兼松シードポートのDX担当として、社内アプリの開発・拡張に携わる、エンタープライズサービス部DX推進課の藤原汀さん。前職はシステムエンジニアではなくコンサルタント。開発は兼松シードポートに来てからのスタートです。それでも今は、設計・技術選定・プログラミングと、SEそのものの仕事をこなしながら、エンドユーザーである兼松本社の営業担当者と直接向き合う環境に充実感を覚えています。
「大きなプロジェクトだと、自分の仕事がどう使われているかが見えないことが多いと思うんです。でも兼松シードポートではエンドユーザーに直接感謝されたり、リアクションをその場で受け取れたりするので、それがやりがいになっています。」
兼松シードポート・兼松・そして兼松の孫会社の3社が混成したチームで働く、藤原さんの1日に密着しました。
8:40|出社・窓際の席を確保する
▲早めに出社するのが藤原さん流
兼松シードポートの業務時間は9時から17時半。ただ、藤原さんは毎朝少し早めにオフィスに入り、8時40分ごろには席についています。
「弊社は早朝勤務もサービス残業にならない設計になっています。そのため、早めに出社している方は、社内でも結構多いと思います」
オフィスはフリーアドレスで、毎日席を選ぶことが可能。藤原さんがいつも目指すのは、窓際の席です。理由はオフィスの大半を占めるのは営業担当者のため、常に電話が飛び交っているから。集中して作業するには、少し離れた場所にマイスペースを築くのが、藤原さんに限らずエンジニアメンバー達の自然な習慣になっています。
兼松シードポートではテレワーク勤務が採用されています。そのため、週に2日程度は在宅、1~2日は兼松本社オフィス、そして時には八丁堀にある兼松シードポートのオフィスに出社することもあり、藤原さんの勤務地はフレキシブルに変わっています。
「在宅の日はフレックスをフル活用し、7時半から稼働して15時半に業務を終え、スーパーに行き家事をこなすなど、柔軟に働く時間を調整しています」
こう話す藤原さん。「計画的に動かないと、時間が溶けていくので」と笑いながら話す姿は、とても頼もしく感じます。
9:30|チームの定例ミーティング
藤原さんのスケジュールは、午前は定例など、会議が組まれることが多いといいます。ちなみにチーム定例は週に2回で、オンライン開催が基本となっています。
「兼松の文化として、午前中の早い時間にミーティングが集中しやすいんです。午前は商談が入りにくいため、定例もその時間帯に組まれることが多いです」
定例会議が終わったあとその熱量のまま、「じゃあこれやらなきゃ」「あれはどうする」という話になったら、その流れで、少し話し込むことも。午前中はミーティングとそれに付随するやり取りで過ぎていきます。
「このミーティングは何を解決するためにやるのか、をはっきりさせておくことは意識しますね」ミーティングに臨む際の心構えについて、藤原さんはこう話します。
営業担当者が入る場では、話が盛り上がりすぎて思わぬ方向に広がることも珍しくありません。そういうときに出てくる「それも不満で」「こんなこともしたい」という声は次の課題として大事にしながら、「でも今のスコープはここだよね」という軸を手放さないようにしているそう。
発散させる部分と、収束させる部分を切り分けることが、藤原さんなりの“会議の流儀”のようです。
10:30〜12:00|開発・個人タスクを進める
ミーティングが一段落したら、自分のタスクに向き合う時間に入ります。
現在のメインは、すでにリリースしている2本の社内アプリの拡張開発です。限定的な機能でリリースしたものを、より汎用性の高いアプリへと育てていくのが今回のミッション。要件定義はおおむね終わり、今は開発を進めていくフェーズに差し掛かっています。
「先々月ごろまでは、営業さんとの要件定義ミーティングが頻繁に入っていました。どういう機能が欲しいのかを一緒に練っていき、今はそれが終わって、開発がメインになっています」
タスクを進める中で詰まったときは、先輩にTeamsで「お時間もらえますか」と声をかけ、電話相談に切り替えます。チームメンバーはそれぞれ出社場所もバラバラなので、オンラインでのやり取りが自然と増えているといいます。
また対面の際は、会議室を押さえるよりも、近くのソファ席やオープンスペースに集まって話し込むことの方が多いとか。兼松シードポートは年次や役職による隔たりがないフラットな環境なので、どんな時、どんな場所でも、しっかりと話せる関係性を築ける点が特徴です。
ちなみに毎週木曜は、丸の内にある兼松本社にDXチーム全員が集まり、カフェテリアで10時〜17時まで、雑談しながら各自業務を進めるという、特別な時間を設けています。
「会議というよりは雑談ベースで、『ここが分からない』といった話をしながら仕事している感じです。フラットに相談できる貴重な時間ですね」
この時間は、兼松の営業担当者からの相談の場としても機能しているとか。ここでのやり取りが、人と人との距離をグッと縮め、プロジェクトの進みを良くする役割もあるようです。
11:50|ランチへ。定番は近所のイタリアン
▲オフィスの周りはお店が多く、ランチ難民の心配はなし
ランチはお店が混む前に動き出すのが、藤原さんたちの定番スタイル。11時50分ごろになると、誰かが「行く人?」と声をかけ、集まってランチに出かけます。
「丸の内エリアはお店が高くて混むので、なかなか外には行かず、普段はお弁当を持参しています。逆に八丁堀のオフィスに出社した時は、メンバーと外に食べに行くことが多いです」
オススメを聞くと、オフィスから徒歩5分のイタリアンが定番と教えてくれる藤原さん。お客さんの回転が早く、大人数でも席が取りやすいため、気づけばリピート率も高めとのこと。
現在兼松シードポートでは、隔週で社員全員が八丁堀に集まる日があり、そのときはランチ参加者が10人ほどになることもあります。ランチの席では、仕事の話から雑談まで、色んな話題で盛り上がります。
「若手だけの席になったら、仕事以外の話が多いですね」
ちなみにこの日は、「お財布のベストなサイズ感は?」といった話で盛り上がっていました。普段はオンライン会議が多いため、仲間たちと直接会って気兼ねなく話せる貴重な時間が、このランチタイムだといいます。
13:00〜17:30|午後は集中して開発を進める。合間には"散歩"も
▲集中作業にはヘッドホンが必須アイテム
「午後は自分の作業に集中している時間が長いですね」
午前とは打って変わり、午後は会議がほぼ入りません。藤原さんにとって、腰をすえて開発に向き合える集中時間となります。
窓際の席でヘッドホンをつけ、自分の世界に没頭する藤原さん。周囲では営業担当者たちが電話を続けていますが、ヘッドホンひとつでスイッチを入れ、退社まで作業を進めていきます。
また作業の合間には、気分転換に近くのカフェやコンビニに出かけることも。往復5〜10分ほどの散歩が、集中力を保つ秘訣のようです。
「普段、同僚に誘われて、コーヒー休憩を取ることもあります。オフィスの近くにはカフェが多くて、コーヒー好きの詳しいメンバーもいるんです。誘われたら、ついつい一緒に行ってしまいます(笑)」
メリハリを持ちながら作業を進め、定時の17時半になったらPCを閉じ、周りに挨拶をしてオフィスをあとにします。
「残業はほとんどなく、定時で帰る日が多いです」とのこと。兼松シードポートは、ベンチャー企業でありながら、残業時間なども含めて労働環境の整備に力を入れている点が特徴です。こうした企業姿勢が、藤原さんのやる気とパフォーマンスを支えているのです。
▲上司と雑談してから退社することも
自分の仕事がどう使われているか、ちゃんと見える点がやりがいになる!
最後に、藤原さんに兼松シードポートでのやりがいについて教えてもらいました。
「大きなプロジェクトだと、“歯車の1つ”として自分の仕事がどこに広がっていくか分からないことが多いと思うんです。でも、兼松シードポートはそんなことなくて。直接感謝されたり、『それ、いいですね!』って言っていただけたりするのが嬉しいです。あと、私の前職はSEではありませんでした。だからこそ、設計や技術選定、プログラミングができていること自体が、今も新鮮だし、楽しいです!」
知らない用語が飛び交う環境に最初は戸惑いながらも、調べるたびにIT方面の視野が広がっていく感覚が楽しいと話す藤原さん。また、エンドユーザー(営業担当者)と距離が近いことは、IT業界ではそう多くない環境であり、今の仕事のやりやすさや学びにもつながっているといいます。
仕事の手応えを笑顔で話しながら、藤原さんは会社を後にするのでした。