熊本にUターンしてわかった熊本の素晴らしさ|たまぽんギフトでやりたいこと
Photo by Tania Melnyczuk on Unsplash
熊本といえば、馬刺しや辛子蓮根、あか牛、車海老、熊本ラーメン、いきなりだんごなどが有名である。
サラダちくわは全国ネットでご当地グルメと紹介されているが、あまり馴染みはない。
おいしいけどね。
先ほど挙げた名物はもちろんだが、その辺の居酒屋で食べても、スーパーで買っても、なんでも美味しい。そして安い。
良質な食材が安価で手に入るのは、熊本の水の豊かさにあると思う。
蛇口をひねれば地下水が出てくる。
水の恩恵はとても大きい。
熊本は田舎というイメージがあるようだが、市街地は割といい感じである。
ポールスミスが日本で唯一路面店をかまえる「シャワー通り」があるなど、ファッションのまちでもある。実際おしゃれな人が多い!
全国展開のアパレルが熊本で先行販売して様子を見ている、なんて噂もある。
服飾のみならず、確かマックの新商品も熊本先行販売されていたような。
おしゃれでコンパクトな城下町なので、ぜひ熊本城観光の後に街ブラしてほしい。
そして車を1〜2時間走らせれば阿蘇や天草の大自然を堪能できる。
都会もあれば自然もある。バランスが良く、住み良い県だと思う。
現在、熊本をこよなく愛するシンガーソングライターとして熊本を拠点に活動している。
なぜそこまで愛するようになったかというと、一度熊本を離れて熊本の素晴らしさを実感したからである。
大学卒業後、関東に就職した。
なんでもあるし刺激的で楽しい日々だったが、私には情報量が多く疲れてしまった。
証券会社勤務で稼ぎはあったが、ストレスで散財していた。
熊本に帰ってきてからは入ってくるお金は減ったが、出ていくお金が激減した。
満員電車に乗らなくていい、終電に囚われなくていい、がんばらなくていい。
徒歩圏内に市街地と湖があるのもいい。
熊本には都心部エリアなのに、山奥にあるような清流が流れ込む江津湖という大きな湖がある。
家から江津湖まで散歩して、湖畔に住む高校からの友人宅でお茶して、
友人が庭で育てた旬の野菜を少しお裾分けしてもらって帰る。
時には友人が釣ってお裾分けしてもらったお魚を、行きつけの居酒屋で捌いてもらって、常連さんたちといただいたり。
そんな生活が、私にとっての豊かな生活だなと感じる。
あと、熊本に帰って来て一番驚いたことは、最初に食卓に並んだなんでもないサラダのみずみずしさ。「これで水分補給できるのでは!」とさえ思った。
熊本のグルメが堪能できるギフトはあるが、新鮮な野菜の美味しさもお届けしたい。
あのみずみずしさや野菜本来の甘みや旨味、ほどよい苦味を感じてもらいたい。
しかし発送するとなるとどうしても鮮度が落ちてしまうので、熊本に来てもらう旅行系のギフトなどを作っていきたい。
無農薬栽培農家体験とかも面白いかもしれない。
そして、そこで熊本人と繋がったらもっと面白い。
市街地のホテルに泊まってハシゴ酒するプランも面白いかもしれない。
あと、熊本の芸術文化も知ってもらえたらいいなとも思う。
弾き語りやジャズ、油絵やイラスト、写真、個性豊かなアーティストがたくさんいる。しかも個性的!
食材だけでなく、人材、そして芸術も特産品としてもっと知ってもらえるよう、たまぽんギフトを展開していきたい。