こんにちは!人事の古賀です。
今回は、フィナンシェの評価制度について紹介させていただきます。
働く人にとって、非常に重要な「評価制度」。
「会社から決められた目標が、業務と合っていない」
「自分がやった仕事をしっかり自己申告したい・認識してほしい」
「成果・努力と評価をきちんと結びつけてほしい」
など、日々思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フィナンシェは、Web3・ブロックチェーン・NFTといった最前線の分野で事業を展開しており、今後は国内IEOやグローバル展開など、積極的にチャレンジをしている会社です。
メンバーも順調に増え、2022年1月 約30名→2022年9月 約70名まで拡大しました。
そんなフィナンシェでは、新しい何かを発明したり、どんどん挑戦するためには、従来のツリー型の組織では難しいと考えています。
そこで、できるだけフラットで自律的な働き方ができる構造で、「個人の成長」と「会社の成長」を最大化するために、「セルフマネジメントの分散型評価制度」を導入しました。
* 目次 *
● 「個人の成長=会社の成長」を最大化するのは「自律」、より納得感の得られる評価を目指した「分散」
● 「セルフマネジメントの分散型評価制度」とは?
● おわりに
「個人の成長=会社の成長」を最大化するのは「自律」、より納得感の得られる評価を目指した「分散」
まず、フィナンシェは、3つのバリューを大切にしています。
『Open Communication』 オープンなコミュニケーション
『One Step Beyond』 新しいものは迷わず取り入れる
『First to try, First to Fail, First to Recover』 とにかく誰よりも早くチャレンジをする
個人が自律的に動くことで、新しいモノづくり、プロデュース、新しい事業開発が進むと考えています。
そして、以前からフィナンシェが評価制度において大切にしていることは、下記の3点です。
① 会社の目指す方向性と、個人の成長の方向性を合わせる
② 個人の能力と適性を把握し、自己成長に役立てる
③ 個人の行動や成果を公正に評価し、待遇に反映する
これらを、各々が自律的に行い、分散型で評価を行うところが、今回の制度の新しい点です。
(①②を自律的に、③を分散型で行います)
「自分自身の幸せや成長のために何に取り組むべきなのか」
「フィナンシェやチームのビジョンを達成していくために、何に取り組むべきなのか」
といったことを一人ひとりが本気で考え、自己実現ができ、フィナンシェの組織全体もビジョンの実現に向かって加速していくことができる、そんな組織を目指しています。
「セルフマネジメントの分散型評価制度」とは?
「セルフマネジメントの分散型評価」は、「目標の設定は各自で行う」「自分でメンバーを3人選定し、自分の評価をしてもらう」というユニークな方法です。
まず、自分で設定する目標は、事業に直結する仕事を評価する「成果評価」と、3つのバリューを実践できたか、リモートワーク環境でどのような工夫をして行動したかを評価する「行動評価」の2つの軸で考えます。
会社の目標から、各自で個人の目標に落とし込むことで、会社と同じ目線で自身を成長させていくことが可能です。
また、「成果評価」「行動評価」どちらにおいても「自己評価」+「分散型評価」+「上長評価」を組み合わせて最終評価が決定します。
上長評価は、会社全体のバランスを見て偏りがないかの確認や、分散型評価自体のサポートをすることを目的として行います。
あくまで、「自己評価」+「分散型評価」がメインになります。
※成果と行動で総合評価するため、目標を100%達成できなかった場合でも、プロセスを含めて判断されます。またフィナンシェでは、達成度が60~70%となるような高いレベルでの目標設定を行います。本来達成できそうなレベルよりもさらに高い100%を目指すことで、成長を図っています。
「分散型評価」のメンバー選定時の条件としては、同じ仕事・同じプロジェクトで仕事をしているなど「自分の仕事の具体的な価値を理解しているメンバー」「成果や事実を確認できるメンバー」を選ぶことです。
これにより、フラットで自律的に動いていく最初の環境を作ることができると考えています。
分散型評価メンバーに選ばれた場合「評価するための考え方やスキル」が必要になるので、そういった面でも、自分を成長させるチャンスがあります。
評価のタイミングは年2回、半期毎(上期:12月-5月/下期:6月-11月)に行います。
給与改定は、基本的に1年に1回(12月)です。
おわりに
今回紹介した評価制度は、2022年7月に運用開始したばかりです。
これから運用していく中でさらに良いアイデアが出たら、随時見直しとアップデートをしていく予定です。
また、会社の規模が大きくなると、さらに柔軟な対応が必要になってくると思うので、トライアンドエラーでベストな体制を模索していきます。
フィナンシェの評価制度について、ここまでお読みいただきありがとうございました!
今後も、会社の雰囲気や制度など「なかなか見えないけど気になる部分」を、採用現場からお届けしていけたらと思います。
次回もお楽しみに🌼
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