注目のストーリー
All posts
画家とは何か?なぜやるのか?誤解と本音
日本では画家というと生活するのが困難な職種、そもそも職種にすらなっていないと思います。ではなぜ僕が自分でアートスタジオを作り、経営というお金にかかわることをしてまで作品を作って、活動しているのかについて、周りの評価や評判とこちらの思いの食い違いがあるため、書いてみたいと思います。まずアートでお金に関わる経営をしてアート作品を作って制作、販売という事をしているのには理由があります。それは、画廊に完全に属していたのでは、自由な表現ができない事がまず挙げられます。アートの世界は基本的に無資格なため、老若男女誰でもなれます。つまり制作者はだれでもなれるため、愛好家の作家まで含めるとかなりの数いま...
ゴッホは実は売れていたのではないか??
こんにちは。田中拓馬です。今回は、アートの歴史の中で最も偉大な作家のひとりであるゴッホについて、作家の視点、また現在作品を販売している視点から、切り込んでいきたいと思います。ゴッホは生前1枚しか作品が売れなかったといわれています。こちらがその作品です。(参考資料1。)この作品は当時のお金で400フラン、現在のお金でいうと11万円で売れたそうです。そして購入したのは、ベルギーの芸術家協会アンナ・ボックという方らしいです。ですが、ここで気になるのはアンナ・ボックの肖像画も油彩で残されています。(参考資料2)この方は肖像画をプレゼントでもらったのでしょうか?普通に考えると、セットでもらったか、...
絵画レッスンのススメ
こんにちは。スタッフの関根です。桜もすっかりと散って、暑く感じる日も出てきました☀️ここ最近は外国人の観光客も増えてきており、田中スタジオにご来場いただくことが増えました。特に最近は、絵画レッスンの試みも始めており、外国人のお客様からもちょくちょくご参加いただいています🗼🌸もちろん皆様アート好きな方々で、「興味はあったけれど自分で描いたことはなかった!」という方や、「世界各国で絵画レッスンを受けるのが贅沢な楽しみのひとつ」という方もいらっしゃいます。また、ちょうど昨日も、スタジオの1階にあるLEON’S COFFEEオーナーの西川さんとカフェスタッフの女性にレッスンを受講していただきまし...
いい作品が生まれるとき
いい作品が生まれるときたまたま、あるオーダーメイドの作品で2019年くらいの作品をさがしていた。あ、この頃は伸び伸びと線が生きている絵があるな、と自分でも再発見することがある。絵を描いていく行為は、アイデア出しから始まり、技術的なものをどう取り入れて行くか、完成までどのくらい納期があるか、ないか、など常に頭に入れながら気合いを入れて描いていく。気合いが入りすぎて130パーセントもダメで作品が没になることもある。逆に気合いが抜けすぎて、70パーセントではいい作品にならない。20世紀を代表する画家、マティスやピカソの作品も全てが傑作ではない。美術館で我々が目にする作品や、一流オークションで滅...
アートで人生のドリームジャンボを見つける方法 その2
アートで人生のドリームジャンボを見つける方法について、第2回目として、どんな作品を買ったらいいか?について解説したいと思います。一般的にアート作品は原画という、本人が描いた作品と、版画という印刷した作品の大きく2種類に分かれます。原画は一般的には一点ものゆえ、価値が出やすい側面があります。一方で版画は大量に刷られたものは価値が出にくいです。もはや一点ものから遠く、ポスターに近くなるからです。では一点ものを買えばいいかと言うと、一点ものの原画は高いものもあるので、出せる範囲の金額で買うのがベストだと思います。版画に関しては沢山刷られているものは注意してみてください。よくエディションという言...
アートで人生のドリームジャンボを見つける方法 その1
アートで人生のドリームジャンボを手に入れる方法について考えてみたいと思います。アート?そんなものはよくわからないよ、確かにそう言う方も沢山いると思いますが、5分程度お付き合いださい。アートで人生のドリームジャンボを手に入れる可能性が高い方法はあります。アートは最大その作家が生きている間に10000倍値上がりしたケースは過去に、アンディーウォーホール、zozoの前澤さんが買ったバスキア、ジェフクーンズなどの作品など、知っている範囲でも何人もいます。つまり、1万円の作品を買って1億円の作品になったケースです。ウォーホールは初期に1万円でキャンベルスープの作品を売ってました。死ぬ頃にはMoMA...
アメリカのテレビ取材を受けました。
こんにちは☀️スタッフの赤木です☻さて、本日は前回のブログでお話させていただいた【レイチェルの展示会】に続いて新しいニュースがあったのでご報告させていただきます★レイチェルからテレビの取材がしたいとありがたいお話をいただきました!キャシー・アイアランド さんというとても有名な方が司会を務めているYHTVというアメリカのテレビ番組✨️大人気番組で何千万にとかなりの視聴率のある番組だそうです📺観てくださっている人数の多さに驚きました😳!!『絵を描く際は、どんなものにインスピレーション受けているの?』など、20分間びっしり取材を受けたそうなので、番組が楽しみですね☺️放送された途端、【田中拓馬...
ちょっと君!口を慎みたまえ!
昨日、2007年くらいの時にバックパッカーでニースに行ったとき出会い、その後シルバーのネコネックレスをつくってくれた張替君とお酒を飲みました。はじめはたわいもない話をしていましたが、だんだんといつものごとく熱を帯びてきて、話は作品の出来について議論になりました。彼が言うには、僕の作品を見た2012年くらいの頭から木の少年という絵は、明らかに気持ち悪く、説明を超えていて、絶対売れないような作品であった。しかし最近の作品はポップになってきて、売れやすい作品に変わったというものでした。そこで僕は、その頭から木の作品をホームページのワークス欄から調べ上げました。おそらく、浦和美園にいた時代の中国...
養老孟子さんのユーチューブから見る、都会にいて心を癒す方法
昨日夜、養老孟子さんのユーチューブをみてました。それの中の一つで心にを病むのは、現代のおいて心を病むのは多くは人間関係であるという指摘でした。古今東西、機械的に人間が集められた社会ではいじめが付きまとうという指摘でした。そのいじめ、いじめられている社会では人間の社会が大きくなりすぎていることによる弊害という話でした。というのも人間の社会での悪い面が肥大化したものが、いじめなどに表れているらしいのです。こういう辛い状況下で救いは一つあるらしいです。でもほとんどの心を病む、いじめなどの世界にない、特効薬は一言でいうと花鳥風月だそうです。つまり、人間外の世界に救いを求める。そこでは人間自体のわ...
大谷翔平も大活躍のマイアミの地で、アートも盛り上がっています
WBCを見てましたか?!大谷翔平はじめ大活躍で準決勝決勝と盛り上がったフロリダ州のマイアミ。そのマイアミのすぐ北にある「PALM BEACH パームビーチ」、この場所で田中拓馬作品も出品された展示会が開催されていました。【日程】3月23日~26日【アートフェア名】 palm beach MODERN+CONTEMPORARY【場所】PALM BEACH COUNTY CONVENTION CENTER https://www.artpbfair.com/【作品名】 I remember my home town【大きさ】 64in×64in / 163cm×163cmこちらは、...
綿菓子で勝機をつかめるか。
うちの会社の最近の取り組み。募集要項の本文にも書いていますが、訪日客、その中でも富裕層のお客様にスタジオに足を運んでいただくべく日夜努力しています。その際母体数がそもそもいなければ、富裕層にも出会えません。アート好きな富裕層の方だけを選別して取り組むのは難しい面もあります。先日、アート好きな豊かなフロリダの弁護士夫婦がスタジオを訪れました。バスキアの画集を見せると知らないと言ってました。どの国でも同じで業界の常識は一般の非常識ということは多々あります。そこで、僕の作品にも質問が及び、バスキアよりテクスチャがあるので好きだ、とお褒めの言葉をいただきました。これは余談ですが、このような訪日客...
本当にどう生きるか?
どう生きるか?どう死ぬか?どう生きるか?というのは、どう死ぬかに繋がり、どう死ぬか?というのはどう生きるかにつながると思います。人生は一度きりという人もあれば来世があるという人もいますし、前世があるという人もいます。これらには正確に答えることができません。つまり正確には、わからないということだと思います。人間は曖昧な生き物なので、認識自体どういうものであるか正確にはわかっていません。それがバグっていたりして確実性がない中で最善と思われる道を選び、日々もがいているのが我々ではないでしょうか。都市でどんなに優雅にお茶を飲んでいる女性もハチがくれば取り乱しますし、一見余裕があるように見える人も...