こんにちは、TOKIWA Lab.インターン生の高橋です。
今回のnoteでは、第2・3期インターン生である水野さんにインタビューを行いました。インターン生視点のインタビューから、株式会社トキワの魅力をご紹介します!
株式会社トキワの詳しいご紹介はこちらの記事(https://note.com/t_okiwalab/n/ne2081bf1b7c1)をご覧ください。
インタビュー参加者のプロフィールはこちら▼
水野:2020年11月より株式会社トキワにてTOKIWA Lab.運営インターン生として活動開始。現在都内の大学に通う3年生。もともと環境問題に強い関心があり、コスメ業界の中でもクリーンビューティーの方向に力を入れているトキワのインターンに興味を持つ。インターンでは、公式SNSの運営、PR記事・インタビュー記事の執筆、ウェビナーの企画・運営を担当
高橋:2021年11月よりインターン生として活動開始。都内の大学に通う2年生。広報やメディアに関心があり、大学ではフリーペーパーやWebメディアを運営するサークルに参加。
——インターンを始めたきっかけについて教えてください
水野:大学2年生の時、交換留学生としてイギリスに行く予定だったのですが、コロナの関係でダメになってしまって。自分に何かもう一つチャレンジを課そうと考えた時に、社会人として企業の中で働くことにすごく興味があったので、インターンみたいなものをしたいなと漠然と思っていたんです。
ちょうど環境系の団体に所属していて、環境問題に興味があるということを話していたら、「まさに合致する企業があるよ」と五十嵐さん(第1期インターン生)に紹介をいただき、やってみようかなと思ったのがきっかけです。
——環境問題そのものに興味を持ったきっかけはどんなものでしたか?
水野:『ザ・トゥルー・コスト』という映画がきっかけでした。ファストファッションが環境にどう影響を与えているのかを扱った映画なのですが、自分のアクションが裏方で服を作っている方たちの人権にいかに影響を与えているのかを知って、すごくショックでした。きらびやかな世界の裏側があまりに想像していない世界で、製品を買うことを通じて、私たちはそれを踏襲していて。私が楽しみでやっていることが誰かを泣かせてしまうことがあって、それに対してアクションを起こさないといけないと思ったんです。サステナビリティや持続可能性は、環境だけではなく人権も含んでいると考えているので、環境保護団体に入ったのもそれが理由でした。
ですが、(インターン生として)会社の中に入って、実際に製品化する際には買ってもらわないと意味がないことや、どんなにいいものでもターゲット層にリーチするためには、事業的に考えなくてはいけないということに気付きました。ビジネスとして考えて、利益を出しつついいものを作るのはすごく難しいことなんだなって思ったのが、インターンを通じて変わった部分です。
——ありがとうございます。では、実際にインターンシップをしてみて感じたことを教えてください
水野:やれることの幅がとても広かったのと、任される量も想像以上に多かったです! たとえば企画の立案から、実際に運営まで一貫でやるなど、自分たち(インターン生)がやることが多いのと、その分裁量権が大きく、自分たちでやることを決められたり、提案ができたりするのは、想像以上だったと思います。
——参加する中で感じたやりがいはありますか?
水野:自分の中ではやっぱり裁量権の話がすごく大きいです。インターンって聞くと、全体的なロードマップを見せられないで、「とりあえずこれをやってください」みたいな感じなのかなって最初は思ってたんですが、TOKIWA Lab.代表の金井さんって全体像を話してくれるんです。トキワの中でTOKIWA Lab.はこういうことをしようとしていて、だからSNSや広報はこういう役割があって、今伝えなきゃいけないのってこういうメッセージだよね、とか。大きいところを話してくれて、それを任せてくれるんです。トキワのインターンは、何をやるべきなのか自分で細分化していく作業が基本にあるんです。そういった一つ一つの裁量権が大きいところが、やりがいの一つです。
あとは、「試行錯誤していいよ」って言ってくれること。自分の経験に投資をしていただいているような形で、経験を積ませていただいたり、ラーニングの機会をいただけたりっていうのも、すごくやりがいでした。きっかけをもらえることで、言われなくてもその先ももうちょっとやってみようと思えるようになりました。
——インターンで大変だったことはありますか?
水野:ある意味プレッシャーだったのは、TOKIWA Lab.自体が最近始まったものだったので、数として成果をださないといけないと思ったことです。第1回TOKIWA Lab.に応募が46社集まっていて、それを越えたいよねとそれこそ1年前からずっと言われていて。すごく葛藤したのは、「応募者数をあげる」っていうのはわかってる、認知度を上げて、どんどん応募者数を獲得しなきゃいけないのもわかってる。だけど、トキワが本気で組める相手を探してこなきゃいけないから、誰でもいいわけじゃないって考えた時に、質と量ですごく悩みました。私たちは広報のプロではないから、数を出さなきゃいけない中でどうやって質を担保するかってことにすごく葛藤しましたね。記事をどこに出すか、どういう対談・ウェビナーを組めば応募の敷居が下がるかなど、認知度を上げることが一番難しかったです。
最終的には、審査員の方が頭を悩ませるような質の高い応募者の方に参加していただけたことと、MASHING UPでそれをお披露目できたことはとても印象的でした。
——ありがとうございます。そんなトキワのインターンの魅力について教えてください
水野:まず、トキワのいいところは、本気でスタートアップの支援をしようとしているところだと思います。あくまで事業の主体は採択者さんで、トキワは縁の下の力持ち的ポジションを全力で全うしているところや、単なる空想論ではなく、実際に事業として成り立っているところもかっこいいところです。インターンとして、そのようなトキワのいいところを伝え、応募者と会社の橋渡しをするということは、すごく魅力かなと思います。
——最後に、トキワでのインターンを一言でまとめるとしたらどのようになりますか?
水野:一文! 難しいですね……。前期はよくわからないまま一生懸命走っていたところがあるんですが、後期になって全く違う視点を持ったインターン生が入ってきたことで、今までぼんやりとやっていかなきゃいけないと思っていたものに、戦略的な像が作られて。知ってもらって、心をつかんで、行動に移してもらうことの段階が違うのを、広報なのにわかっていなかったんです。そこを叩き直して、コンテンツに落とし込めたのは今期ですし、自分の存在意義を実感できたのも今期ですね。
応募者に対しても、審査員に対しても、TOKIWA Lab.の説明と共に、自分って組織の中でどういう人間なのかっていうことを業務を通じて伝えていたと思います。だから、「伝える」だと思います。
トキワのインターンを通じて、一人じゃなにもできないって気付きました! 私、自分の中で良くも悪くもプライドが高い部分があって。だけど、それこそ記事を書く人がいて、それをどうやって伝えるのか戦略的に考える人がいて、それを上司の方とすり合わせる人がいて、全体を見てスケジュール管理や諸々こうしてかなきゃいけないよねっていう人がいて、初めて成り立つんだって思いました。プロジェクトとしてやることの意義をすごく感じて、いい意味で自分の無力さを知りました。
2期はインターン生が2人だったので、とにかくやるしかなかったんですが、3期に新しく2人が入った時に、適性ってものはやっぱりあるよなって思いまして。そこで初めてマネジメントの概念が出てきて、一人じゃ何にもできない、グループでやることに意義があって、私はそれがすごく楽しかったんです。自分の持ち場はこれです、でも自分だけじゃできないのでこの分野はこの人にお願いしたいです、っていう補い合いの関係で何かに勝っていくっていうのはすごく燃えることだと思いました。
——大変興味深いお話をありがとうございました
株式会社トキワでは、アクセラレータープログラム「TOKIWA Lab.」や、APD「TOKIWA KOBO」などを開催しています。詳細情報は以下のURLからご覧ください。また、インターンシップの募集も今後行う予定です。詳しくはwantedlyにてお知らせしますので、ぜひフォローをお願いいたします。
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