こんにちは!RIZAPテクノロジーズ内定者(インターン生、2025年度入社予定)の小川です。
2023年12月25日に内定を頂き、2024年2月にはインターンとして研修が始まりました。かなり早い時期から内定者インターンとして活動しています。現在は「1000時間プログラム」というwebアプリを作成する上で必要な基礎を学ぶための研修に取り組んでいます。
そんなインターン生の私が、8月3日 ~ 4日の2日間開催された「SRE NEXT 2024」に、RIZAPメンバーとして参加してきました!今回はその様子をレポートします。
▽1000時間プログラム(内定者研修)について
私がSRE NEXT 2024に参加した背景
インターン生が個人ではなく企業としてカンファレンスに参加?と驚く方もいらっしゃるのではないかと思います。実際、SRE NEXTに個人で参加している学生は多くいたものの、私以外に企業として参加している方はいませんでした。
私がSRE NEXTに参加した背景としては、部長に「インフラも興味あるんですよね~」と軽くお話したことがきっかけでした。その数日後には、「SREのカンファレンスに参加してみる?」と連絡を頂きました!挙手すれば学ぶ環境を用意いただけることはとてもありがたいと感じています。
学生からベテランのエンジニアまで多くの方が参加
会場は多くの方で賑わっており、SRE NEXTの”本気”が伝わってきました。
当社も「DX会社として皆さんに知っていただきたい!皆さんともっと繋がっていきたい!」という気持ちで、全力で挑みました。
私自身SREについてほとんど知らない状態での参加でしたが、積極的に他のエンジニアの方とセッションやブースを通じてお話させていただき、企業としても個人としても「挑戦している」姿勢を伝えることを目標にしていました。
そんな想いを抱きながら、いざSRE NEXTが始まると「さすが…」の一言。1年に1度、SREをはじめとした日本中のエンジニアが集まるカンファレンスなだけあり、学生からベテランのエンジニアまで活気に溢れていました。
多くの学びだけでなく、刺激も受けました
今回私はRIZAPブースにいる時間が長かったので、参加できたセッションは2つでしたが、ベテランのエンジニアの方々の考え方に触れることができ、自分もまだまだ成長できると感じました。
今回私が視聴したセッションはSBI証券の岩本 敦史さんによる「本最大口座数を保有するSBI証券のAWSマイグレーションを支えたサービスをソリューション 」と、NTTコミュニケーションズ株式会社 SKYWAY推進室の内田 裕貴さんによる「Sky Wayが遭遇したWebRTCの可観測生に関する問題と開発者向け可視化サービス提供までの道のり」です。
<SBI証券の岩本さんによるセッション>
「負荷テストが正常にできているのか?」というテストそのものに焦点を当てたセッションでした。
負荷テストを行う方法は多岐に渡りますが、正しく負荷テストを行うための1つの方法としてAWS DLTを利用することを挙げられていました。逆に正しい負荷テストができていない状態というのは、社内プロキシやFBやLBなど本来負荷をかけたくない場所(テストしたい場所以外)に負荷をかけてしまい、正しいテスト結果を取得できていないケースのことをおっしゃっていました。
このテストそのものに懐疑的な視点で考えることは非常に重要だと感じました。本当に今あるシステムやテスト方式が最善か常に考えることは、エンジニアとして大切な考え方だと刺激を受けました。
<NTTコミュニケーションズ株式会社 SKYWAY推進室の内田 裕貴さんによるセッション>
そもそもWeb RTCが複雑で多機能であるのに加え、動作のほとんどがハードウェアやOSに依存しており、動作の実態がブラックボックスとなっているため、障害やバグの原因究明が難しい現状に対する考え方についてのセッションでした。
その考え方とは「MonitoringからObservabilityへ踏み込み」です。MonitoringはCPUの稼働率の情報やシステムの動きを監視し、一定のラインを超えた場合にアラートを出す仕組みであるのに対して、Observabilityは外部出力からシステムの内部状態ををどれだけうまく推測するかの尺度を表します。
このセッションの考え方はSREに限らず重要であり、今後さらに必要になる考え方だと感じました。クラウドが主流となってくる現在では、どうしてもブラックボックスとなってしまい内部状態の詳細を把握しきれない状況はあるので、Observabilityを活用して根本の問題を推測し障害の予防へと繋げることも必要になると感じました。
上記2セッションを通じて、エンジニアとしての考え方を学ぶことができました。私は現在バックエンドエンジニアとして参画していこうと考えておりますが、自身の書いているコードや既存のコードが本当にベストコードなのか疑いをかけていくことが、今後の成長につながると感じました!また、自分よりもスキルも経験もある方の話を聞くことができ、学びだけでなく大きな刺激を受けました。
▽詳しいセッションレポートはこちら
ブース出展も本気で取り組みました!
SRE NEXTでは、各会社のブース出展もあります。多種多様な企業のブースがあり、それぞれの特徴が出ていました。おなじみのブースアンケートでは「過去一番失敗した瞬間」を聞いている企業もあれば、「アプリケーションからインフラ部分までどこの信頼性を一番大事にしているのか」を聞いている企業もありました。私も全てのブースを回りましたが、時間があれば2回3回といくらでも話を聞きにいきたいと思うほど、とても楽しかったです。
そんな中、もちろん当社もブース出展をしてきました!当日は運営に関わっていたので、どのような方がブースに足を運んでくださるのかとても楽しみでした。実際に2日間を通して、多くの方がRIZAPブースに来ていただくことができました。私がまだインターン生であることを伝えると、皆さん驚かれていました。恥ずかしながらもとても嬉しかったです。
アンケートに協力いただいた方については、chocoZAPの入会時にもらえる入会キット(スマホスタンド、LEDライトリング、簡易的なペンタブ)や万歩計などのノベルティをお渡ししました。かなり好評で喜んでいただけました。
RIZAPの気合いを皆さまにお伝えできていたら、嬉しい限りです!!
懇親会も大盛況!
Day2の夜にはRIZAP主催のDrink Up(懇親会)を開催しました。
まだ大学生の方、CEOのような役職の方、現場エンジニアの方など、多くの方とお話する機会がありました。
個人的には、趣味で自宅サーバーを構築している方と話が盛り上がり、1.5時間ほどの開催時間も短いと感じてしまうくらい楽しかったです。特に印象的だったのは、大学生の参加者がKubernetes技術者試験にいくつか合格していたこと!ベテランエンジニアの方からも多くの刺激を頂きましたが、ほぼ同世代の学生の方が私よりもはるかに高いレベルの技術を持っているという事実を知り、「負けていられない!!」と刺激を受けました。
最後に
今回せっかくカンファレンスに参加させていただいたので、私も持ち帰れるものはすべ全て持ち帰ろうと思い、さまざまなエンジニアの方に「SREしてどのような考えを持っているのか」「どのようなことを意識して取り組んでいるのか」等、積極的にお話を伺いました。皆さまの考え方や心持ちに触れて、今モチベーションが最高潮に到達しています!!!
RIZAPテクノロジーズは、意欲さえあれば学ぶ環境や経験を用意してくれる企業です。エンジニアとして成長したい!と考えている方にピッタリだと思います。
当社では、新卒採用もインターンも積極的に行っています。興味のある方は是非参加してみてください!