働いている人
前回の『まだ見ぬ後輩』シリーズでは、「副島さんは、なぜこの会社を選んだのですか?」「どんな思いで働いていますか?」などに興味を持たれている学生さんがいらっしゃるということを書きました。
実際に働いている “人” について興味があるようです。そして今回は、その次に多い質問について書いてみようと思います。
EECで働く“イメージ”
次に多い質問は「具体的にどういうお仕事をしているんですか?」「もし私が入社したらどんな業務をしますか?」という具体的な業務内容です。
私がこういった具体的な部分を気にせず入社したこともあり(かなりレアかも…)、自身がその会社で働くイメージを明確に持ってから入社したい思われる方が多い印象です。
他にも「研修がないときは何をされているのですか?」「内勤と出張の割合は?」などなど。
業務内容
新卒の方が入社された場合、私と同じ『Essential Education事業部』の配属になります。社名が入っていることもあり、会社のコアであり、最前線です。
企業研修、学校教育、その他研修の企画から運営、フォローまで行います。特にEECは『オーダーメイドプログラム』なので、お客様のヒアリングと企画には他社の何倍も力を注いでいると思います。詳しくはこちらをご覧下さい。
細かいことをあげるとキリがありません。提案するまでの情報収集やプログラム開発、下見、トライアル。研修実施までの準備(テキストやスライド、装備、施設の手配、打合せなどなど)。
終わった後も、装備の片付け、EECオリジナル自己意識調査の集計、報告書作成…。まだまだありますし、お客様によって内容も変わります。
研修講師と聞くと人前に立って華麗に話をしているイメージや、活動の写真を見て「こんな楽しいことばっかりで良いな」と思われるかも知れませんが、それはほんの数日です。
どちらかというと大事なのは、その前後です。特に“前”だと思ってます。もちろん準備段階も楽しいですよ。
人にしかできない人に必要なこと
EECは『人と組織の可能性を拡げる』機会を提供する会社です。そのためだったら、屋外実習でも室内実習でもオンライン実習でも動画配信のセルフ学習でも手段はなんでも活用します。
しかし、新入社員の方にそれらの専門的なスキルは求めていません。私たちが求めるのは『人をリスペクトできる人』です。人にしかできない人に必要なEECの仕事だからこそ、ここは大事にしています。
学生の皆さん、専門スキルや資格を習得することも大事ですが、同時に(もっと小さい頃から)そのスキルを活かせるよう、人としても土台も育んで下さい。先が見通せない社会に出てまず問われるのは、そんな“人間力”です。一緒にがんばりましょう!