【プレスリリース】Withコロナ時代、66.7%の経営者が、社員に「周りと協力する力(チームワーク)」を身につけて欲しい
Withコロナ時代「人材の重要性が高まった」
6割以上の経営者が、コロナ前と比べて「人材の重要性が高まった」と回答しています。
これはなぜでしょうか?
今回のコロナは、今まで会社が行ってきた人材育成・教育の答え合わせだったのではないかと考えています。
コロナショックに直面し、人材の力が無い会社は弱っていき、逆に人材個々が主体的に困難に立ち向かって行った会社は、コロナ禍でも前に進んでいるという結果になっています。
これはまさに、会社の人材力の差といえるのではないでしょうか。
ここで注目すべきは、人材が “高い知識やスキル” を持っていたかどうかだけではないとうことです。
“社員に身に付けて欲しい力は?” という質問に対して、最も多かった回答は、
「周りと協力する力(チームワーク)」です。
なぜなら、『コロナの対処法』などという “正解” は、世界中のどこにも無かったからです。
コロナに対しては、正解もわからない中、チームで協力しながら、必死に試行錯誤を繰り返す以外、前に進む方法は無かったのです。
それこそが、人材の本質的な力で、会社が求める人材の重要性ではないでしょうか。
Withコロナ時代 社員に対し「困難を乗り越える力」を求める理由
「周りと協力する力(チームワーク)」以外に、「困難を乗り越える力」を求める経営者も多く見られました。
その理由の多くに、まだまだコロナの影響が続くというものもあるのですが、それ以上に “不確実な未来” であるという捉え方が多いように見受けられます。
VUCA時代と言われて久しい(VUCAについてはこちらの記事もご覧下さい。)ですが、今回のコロナを受けて、未来が不確実であるということは、全世界の人が実感させられました。
多くの経営者は、この “不確実な未来” が当たり前の現代においては、既存の知識や正解だけでなく、自ら答えを創っていく「困難を乗り越える力」を重要に考えているようです。
Withコロナ時代 「困難を乗り越える力」はどのように育むの?
では、「周りと協力する力(チームワーク)」「困難を乗り越える力」は、どのように育んでいけばよいのでしょうか?
前述の通り、明確な答えが無いわけなので、誰かがレクチャーするというのは難しいように思います。
(レクチャーできるのであれば、誰も苦労していないですよね。。)
様々な考え方があると思いますが、EECでは、明確な答えが無い(自分たちで答えを創り出していく)事象に取り組み、それを “ふりかえり” またそれを次へ繋げる、ということを繰り返す以外に無いと考えています。
EECの研修プログラムの中核に “体験型” の実習があることも、その辺りの理由からきています。
今回のリサーチ結果からも、「非日常の研修」を通して、「周りと協力する力(チームワーク)」や「困難を乗り越える力」を身に付けて欲しいとの回答が多くありました。
コロナの影響もまだまだ続き、 “不確実な未来” が当たり前の現代、組織として、チームとして、そして個人として、強く・しなやかに進んでいくために、改めて今の教育について考える時期なのかもしれません。
EECとしても、『オーダーメイドで人と組織の可能性を拡げる』をコンセプトに、徹底的にお客様と教育に向き合っていきたいと思います。