こんにちは、株式会社サンビームです。
これまでに「交通システム部」の業務紹介として、交通量推計、また推計により得られる各種指標の分析・評価について紹介しました。
「これってシステムの仕事なの?」と思われた方もいるのではないでしょうか?
そこで、今回は「システムっぽい」お仕事を紹介します!
■ビッグデータの集計・分析
近年、社会情勢の変化や関連技術の発展により、様々な分野で大量のデータが収集、利用されるようになっています。私たちの交通分野にもその波は押し寄せており、交通系ビッグデータを扱う仕事も多くなってきています。
具体的には、車や人の位置情報をGPSや携帯電話の基地局情報から高頻度で取得したデータ(私たちはこれをプローブデータと呼びます)や、CCTVなどのビデオカメラ映像、ETCや交通系ICカードの利用情報からわかる人や車の移動情報など、さまざまな交通関連データを分析することで、交通課題の解決や施策の展開、評価などに利用しています。
当然、EXCELで扱える約105万行のデータよりも遥かに多いため、プログラムやDBなどの知識が必要になってきます。
■交通に関する調査データの作成
日本では、交通に関する大規模な調査が数年に1回実施されています。
交通システム部では、これらの調査データのの作成に携わってきました。
(全国道路・街路交通情勢調査、全国幹線旅客純流動調査、パーソントリップ調査、物資流動調査 等)
作成された調査データは、調査時点の交通状況の把握や経年変化等の分析に基づいて、問題・課題を整理するための基礎資料に活用されます。
以前紹介した、「交通量推計」は、ここで作成した調査データや各種社会経済指標等を利用して実施されます。
■各種システム・プログラムによる業務支援
交通システム部では、部署を問わず業務に利用する汎用的なシステムやプログラムの開発を行っています。
・交通量推計プログラム、および結果を解析するためのシステム
・プローブデータを道路データに対応させるマップマッチングシステム など
このほか、業務ごとの目的に特化したプログラムを作成したり、他部署からの要望にも応えて、業務の効率を図っています。
■社内ネットワーク・サーバー・PC等の環境整備
近年では各業務で扱うデータ量が著しい増加傾向があります。ましてや、「ビッグデータ」って、その名の通り・・・、デカいです。そのデータ保存用としてストレージサーバを使用していますが、毎年のように入れ替えや増設をしています。
また、PCの入れ替え頻度も高く、毎年5台以上は購入しています。
これらを用意し、運用・管理するのもシステム部のお仕事です!!
(これ、実は結構大変です・・・泣)
興味がある方は、気軽に遊びに来てくださいね!!
では。