自治体・官公庁を中心に訪日プロモーションの企画立案・実施を担当しているインバウンド事業部。
営業部隊として具体的にどのような業務を行っているのか、どんなところにやりがいを感じているのか。
D2C X取締役 兼 インバウンド事業部 部長の内山佳久、そしてインバウンド事業部 マネージャーの千葉敬介に話を聞きました。
ーインバウンド事業部の業務内容を教えてください。
内山佳久(以下、内):
D2C Xは、市場調査の分析を踏まえた具体的なインバウンドプロモーションの企画から、自社メディアで培った知見を活かした訪日観光客向けのSNS運用まで、幅広い分野で外国人目線での適切なインバウンドマーケティングの提案を行っています。
その中で私たちが所属するインバウンド事業部は、お客様の課題に合わせたソリューションのプランニング、ターゲット設定や調査分析、施策の実行支援まで担当しています。
インバウンドマーケティングに必要な全領域をワンストップで提供できるのがD2C Xの強みなので、私たちの業務幅も広く、マーケティング全般が担当領域となっています。
千葉敬介(以下、千):
私たちはいわゆるセールス部隊ではありますが、提案して終わりではなく、広告の運用なども社内と連携して行っています。自分たちで案件を最後まで責任をもって担当するからこそ、質の高いソリューションが提供できると思っています。
ーチームメンバーはどのような人が多いのですか?
内:
主体性をもって業務に取り組める、チャレンジ意欲が高い人が多いですね。
裁量をもって仕事を進めることができるので、一人一人が主役なチームです。
自由度高く仕事はしながらも、一人では達成できない目標や領域を超える案件が出た場合には、社内外の関係者を自ら巻き込んでより良いモノをつくろうとしている姿をよく見かけます。
千:
D2C Xはアメリカをはじめ、台湾、中国、タイ、ベトナムと様々な国籍の社員が働いています。インバウンド事業部も多様性に富んだチームとなっているので、普段のコミュニケーションからもお互いに刺激を与えあってると思いますね。
内:
全国にお客様がいるので出張もあるのですが、その出張自体を楽しんでいる人も多い気もします。
日本各地の観光地や名産品に触れる機会が多いので、出張をする度に新しい日本の魅力を発見できるので、私自身も出張は大好きですね。
実際に足を運んで、直接見て感じることを大事にしているので。
千:
内山さんが一番、社内で出張を楽しんでいるような気がします(笑)
△浜松出張の様子 △熊本出張の様子
ー業務外でもコミュニケーションをとったりするのですか?
内:
コンペがひと段落したりしたタイミングなどで、仕事帰りにチームで飲みに行くことはありますね。あらかじめ予定を立てて行くというよりもフラっと行きたい人で行こう~とゆるい感じで行っています。
千:
業務中でも「なんか最近あの人疲れているな~」って思ったらスタバをおごりあうというのも良くやっていますよね。
それと、旅行が趣味な人も多いので、お土産も渡しあうことも多くて。色々な国や地域のお土産をもらえるのが嬉しくて、いつも僕はワクワクしています。
内:
そういえば、2019年のラグビーワールドカップとかもメンバーで行ったよね。視察だということを忘れて試合に熱中しすぎたのを覚えてるよ。
ーセールス担当として業務をする上で、どのような視点やスキルが必要だと思いますか?
内:
インバウンド市場を日々感度高くチェックし続けることは必須ですね。日々変わるマーケティングデータを頭に入れたうえで課題に向き合うことが求められているので、インプットは非常に大事になってきます。
インバウンドマーケティングは、日本国内向けのマーケティングとは異なり、「何から手をつければ良いか分からない」「何が“ウケる”のかわからない」「どのような手法があるか分からない」など企画立案から施策の実行に至るまでに数多くの課題が存在します。
お客様の様々な課題に対して、常に最適なソリューションを提供できるように、私たちは日々変わる市場の情報をインプットし続ける必要があるんです。
当たり前のことではありますが、その当たり前を毎日し続けることが大事なことだと思っています。
千:
相手視点で考えること、そして顕在化していない課題やニーズをくみ取るヒアリング能力も求められると思います。
プロジェクトマネージャーとして立つことが多いので、複数の関係者をまとめ、コミュニケーションの要としてチームを引っ張っていく推進力も必要なスキルだと思いますね。
ー業務を通して、どのようなスキルが身につくと思いますか?
内:
先程、千葉さんが求めるスキルのところで話をしていましたが、人を巻き込む力(推進力)は身に付くと思いますね。
自分一人でやりきることも大事ですが、より良いものにするためには得意な人を巻き込んでいく必要があります。誰を巻き込むか、どのようにまとめあげるのかもプロジェクトを引っ張る営業の大事なスキルだと思いますね。
千:
僕は2018年に国内向けのデジタルマーケティング部門から、D2C Xのインバウンド事業部に異動してきたのですが、この約5年の間で本当に様々なスキルが身に付いたと思っています。
前の部門でもやりがいはあったのですが、大きな組織の中だと狭い領域を深く突き詰めていく感じがありました。
今は、とにかく幅広い領域を自分でやる。関わる業務領域が一気に広がったのでそれに伴いビジネス全般のスキルを学び直せたと思っています。
大きな組織の中にいると、誰かがやってくれていた業務、例えば契約とか精算とか。そういうビジネス上当たり前のことを何も知らなかったんだなと思いましたね。
内:
私たちの業務は関わるプレーヤーの数も多く、様々な業界・立場の方と仕事ができます。
・官公庁/自治体
・宿泊施設・小売・メーカー
・観光業界(国内外の旅行会社)
・調査会社
・海外メディア、プロモーション会社 など
観光を文脈に関わるプレーヤーが多いので、仕事をしていく中で自然と人脈と経験が同時に増えていきますね。出来る領域がどんどん広がっていくことで、自分のスキルアップにもつながっていると日々感じています。
ー達成感を得る瞬間や、やりがいを感じるのはどのようなときですか?
内:
やっぱりコンペでの勝利は達成感を得ますね。勝利のときだけではなく、コンペをしている瞬間もやりがいを感じます。
また、先程も出ましたが私は出張が好きなので、出張先で現地の人たちと関わっているときもテンションが上がります。人と関わり、直接感謝の言葉をもらえるとやっぱり嬉しいです。
デジタル上での成果ももちろん嬉しいですが、やっぱり直接もらう感謝の言葉は心に残ります。仕事の成果が次の仕事をよんでくるので、領域がどんどんひろがっていくことに喜びを感じますね。
千)
コンペでの勝利はもちろん嬉しいですが、継続受注も嬉しいですね。
今年もD2C Xさんにお願いしたい!と言われると、それまでの仕事ぶりを評価してくださったんだと感じ、やりがいを感じます。取り組んだ仕事がお客様はもちろんですが、その先のユーザーからも評価されたときには、お客様と一緒に喜んでいますね。
ー今後、 個人的に挑戦していきたいことがあれば教えてください。
内)
私は地方出身ということもあるので、日本の各地方をもっと盛り上げたいと思っています。
既にある魅力を伝えるだけではなく、隠れた魅力を発見してあげたいですし、それを世界にPRしたいです。まさに、D2C Xのミッションである日本と世界をつなぐ、ですね。
千)
売上規模をどんどん増やしていきたいです。そして、47都道府県すべての自治体に仕事で携わっていきたいです。●●県といえばこんな仕事をしたな~といえるように。全国制覇したいですね。
ー内山さん・千葉さん、ありがとうございました!