VRはなぜ生まれたのか、そしてどこに行き着くのか 前篇
VRが普及するかどうかというのは、世間では散々に議論されているお題ですが、いま目の前にあるものだけをみて「あんな高いものが普及するはずがない」とか、「こんなごついデバイスが家庭におかれているイメージがつかない」あるいは「ゲーム用としてはクオリティが高いからコアゲーマーから普及するはずだ」という話をしていることが多いように感じられます。果たして、VRが家庭に置かれたり、コアゲーマー以外のユーザーにリーチしたり、一般的に普及することは難しいのでしょうか。そこで今回は、VRを「流れ」として捉えることで、今後どうなっていくのかを考えてみます。ということで、まずは過去に遡り、VRの起源から見てみま...