【新卒インタビュー】独自の"全部署横断OJT研修"から半年。プロへの一歩を踏み出した二人の成長録。|D2Cマーケティング&クリエイティブ事業本部
こんにちは!D2C Marketing&Creative事業本部(以後MC事業本部)の採用広報担当です。 「ウチは新卒をしっかり育てるよ!」 ...
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「ウチは新卒をしっかり育てるよ!」
言葉で言うのは簡単ですよね。私たちMC事業本部は今年、その想いを形にするべく新たに「OJT研修」をバージョンアップしました。4月に1カ月の学生から社会人への切り替えのための全体の新卒研修が終わった後、MC事業本部配属のメンバーとして羽ばたくためだけに設計された、約2ヶ月間にわたる“全部署横断”プログラムです。
新しく入ったメンバーを「事業部全体で育てる」というコンセプトのもと、技術や知識だけでなく、配属部署以外の先輩たちの顔と名前、仕事への情熱を肌で感じてから、実務のスタートラインに立ってほしいとの想いで企画しました。今回は、この新しいOJTの「第一期生」として、ディレクターの道を歩み始めた二人に、研修を振り返りながら、入社してこの半年について語ってもらいました。
左:藤本 咲名(ふじもと さな)さん
CXマネジメント本部プロジェクトマネジメント3部所属。学生時代からモノ作りへの関心が強く、MC事業本部へ 。現在はWebサイト制作のディレクターとして、主に長期案件の進行管理や構成案作成などを担当 。
右:中野 花保(なかの かほ)さん
CXマネジメント本部プロジェクトマネジメント1部所属。学生時代、「自分で解釈して表現する」ことを軸に広告業界を目指し、MC事業本部へ 。現在はWebサイト制作ディレクションとSNS運用を担当し、提案から分析報告まで幅広く活躍中 。
ー約半年前になりますが、OJT研修の思い出はありますか?
中野:OJT期間中は、ほぼ毎日何かしらのワークや課題がありましたよね。特に印象に残っているのが、開発部の研修の電卓の制作です。配属はディレクターやプロデューサーと決まっていたので、この研修でなければコーディングを体験することはなかったと思うので、印象に残っています。
藤本:毎日何かしら課題があって、アウトプットする毎日でした。特に印象に残っているのは、IMG SRC STUDIO部署のXRの企画を考える課題です。「インドのショッピングモールで車を使ったイベント」というお題だったのですが、フラッシュアイデアを出し続けるトレーニングみたいで、頭をフル回転させました。
中野:そうそう!同じお題なのに、私と藤本さんの成果物がまったく違ったのがすごく面白くて 。どの部署の研修でも「2人、アウトプットの方向性が全然違うね」って言われました 。善し悪しじゃなく「こういう考え方があるんだ」と知れたし、お互いの良いところを盗み合えた感覚があります 。
藤本:うんうん。自分のアイデアに価値があるんだって思えたし、2人いたからこそ高め合えた経験が、今の土台になっている気がします 。
ー「全部署横断OJT研修」が、今の実務でどう活きていますか。
中野:私は、「全社の人と顔見知りになれたこと」が一番大きいです 。MC事業本部のOJT研修は全部署を回るスタイルだったので、ほぼ皆さんと一度はお話している 。だから配属後、プロジェクトで関わる時も「初めまして」じゃなく、「研修でお世話になりました!」から始められる。このコミュニケーションの取りやすさは、本当にありがたかったです。
藤本:私もそれはすごく思います。また、特に役立っているのは、「コミュニケーションの“言い方”」を学べたことです 。例えば、デザインのフィードバックや開発の方へのバグ報告の仕方です。研修中に「フィードバックの時にバグを見つけても、嬉しい感じで言うのはやめてほしい」って言われたことがあって 。「確かに!」と(笑)。そういう相手の目線に立った「気持ちよく仕事をするための伝え方」って、配属後に実務で失敗してからだと、なかなか注意してもらえないと思うんです 。それを研修というフラットな場で、専門家である先輩たちから直接教えてもらえたのは、本当に貴重でした 。
ー部署というより、プロジェクト単位でチームを組んで仕事を進めることが基本なので、顔見知りから始められることはOJT研修の付加価値ですね。そんな手厚いOJTを経て、二人は今、ディレクターとして活躍しています。
藤本:はい。私はPM3部で、Webサイト制作のディレクターをしています 。現在はメインで2〜3案件を担当していて、クライアントや代理店、社内のデザイナー・開発の方と連携を取りながら、スケジュールを引き、構成を考え、プロジェクトを期日までにゴールさせるのがミッションです 。
中野:私はPM1部で、大きく2つの業務を担当しています 。一つは藤本さんと同じサイト制作のディレクション 。もう一つがSNS運用です 。SNS運用では、毎月の投稿企画をクライアントに提案するところから、デザイン制作、投稿、そして数値分析と報告会まで、一連の流れを担当しています 。
ーOJT期間中と今とで、気持ちの面で一番変わったことは何でしょうか?
中野:「責任感」と「緊張感」ですね。OJT研修中は、自分が作ったものも社内に留まっていました 。でも今は、私が作った資料がそのまま社外に出て、クライアントの目に触れる 。そこには「お金」が発生しているし、私の資料一つで「MC事業本部」として見られる 。この感覚は、研修とはまったく違います。
藤本:すごくわかります。私は、関わる人との「関係性」が変わりました。OJT研修の時は、教えてくれる先輩方は「先生」という感覚だったんです 。でも配属されたら、その人たちは「一緒にプロジェクトを進める仕事相手」になる。ディレクターとしてこちらが「指示出し」をする相手にもなるんです 。ちゃんと対等な立場でリスペクトを持って関わらないといけない。この感覚の変化はとても大きかったですね 。
中野:姿勢も変わりました。OJT研修中は「教えていただく」のが前提でしたが、今は先輩方も皆さん忙しい 。だから、「自分から時間をもらいに行く」「フィードバックをくださいと求めに行く」という、能動的な姿勢が必要になったと感じます 。また最近、「何かあったらフォローするから、中野さんが思った通りに動いていいよ」「こっちに確認取らずに、報告だけでどんどん動いちゃって」と言われることが増えて 。手取り足取りの「研修」ではなく、「1メンバー」として任されるようになったんだなと 。「そんなに任せてもらえるようになったんだ」とちょっとレベルアップした気分です 。
ー1メンバーとして活躍するようになってきたんですね。奮闘する中で、一番「やりがい」を感じる時は何ですか?
中野:私はシンプルに、自分が担当したサイトが公開された時ですね!もう嬉しくて、すぐに親に「これ私が関わってるの!」って連絡しました(笑)。あとは、SNS運用で企画した投稿にコメントがたくさん来た時。「狙ってた反応きた!」ってガッツポーズです 。ユーザーさんの反応が数字や言葉で目に見えるのは、大きなやりがいです 。
藤本:私は長期案件が多いので、まだバーンと公開です!っていう経験はなくて 。私は「着実に進んでいく感じ」そのものにやりがいを感じています 。1年とか長い期間の中で、大変なデザインのフェーズを乗り越えたり、みんなでこだわって作ったり 。その「みんなで進めている感覚」が、すごく面白いです 。
ー「これがMC事業本部らしさだ!」と思うカルチャーはありますか?
中野:もう、「本当にいい人しかいない」に尽きます 。私がちょっと困った顔をしていると、周りの先輩が察して「どうした?」「会議でわかんないことあった?」って声をかけてくれるんです 。全然案件で関わっていないエンジニアさんまで「コーディングでわかんないことあったら、いつでもSlackしてきていいよ」って 。友人の話を聞いていると「この環境、当たり前じゃないよ」と言われるので、「あったけえ…」って思いながら、本当に恵まれているなと日々感謝しています 。
藤本:私も「人柄の良さ」はすごく感じます 。入社前は「職人気質な人もいるかも」と少し思っていたんですが、全然そんなことなくて、みんな優しくてよく話してくださる 。それと、「自由度の高さ」ですね 。働き方の裁量もあるし、いろんなバックグラウンドの方がいる 。でも、独立しすぎてコミュニケーションが無いわけじゃなく、飲み会やイベントなどの交流もある 。「干渉しすぎず、でもちゃんと仲はいい」このバランスが、すごく居心地いいなって思います 。
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