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「トークン発行型クラウドファンディング」は、クラウドファンディングやファンクラブと何が違うのか?仕組みを解説します!

こんにちは、人事の古賀です。

今回は、「FiNANCiEは、クラウドファンディングサービスやファンクラブとどう違うの?」という質問について説明させていただきます。

面談時などにこのようなご質問をいただくことも多いので、具体的なプロジェクトの例も交えて紹介いたします✨


[ 目次 ]

■従来のファン向けサービスとFiNANCiEの比較
■FiNANCiEの仕組み
・ファンを「サポーター」と呼ぶ
・ファンの証は「トークン」
・ファンがトークンを保有するメリット
・ファンがコミュニティに参加して、オーナーと「共創」できる
■プロジェクトの具体的な事例について
■まとめ

従来のファン向けサービスとFiNANCiEの比較

まず、「活動者(スポーツクラブ・アーティスト・アイドル・クリエイターなど)」と「ファン・支援者」という関係性から成るサービスは、クラウドファンディング、ファンクラブ、オンラインサロンなどがあります。

これらは、「活動者を気軽に支援できる」「ファンがグッズや優待・情報を受け取れる」「メンバーと交流できる」などの魅力を持っています。

一方で、「ファンは既に完成されたものを受け取る」「活動者 → ファン という一方通行な関係性」「ファンの貢献度に応じたメリットが少ない」といった点も挙げられます。

それに対して、FiNANCiEは「活動者(プロジェクトオーナー)とファン(サポーター)がコミュニティで共創できる」、「ファンの貢献度に応じたメリットがある」、「長い期間にわたって応援できるコミュニティづくりができる」という点が最大の特徴になります。



これまでは、応援する人が「ファン」「フォロワー」という位置付けでした。

FiNANCiEでは、「パートナー(共創していくメンバーの1人)」という立場で、より主体的に好きなことを支援し、その貢献に対してメリットを受けることが可能となります。

みんながハッピーになれる“新しい応援の形”が必要だと考え、FiNANCiEは生まれました。



では、FiNANCiEでできる“共創”とは何か?なぜファンがメリットを得られるのか?

実際のプロジェクトを紹介しながら、仕組みを紐解いていきます!

FiNANCiEの仕組み

ファンを「サポーター」と呼ぶ

FiNANCiEは、トークン発行型のクラウドファンディングサービスです。

夢を叶えたい人=プロジェクト実行者である「オーナー」と、それを支援する「サポーター」2つの存在で成り立っています。

オーナーは、スポーツチーム、クリエイター、ローカルビジネスなど様々です。


ファンの証は「トークン」

FiNANCiEでいうトークンは、CT(コミュニティトークン)を指し、各オーナーが発行・販売しているものです。

トークンは暗号資産ではなく、「ファンである証」のデジタルアイテムだとイメージしていただけると分かりやすいと思います。

ファンがトークンを保有するメリット

プロジェクトごとで発行・販売するトークンを、ファンが購入することで、「支援される」「支援する」関係が成立します。

プロジェクトのオーナーは、トークンを買ってもらうことで、資金の調達ができます。

支援したい人はトークンを買い、保有することで、トークンを保有するサポーター限定のコミュニティに参加することができ、支援プランごとの特典を受けられます。


ファンがコミュニティに参加して、オーナーと「共創」できる

トークンを保有するサポーター限定のコミュニティでは、オーナーと共に活動したり、アイデアや意見を出すことができます。

具体的には、トークンの保有量に応じて、限定情報やアイテムなどの特典にアクセスすることができたり、オーナーの活動の方向性を定める投票に参加することが可能です。

また、プロジェクト成功時にはリターン獲得の可能性もあります。 ※次の項目で詳しく説明します


プロジェクトの具体的な事例について

FiNANCiEは「活動者(オーナー)とファン(サポーター)が共創できる」「ファンはメリットを得られる(可能性がある)」という点がポイントです。

一般的なクラウドファンディングは、プロジェクトに賛同する人たちから資金集め、集まった資金で商品を作るなどして、リターンとしてお届けし、終了という一過性の流れが多いと思います。

単発的なプロジェクトで、コミュニティ活動はほぼありません。

またファンクラブにおいては、ファンが入会金を払った後は、ノベルティや会報誌が届いたり、チケットを優先的に購入できる権利が得られたりと、既に完成されたものを受け取る形が一般的です。

いずれの関係性も、一方通行と言えます。


それに対してFiNANCiEは、サポーター(トークンを保有する人たち)とオーナーで、継続的なコミュニティ活動が行われ、みんなで力を合わせてコミュニティを盛り上げ、大きくしていくことができます。


【 実際のコミュニティ活動の例 - アビスパ福岡 - 】

・Avispa Fukuoka Sports Innovation DAO(以下、アビスパDAO)交流会(今後のDAOの方向性についてや、スタジアム装飾の意見交換などを行う)

・アビスパDAO告知CM内のかけ声を決める投票企画

・試合のタイトルや記念Tシャツのデザインを決める投票企画

・商店街を選手と一緒に練り歩くキャンペーンへの参加

・試合後のピッチで自由に記念撮影ができる体験イベントへの参加

・試合のスコア予想・得点者予想(ピタリ賞はサイン入り色紙が貰えるプレゼント企画)


上記は一例ですが、プロジェクトをより良いものにするため、サポーターからの意見・アイデア・投票による意思決定、サポーター参加型のイベントなどを行っています。

また、クラウドファンディングは1回きりでなく何度でも実施可能であるため、オーナーは継続して資金を調達することができます。

(アビスパ福岡の場合だとトークンの発行・販売を、2021年8月、2022年2月、2023年2月と合計3回実施しています ※2023年4月時点)


そして、トークンは買うだけではなく、サポーターのコミュニティでの貢献度に応じて配布されたり、サポーター同士で“ギフト”したりすることができ、マーケットプレイスで売買することも可能です。

トークンはマーケットプレイスでの需要に応じ、トークン自体の価値が変動する特性を持ち、“買い”があればその価値が上がる仕組みになっています。

(例えば、プロジェクトが成功・オーナーの知名度が上がるなどして、トークン購入の需要が高まったらトークンの価値が上がります。トークンを購入した時よりも価値が上がった段階でマーケットで売れば利益となる=リターンが得られる可能性があります。)

このように、サポーターにメリットが発生する可能性もあり、「これまで何も還元のなかったファン」という課題も解決できる仕組みとなっています。

まとめ

FiNANCiEは、団体・個人が支援を募りトークンを配布することによって、支援者と「継続的なコミュニティ活動」「共創」が可能になります。

従来の仕組みでは叶えられなかった、「win-winの関係性で、夢や目標に向かって共に歩んでいく」ということを、最先端技術で実現したサービスです。

現在、スポーツ、エンタメ、地域創生など幅広いジャンルで、200を超える団体・個人のプロジェクト実績があり、プロジェクトによって共創活動の内容も様々です。

当社のビジョンである“Empowering the next billion dreams(10億人の挑戦を応援するクリエイターエコノミー)”を実現するため、今後も様々な挑戦を続けていきます。

今後もフィナンシェの情報をいろいろお届けしていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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