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やさしさ・正直・勇気の練習の話
小五の娘から「クラスのある男子に優しくしても損ばかりしている」という愚痴を聞き、情けは人の為ならずというのは本当かと聞かれたところから「それはいい質問だね!」と私が割と大事にしてる話を早口にしたまとめです前提私はあらゆるものは行動とそのための練習が必要だと考えて生きています。例えば愛情や優しさのようなものも良くも悪くも単に行動であり、行動するには知識や練習が不可欠だという考え方です。優しい人というのは優しくする方法を知ってるし、優しくしてきた経験がある人なのです。愛といえども行動とその技術に分解でき、行動以外はないそして行動として何をいつすべきか知っていても、それを普段から練習できてなけ...
トクイテン流、ロボットのリモート開発の進め方
こんにちは。トクイテン共同創業者の森です。今回の記事は、トクイテンでおこなっているロボット開発の進め方について、リモート開発という観点からご紹介します。愛知と東京の二拠点開発コロナ禍に創業したということもあるのですが、それよりも森が東京、共同創業者の豊吉が愛知に在住しているということもあり、リモートで事業を進めることは前提として考えていました。豊吉が以前起業した会社では、コロナ禍以前から複数の拠点や自宅でソフトウェアを開発する体制ができていて、様々な試みを行なっていて、当時の会社のブログなどでも公開していたのを読んでいました。今回の企業でもその経験を踏まえて、体制を作っています。リモート...
トクイテンでの副業はどんなか
こんにちは、トクイテンの豊吉です。緑肥として植えてる蕎麦の花。奥は新ハウス来週完成する予定の新ハウスの準備と、もうすぐ出展する展示会の準備でかなり忙しくなってきました。20aのハウスの栽培ではバケツやジョウロは何個いるのか?下駄箱のサイズは?そういった基本的なことから初めてなので周囲の経験者に聞きながら1つ1つ進めています。数ヶ月前までは農作業の人員の採用ができておらずこのニュースレターの読者の方にも協力をお願いしてきましたが、幸いよいチームが作れそうです。ありがとうございました。さて、今回はトクイテンでの副業やパートタイムの方の働き方を紹介します。Slack(社内チャット)には18人が...
約11.7億円で採択|農林水産省「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)」に採択されました
株式会社トクイテンは、農林水産省「中小企業イノベーション創出推進事業」(SBIRフェーズ3基金事業)(以下、「SBIR事業」)の第2回公募分において採択されました。弊社は、SBIR事業のテーマC「農作業の自動化・効率化のための革新的スマート農業技術・サービスの開発・実証」において、「みどりの食料システム戦略実現に寄与する大規模有機スマート農場の開発」をテーマに提案を行い、交付金額 約11.7億円で採択されました。 弊社はこれまで、有機農業の推進のため、AIやロボット技術を活用した営農の省力化、各種環境データの取得とそれに基づく栽培管理計画の策定・実施、データに基づくハウス内環境制御の自動...
有機農業とロボットの関係
我々トクイテンは有機農業をロボットで自動化していこうというスタートアップです。会社の説明をしていると、そもそも有機農業って何? という質問を受けます。有機農業が何かというのは説明することが多すぎて私には難しいです。しかし私たちがどういう点で有機農業に着目して取り組んでいるのかは説明できるので、今回はそこを説明します。有機農業とは?日本の法律では下記のように定義されています。「化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業をいう。」【有機農業関連情報】トッ...
(メンバー紹介)ロボットが働く環境も開発する。ベテランエンジニアの挑戦
トクイテンは「持続可能な農業へのシフトを加速する」ことをミッションに掲げます。これを実現する手段の一つがロボットです。前原さんは大企業からスタートアップまで、さまざまな会社を渡り歩いてきたロボットエンジニア。トクイテンが実現すべきロボット像を着々と形にしています。【プロフィール】1979年埼玉県生まれ2004年大学院(情報環境学専攻)修了産業用サーボモータの開発やさまざまなロボットシステムの開発に従事ー今の仕事内容を教えてください。いろいろやっていますが、特に関わっているのは吸引型の収穫ロボット開発です。ロボットはトマトの位置を把握するカメラを持っていて、カメラが撮影している画像の中のど...
(メンバー紹介)ロボットは技術の総合格闘技。自然に囲まれながら切磋琢磨の日々
トクイテンの魅力の一つは、開発したロボットを自社農場で実験できることにあります。 奥野さんは現地現物で開発を進めるエンジニア。ロボットを動かすために必要なことは全てやる意気込みで、日々の実験に取り組んでいます。 ハードウェアからソフトウェア、AIに電気回路といった技術の集合体と言えるロボットと日々向き合う奥野さんに、トクイテンでの仕事内容や思いを聞きました。【プロフィール】山口県出身研究所とベンチャー企業でロケットエンジン開発に7年従事2022年6月より業務委託契約でトクイテンに参加ー今の仕事内容を教えてください今はトマトの吸引収穫ロボットの開発に携わっています。農場で実際にロボットを動...
(メンバー紹介)農業とエンジニアリングをミックス。自然を相手にしたロボット開発に充実感
ロボットとAIで持続可能な有機農業の実現を目指すトクイテン。野々山昭太さんは、ロボット開発でビジョン実現を支えるハードウェアエンジニアです。 自動車部品の設計・試作を手がけるエンジニアでしたが、農業への思いが高まりトクイテンへジョインしました。 農業とエンジニアリングを融合する野々山さんに、トクイテンでの仕事内容や思いを聞きました。【プロフィール】1985年愛知県生まれ2009年大学(機械制御システム工学部)卒業設計事務所で主に自動車部品やパーソナルモビリティの開発・設計・製造に従事ー今の仕事内容を教えてください。僕はハードウェアの開発がメインです。 今作っているロボットは収穫用の「ティ...
吸引型収穫システムの特許取得について
この記事は、2024年4月12日にnoteへ投稿した内容ですトクイテンの森です。年度末進行が年度始まりまではみ出てしまって、修羅場が続いていましたがやっと一段落しました。ほっと一息したところです。NHKニュースにトクイテンの収穫ロボットが紹介されましたNHK名古屋でトクイテンの吸引型遠隔収穫ロボットが紹介されました。トクイテンの名前は出ませんでしたが、NHKなので仕方ないところです。(動画は以下のリンクからご覧ください)5G活用しロボット遠隔操作 作物収穫の実証実験 愛知 知多|NHK 東海のニュース【NHK】愛知県知多市にある農業用ハウスで、高速・大容量の通信規格5Gを活用し、遠隔でリ...
農業ロボット開発の優先順位の決め方
こんにちは、トクイテンの代表の豊吉(とよし)です。トクイテンはミニトマトの収穫ロボットを作っているだけでなく、実は今農業ロボットを何種類も同時に作ってるという話をします。たくさん作ってるのにタイヤだけでもこんな数になります簡単なものも含めるとこんな感じですミニトマトの収穫ロボットミニトマトの葉かきロボットモニタリングロボット(収量予測、病害虫発見)防除ロボット(害虫の捕獲)液体噴霧ロボット今後作りたいとかではなくて今同時に開発をしています。複数のことを同時に進めてしまうのは良くないことも多いのですが、トクイテンなりの理由があってこのような進め方をしています。同時に何台も組み立てていきます...
トクイテンの採用プロセス
こんにちは、トクイテンの豊吉(とよし)です。さて、12月15日は月に1回開催している会社説明会の日でした。採用についてもある程度やり方が整ってきたので、どんな形でトクイテンと接点を持ち、採用まで進むのか今日は紹介します。入社の前後でギャップがないようにする気をつけていることは入社前とその後で「あれ?なんか違うな?」ということがないようにするということです。例えば採用サイトに書いてあるような自由な雰囲気はなかった社内のノリが好きな雰囲気じゃなかった働いている人が楽しそうじゃなかった面接で話した人は良さそうだったけど、一緒に働くチームの人は・・・こんなことがないようにするように工夫をしていま...
創刊号:どうして農業とロボットというテーマを選んだか?(2021年9月10日配信)
💡このnoteは過去に配信したメルマガの内容を再投稿したものですこのメルマガではまずは、トクイテンをより知っていただくために8月6日の会社創業までの活動を紹介させていただきます。今回は私がどうして農業とロボットというテーマを選ぶに至ったかをお話しします。まず、私は出身が岐阜県で小さい頃から農業が身近にありました。家から車で20分ぐらいのところに住んでいた祖父は春には山でとれたワラビやコシアブラを出荷したり、秋には親戚の柿農家の仕事をするというフリーターのような生活をしていました。私も休みの日には手伝って小遣いをもらうなどしていました。祖父は「山だけはちゃんと守れ。そうすれば生活はできる」...