今回はTOP Searchの社員にフォーカスを当てて、これまでのキャリアやTOP Searchでの仕事ぶりに関してインタビューを行いました。今回は一人目社員として入社をした水田寛さん。3万人規模の大手日系人材企業から、創業間もないTOP Searchに入社をした水田さんにお話をお聞きしました。
水田寛さんプロフィール
関西学院大学理工学部卒業後、新卒で大手日系製造専門の派遣会社UTグループへ幹部候補として入社。北関東エリアの新規営業と、大手住宅メーカーの物流ラインでの請負管理や、千葉事業所の立上げや茨城エリアの大型案件をマネージャーとして拡大を牽引。2022年10月にTOP Searchへ1人目社員として入社をし、現在シニアコンサルタント兼経営企画として、事業をリードしている。
――社会人になってからのキャリアを教えてください。
新卒で入社した会社は、幹部候補採用という役員クラス直下での採用でした。大学時代から将来は経営者になるという目標を持っており、少しでも早くその目標を叶えられそうなUTグループを選びました。
入社当時から、北関東エリア全体の新規営業を行いました。営業リストなるものはなく、自らネットの情報を元にリストの作成から行い、全国にいる同期12名と切磋琢磨しながら、テレアポを毎日行っておりました。自身がテレアポをしたクライアント様と契約になり、その後自社の社員の人がそこで活躍をし、会社の売上になっていく姿に、感動を覚えたことを今でも覚えております。
またその後は、大手住宅メーカーの工場内の請負職場の現場管理を職長として担当させて頂きました。皆さんも一度は見たことのある住宅メーカーの物流工程(30名規模)を現場の中に入って担当をしておりました。派遣業は、お客様の職場で働く自社の社員を外からサポートすることが求められますが、請負管理は、自身がお客様の工場の中で仕事をし、そこで働く自社の社員の作業管理や労務管理、現場の改善案の提出まで全て行う必要があります。現場経験のない25歳が、その道20年の自社の社員の上に立ち、指示を出す必要がある、なかなかできない経験をさせて頂きました。
請負職場を経験したのちは、千葉エリアの事業所の新規立ち上げ(当時は千葉エリアはほぼ未開拓の地でした)や、茨城エリアの大型クライアント様を担当することになりました。特に茨城エリアの派遣管理業務は、非常にハードだったことを記憶しております。当初10名規模から始まった事業所でしたが、最終的には300名規模になり、毎週約10名づつ全国から入社をしてくる大型案件でした。そこでは、2つの事を大きく学びました。1つは、「人が長く働く職場を創ること」は結構難しい事。毎月15人が辞めていく職場でした。もう1つは、PL(Profit&Loss)と事業の重要性。300名規模の職場であり、毎月30名規模で出入りが発生する為、自身の活動がもろにPL上の売上やコスト削減に明確に影響する環境でした。当時はどのように来月の数字を変化させるかを考えながら仕事をする事に面白みを感じておりました。
――ベンチャー企業であるTOP Searchに入社した理由は?
代表の夏目と共通の友人がおり、その方が夏目を紹介して頂きTOP Searchに出会うことが出来ました。もともとも経営者になりたいと感じUTグループへ入社を決めましたが、どうしても自身の成果が経営に直結している事を感じづらく、下記3点を転職活動の軸として活動をしておりました。
① 経営層との距離が近い事
② 自身の成果が、経営に大きなインパクトを与えられる環境
③ 一緒に仕事がしたいと思える人がいる事
転職活動をはじめ3社目ぐらいで、代表の夏目と出会いました。正直、出会った初日でここにジョインする事を決めていたと思います。理由は、ここでも3つありました。
① 夏目の元で最高の営業を学べる事
② 一人目の社員であり、経営の成果と自身の成果がリンクすること
③ 新しい挑戦になること(自身が今まで接したことのない年収帯の方の支援が出来る事)
――TOP Searchでの仕事内容を教えてください。
弊社は両面型の人材紹介ビジネスである為、コンサルタントが自身のクライアント様を担当し、クライアント様が求める人事のプロフェッショナルを市場から探し出してくるイメージの仕事になります。その為、一人のコンサルタントが、クライアント様をうまく採用成功に導くことと、転職希望者の人生に寄り添いながらキャリアコンサルタントを同時に行う必要がある仕事になります。
弊社は、「年収700万円以上の人事に特化した人材紹介」である為、クライアント様と転職希望者も全て基本的に人事の方になります。その為、クライアント様が候補者様に、候補者様がクライアント様になったりと、その方の公私ともに深くまで入り込みやすい事が、このビジネスの面白みといえます。
私の場合は、人材紹介未経験であった為、正直全てが「無」の状態だったことを覚えております。夏目がゼロ距離で毎日トレーニングをしてくれたため、少しづつ成果が出始めました。
同時に、私は当初から経営に携わりたいと感じていたため、組織作りに関わる様々なプロジェクトにも関わらせて頂いております。例えば、人事制度(給与、報酬、評価制度)の策定や、経理業務、VMVの策定など、今は小さなことですが、将来の組織において重要な事へ携われることに喜びを感じております。
2024年2月からは、RPO事業の立上げ、2024年7月からは人事業務委託人材の紹介事業の立上げなど様々な事業の立上げも経験をさせて頂きました。
――水田さんご自身が、今後TOP Searchでの仕事を通じて、成し遂げたいこと・挑戦したいことは?
たくさんあります。今回は3つお伝え出来れば思います。
まず目先の成し遂げたい事は、「自身の強みを最大限生かした、再現性あるコンサルタントとして活躍をする事」です。自身が将来的に組織を率いるためには、まずは自身が最も売れる営業マンになる必要があると考えております。その為には、自身の強みを理解し、それを最大限日々の活動に反映させること。またそれを他人に伝えて、実行させられるレベルまで再現性を持たせることを意識しております。
2つ目は、「仕組みを創り、コンサルタントが活躍する“場”を創ること」です。TOP Searchで様々な事を経験する中で気がついたことですが、“仕組みを創る”ことって結構面白いんですよね。良い仕組みができれば、自然と人が活躍しやすくなり、成果を出してくれる。今は、業務オペレーションの観点や小さなことからスタートをしておりますが、組織が大きくなれば、その効果がさらに大きくなると思うとワクワクしますね。
3つ目は、地元が愛媛なので地元に何か貢献出来る事をやってみたいです。それがキャリア教育の観点なのか、働く場所を愛媛に移し、税金をしっかり納めることなのか(笑)は、まだ明確ではないですが、18歳まで過ごした地元であり、両親、兄弟がいる地元へ何か貢献をしたいと感じております。ちなみにTOP Searchは全国どこからでも仕事が出来るフルリモートなので、最大限いつかはこの制度を活かしたキャリア形成をしていきたいです。