CO-NECTでは人事制度を2023年5月5日に新設しました。
初の人事制度であり、理想の組織を作っていきたい!という強い思いをもって策定しました。
本ストーリーでは特徴や背景について解説したいと思います。
人事制度で実現したかった事
CO-NECTのミッション「やさしいテクノロジーで社会をアップデートする」を実現していくためには、成果を達成するまでやりきる力がある人こそが組織の中心になって活躍してほしいと思っています。
人事制度を作るにあたっては、CO-NECTが求める人材とは何か?を明確にして、期待に合致した行動を評価して組織の中心になって活躍してもらい、活躍に応じた評価や処遇とすることを実現したいと思って作りました。
3つの特徴
#1 機会は平等、待遇は公平
平等と公平、似たような言葉ですが意味は全く違います。
広辞苑からの引用です。
【平等】かたよりや差別が無く、すべてのものが一様で等しいこと
【公平】かたよらず、えこひいきがないこと
CO-NECTでは機会(スタートライン)は平等、待遇(ゴールライン)は公平であるべきと考えています。
性別や年齢などで評価機会が異なることはあってはならないことだと思っています。しかし待遇まで平等になると、頑張った人もそうでない人も同じという、悪平等な状況になってしまいます。
そのため、待遇は分かりやすいくらいのハッキリした差をつける形にしました。CO-NECTでは成果に応じての昇給額が明確になっており、達成した人は社内にオープンになります。
そして、機会は平等なので、たとえば第1四半期での評価が芳しくなくても、第2四半期からは気持ちを切り替えてリベンジできるようになっています。
#2 相対評価しない
CO-NECTでは所属等級が高い=会社からの高い期待に応え続けている人という評価です。
そのため、等級が高い人ばかりになったらいいな~!と本気で思っています。
平均給与が爆上げしそうですが、そんなことが小さなことに思えるくらいに高い等級の人ばかりであれば組織の推進力が物凄い状態になってるハズです。
そう信じているからこそ、相対評価はせずに個人のパフォーマンスに対して絶対評価で所属等級を判断します。
#3 自律的な成長を支援する仕組み
特徴的な制度として、昇級審査では「自身のアウトプットやアクションが等級で求められている期待に対してどれだけマッチしているか」を説明してもらうことを求めています。(というより、審査はこれだけで行われます)
成果さえ出していれば、黙っていても引き上げてくれるという形ではなく、あくまで期待値を満たしていることをしっかりと自分の言葉で話してもらうことを求めています。
この仕組みにした理由はシンプルで、個人の成長や志向の方向性と会社からの期待値を合わせたいと考えているためです。
経営陣や評価者から見えている部分はあくまで一側面の可能性があるため、自身の言葉でしっかりと伝えてもらうことでお互いが納得した形での結論を出すことができると考えています。
このように、どうすれば社員それぞれのキャリア志向性と会社の期待値を擦り合わせられるか?という観点から仕組みを考えました。
今回の内容が記載されている人事制度紹介資料です。