4月から新メンバー加入!嬉しい。ありがたい。
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1.身内で研修してない問題
ところで何から伝えようか?
ぼくらイツノマらしさって?
ここ2年ほど、ありがたいことに、自治体や企業から人材育成・研修のお仕事をいただいてそれ風のこと言っときながら、内部でちゃんと自分たちの仕事について、伝えたり共有したり議論したりがなかったなと、新年度早々に猛省。。
ところで何から伝えようか?
ビジョンか?
ミッションか?
いや実務のスキルか?
すべてしっくり来ませんでした。
ビジョンやミッションは、価値観だから共感は得ても、磨き上げる感じがしない。かつ精神論で終わりがち。
実務のスキルは、もちろん必要だけどいまじゃない。
2.一番伝えたいのはスタンス
いま何を伝えるべきか?
スタンス。
そうだよ。
去年、ラジオ『リノベの時間』で鯛島さんとあれだけ盛り上がっておきながら、ほったらかしだった。
もともと「スタンス」が一番大事だと思ってた。
特に、自分がずっとベンチャー企業で地方のまちづくりに関わって、社内ではずっと人事やってたから。
にもかかわらず、これまで言うだけで、具体的なアクションへの手引きは暗黙知ゾーンにほおっといた。
ということで、4月1ヶ月、毎日1時間、新メンバー研修という大義名分のもと、スタンスに向き合い、言語化・見える化を試みました。
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ぼくにとって、すべての仕事の入口は「どうすればできそうか?」
ここは新旧問わず、大学生インターンも含めて、なんなら一緒に活動している中高生にも共有(強要)したいポイント。
考えてみれば、いままで合わなかった人って、いい人や仕事できる人でも、スタンスが違ってたのが大きかったんだよね。
「どうすればできそうか」を前提にスタートさせて次のステップ
自分にできそうなこと
自分だけではできなさそうなこと
まずは「自分にできそうなこと」1つめの「ポジティブ」について。
3.ポジティブという技術
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「ポジティブな人っていいですよね。私はそういう性格じゃないので…」
みたいな件、言われたことありません?
ぼくはいつも即座に首を横に振ります。
ちがう。ポジティブは性格じゃない。技術だ。
実際にぼくが見てきた地方のまちづくりの現場では、もともと明るくて前向きな人だけが活躍するわけじゃない。むしろ逆で、ネガティブな状況を何度も打開してきた人が残っている。
都農町に移住して7年目。宮崎県の人口1万人の小さな町でまちづくりの仕事をしていると、ネガティブな状況は日常茶飯事だ。
前例がないから
忙しいから(早く帰りたいから)
失敗したら出世にひびくから
当事者がいないから
担当が異動になったから
町長が変わったから
あの人が苦手だから
そんな環境で、明るい性格だけで乗り越えられるはずがない。
必要なのは別のものだ。
4.「事実」と「解釈」を切り分ける
ぼくが思うポジティブとは、起きた事実をどう捉え直すか、という「ものの捉え方」の技術だ。
事実は変えられない。でも解釈は変えられる。
たとえば売上が8割消えたとき、「終わった」と捉えるか「新しい仕事できるな」と捉えるか。これは性格の話ではなく、意識的に思考する技術だ。
研修で伝えたのは、3つの変換方法。
言葉を変える
ネガティブな言葉を、別の言葉に置き換えます。
前職の経営会議で各役員があまりにネガティブなことばっか言うもんだから「ポジ語尾強制」ルールをもうけたことがありましたw
「◯◯ない」を禁止
「◯◯すればできそうだ(かも)」とか
「難しそうだけどこうやればできそうです」とか
「◯◯の可能性はあると思います」とか
みんな、考えるのは言葉を考えるんだから、ポジティブな言葉使ってれば、ポジティブに考え続けるでしょ、という幼稚なことを真顔で言ってます。
いまもなお。
主語を変える
ネガティブになるときって
「お前が悪い」
「彼、彼女がダメだ」
「彼ら、彼女たちがダメだ」
「うちの会社がダメだ」
「社会、世の中、日本がダメだ」
と主語が自分以外、かつ大きくなりがち。
逆に自分主語でつきつめすぎてもメンタルやられるだけ。
視野を広げて!なんて精神論で、そんなすぐに広がるものではないけれど、主語を変えて考えるのは誰でもできるはず。
時制を変える
やたら過去を持ち出していまを語ろうとする人。
今ばっかり見て、将来のことに頭がいかない人。
将来不安ばかりが先に立ち、足元みえてない人。
言葉、主語と同様、誰でもすぐ使える、変えられるのが時制。
ネガティブな状況がどの時制にいるかを認識して、過去・現在・未来の最低3つは行き来してれば、少しぐらいの可能性は見えてくるはず。
5.ネガティブな時にこそ問われる
順調なときにポジティブなのは、誰でもできる。
それは能天気に近いレベル。それこそ性格で事足りる。
本当に問われるのは、ネガティブな状況のときだ。
31歳で手形不渡り。会社が倒産し、職を失った。
41歳で民事再生。900人規模になった会社が再び経営危機
56歳で町の体制が変わり売上8割が消えた。
ぼくのキャリアは、三転び四起きのジグザグだ。
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そのたびに感じたのは、
「ポジティブでいることは選択」
ということだった。
どん底にいるとき、自然に前向きにはなれない。
意識的に、解釈を変えようとすることでしか、前には進めなかった。
だからポジティブは才能でも性格でもなく、繰り返しの練習によって身につく技術なのだと、今は確信を持って言えます!
6.地方で働くなら、なおさら必要だ
どの仕事も、どこでやるにも、難しいことは多いものです。
地方の小さな町でのまちづくりも、難しいことだらけ。
だからこそ求められるのが
前向きに翻訳し続ける力。
「できない理由」を「どうすればできるか」に言い換え続ける。
自分も含めて、1人で言い換え続けるのは難しい。
だからチームが必要なのです。
ぼくの経験では、チーム内における
ネガティブ菌の繁殖速度と威力はポジティブ菌の何倍以上。
なので、できる対策としては、1on1を重ねながら、チームとしてのポジティブな空気の醸成に最優先で時間を使い、お金もかける。
それが経営者の仕事だと思ってやってます。
現在進行形のたたかいですが。
ちょうど4年前のGWに書いた「ポジティブ」記事です。参考までに