の方からお声を掛けていただき、コミュニケーショングラフィッカーとして国際会議に参加できたことは、今までのコミュニティでは起こりえないチャンスだったので良かったなと。そういう意味でも、「ゆたか」になりましたね。また、少し話が逸れますが、コンフォートゾーンからは意識的に出るようにしています。今回の大学も時間の捻出や多様な人たちとの協創がコンフォートゾーンを出る機会になりました。
齋藤さん: なるほど。コンフォートゾーンを出るということは、「仕事のゆたかさ」「人生のゆたかさ」でも大切だということでしょうか?
河島さん: そうですね。自分の成長や視座が上がることにもつながると思います。上さんや利年さんも、異国の地で言葉もネイティブではない中、新しいことに取り組んでいることはコンフォートゾーンから出ていると思いますし、リスペクトしています。
齋藤さん: リカレントとコンフォートゾーンは繋がりがあると感じました。
改めて松井さん・河島さん、ありがとうございました!
松井さん:ありがとうございました!色々とお伝えしましたが、
「ゆたかさ」を常に考えて、自分に向き合い必要なことを
しっかりと学んでいきましょう!
📍国際会議 C7にて
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✨ まとめ:人生の「ゆたかさ」を創る、最初の一歩は?
「時間がない」は、多くの場合、「優先順位が低い」ということ。
対談を通して、お二人が見せてくれたのは、自分の「ゆたかさ」(=ビジョン)を明確にし、そこから逆算して「今、何が必要か?」を見極め、
「ビビッと来たら行動に移す」という、極めてシンプルな哲学でした。
学びの伏線回収を急がず、まずは「面白いな」という気持ちから始めることで、
それが後々、仕事や人生の思いがけない「ゆたかさ」へと繋がっていく。
大切なのは、他人に言われて始めるのではなく、内側から湧き出る動機だと感じました。
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📌 さあ、次はあなたの番です。
私たちの仕事や、このストーリーから何か「ビビッとくるもの」を
感じていただけたなら、それはきっと、あなたの「ゆたかさ」への伏線かもしれません。
まずはあなたのキャリアの不安や、学びへの思いを、私たちに聞かせてください。
「話を聞きに行きたい」ボタンから、
あなたの「ゆたかさ」への具体的な一歩を、一緒に見つけましょう!