こんにちは、株式会社WILLCOの広報部 です!
これまでWILLCOはとても働きやすいいい会社ですよ~ってお話をしてきましたが、もちろん最初からこんなに環境が整っていたわけではありません!笑
- 営業成績が伸び悩み、会社にキャッシュがなくピリピリした雰囲気の時もありました。
- マニュアルなどが整っていなくて仕事を教えるのも覚えるのも一苦労でした。
- バックオフィスが整っていなくて営業も請求書を作っていました。
などなど。
WILLCOにとって2018年は退職が相次いだり、そこから立て直しを図り、採用活動やシステム面の整備に力を入れたりと大変な年であり、ターニングポイントとなった年でした。
〜WILLCOでいつ何が起きたかまとめてみました。
この年表を見てもわかるように、2018年はいろんな事が起こっていますね。
そんな大変な年の直前に入社してしまったメンバーの安納さんと稲田さん。。笑
その頃を支えたメンバーお二人に『今だから話せるぶっちゃけトーク』を対談形式で話してきました。
まずは二人の簡単プロフィールから紹介します!
~二人のプロフィール~
名前:稲田さん
所属チーム:LJB(Legal HR事業部)
入社年:2017年2月1日
出身:東京都
趣味:お酒・銭湯・散歩・野球観戦・NBA観戦
名前:安納さん
所属チーム:コメディカル(Medical HR事業部)
入社年:2017年4月1日
出身:東京都
趣味:お酒・絵画
1.コアメンバーの退職
――――これ(年表)をみて本当に思うんだけど、二人が入社してきた時って大変だったよね。二人が入社した頃、大変だったなと印象に残っていることはありますか。
安納さん)ちょうど僕たちが入社してから1年後の頃に、創立当初からずっと一緒にやってきたコアメンバーが次々退社するという事件が起きたんだよね。
稲田さん)そうそう。理由は本人たちに直接聞いたわけではないけど、創業当初インターンから会社にいたメンバー達だったから、外の世界を知りたくなったんじゃないかな。具体的な理由はそれぞれあると思う。
安納さん)僕たちが入社した時期からこのコアメンバー達の退職事件の頃は、まだ売り上げも伸び悩んでいて、前回の記事でも土屋さんが話してくれたように、社内の空気も今と比べると断然ピリピリしていたよね。それも原因の一つなのかな。2018年にどどっとコアメンバーが辞めてしまってこれじゃだめだとやり方を変えて今があるんだと思う。
稲田さん)ちなみにピリピリしていた原因はシンプルに『売り上げが上がらないこと』だと思う。
――――小規模の会社だから、キャッシュがないっていうのもそうだし、それによって一人がピリピリするとダイレクトに周りの空気が変わっちゃうんだよね。
安納さん)そうだね。前職では大きな企業で社長との距離がすごく遠く、月に一回顔合わせる程度だったんだけど、この会社は10名程度の規模で社長が目の前で仕事をしていて、直接話せる環境だったことにすごく驚いた!ある時、社員の一人が納得いかないと社長に言い返すようなことがあったりして、そういうのでもピリピリしていたかな。
――――社長になんでも話せるっていうのはメリットでもあり、デメリットにもなっていたんだね。
安納さん)タイミング的に、2018年4月に新入社員が入った直後にコアメンバーが退職してしまったから、その時期入社した人たちも大変だったと思う。
稲田さん)入社したてのメンバーにとって、早々に社歴が長い2名の社員が辞めてしまう事件は結構ショックだったと思う。特にLJBメンバーは立ち上げてすぐの出来事で大変だったんじゃないかな。
2.リーダー経験
――――お二人ともリーダーの経験がありますが、リーダーの体験談を聞かせてください。
稲田さん)僕はもともとLJBの立ち上げメンバーとして入社予定だったんだけど、コメディカルの方で欠員が出てしまったということで、急遽コメディカルの部署に配属されたんだよね。それから結構すぐリーダーになった。一番ピリついていた時期にLJBが売り上げを上げ始めたけど、コメディカルはうまくいかなかったんだよ。それまで女性社員がリーダーだったのを、社長が多分改革を起こそうと僕をリーダーに任命してくれた。
リーダーという役割を与えられたけど、正直何をすればいいのかよくわからなかった。実際、今のリーダーが行ってる業務と比べると、当時はほとんどリーダーらしい業務はしてなかったと思うな。通常の営業業務にプラスで、たまに数字の管理をする程度だったな。というのもメンバーと言っても僕の他に安納さんともう一人しかいなかったから。
その後、コアメンバーの退職が起きて、LJBの人員不足により、僕はLJBに異動になり、安納さんは自動的にコメディカルのリーダーを引き継いだんだよね。
安納さん)あの時は大変だった。。。
――――1人のときって、具体的にどういう状況だったのか教えてもらえますか?
安納さん)コメディカルの社員が辞めたり、異動したりで、僕一人になっちゃって。コメチームと言いながら一人。
もちろん求人作成とかマニュアル作成とかのサポートメンバーは関口さんと何名かいたんだけど、セールスは僕一人っていう状況だった。
新しい人を採用してこれからチームを創ってってくれと言われ、採用から何からやっていた。
規模が小さい会社だから仕方ない部分もあるし、LJBが今稼ぎ時だからそっちに力を入れようということになり、「安納さん耐えてくれ」という感じだったな。
――――正直モチベーション的にはどうだった??
安納さん)ストレス耐性は強い方だから、不安だけどやりますという感じでやってたね。ただ業務がめちゃくちゃ多くて辛かったかな。
会員登録が90件くらいきてて、それを一人で担当するといった感じだった。マニュアルも足りてなかったから、マニュアル作成とか研修したりとかもしてたね。
――――マニュアルは元々あったけど、皆が入社してくるとなって準備しましたね。私もそれまでのわかりづらいマニュアルを知ってるしいくつか安納さんと作ったけど、マニュアルに関して安納さんは改革を起こしてくれたと思う!それもあって、採用して入ってきた人たちが業界未経験でも大丈夫だったもんね。
安納さん)そうそう。コメチームに来た人は元カフェ店員の人で未経験だったよ。ノウハウは元々の社員達に教えてもらったからそれを言語化してマニュアルにしました!
――――この「LJBの拡大」ってなんだったんですか?
稲田さん)それまでLJBというチームはあったんだけど、リーダーとかはいなかったんだよね。それぞれが個人事業主みたいな感じ。その時期くらいから、メンバー個々の得意分野のようなものが生まれ始め、知財は誰が担当、調査士は誰と自然に決まっていったんだよ。そのあと、司法書士・知財・調査士という3つのチームができた。
――――その頃って、チームとしての一体感は今より少なかったと感じますか?
稲田さん)そうだね。人数も少なかったからそこまで意識したことはなかったけど、そのあたりのまとめなどは社長がやってくれていたかな。
3.WILLCOの転換期~エンゲージメント経営を取り入れた頃
安納さん)大体この辺から社内が大きく変わり始めた頃かな〜(2018年6月~)
――――エンゲージメント経営の時期ですね。具体的にはどのような変化があったのですか?
稲田さん)人事評価のシステムとかその辺は、この辺りから今と同じような体制になったと思う。
安納さん)あ〜そうそう、今と比べたら昔のは割とドライな感じの評価システムだった気がするな。笑 経営アドバイザーの方が営業のサポートに月4回くらい入ってくれてたこともあって、飲み会とかも以前からあったけど、この頃から増えてきた。社内全体を通して、みんなが仲良くできるようにしていこうという動きはあったよ!
――――そういったインフォーマルな場でのコミュニケーションって結構大事ですもんね。
安納さん)なんかすごい変わったなと思うのが、昔ってあだ名つけてなかったじゃん?(苗字で)〇〇さんくらいだったのが、この辺くらいから下の名前で呼びあったり、あだ名呼びをみんなするようになったかな。それからけっこう距離感が近くなった気がするね。
稲田さん)そういう視点で会社をみたことなかったけど確かに。笑
――――他にもこの辺りから決定的に変わっていったことはありますか?
安納さん)年表を見てもわかると思うけど、この年はかなり採用に力を入れていたね。2017年より前は、とりあえず営業で即戦力になる人ばかり採用していたけど、2018年はエンジニアやバックオフィス、マーケターなど「会社を支える人材」を重点的に採用したかな。
稲田さん)この頃から部署、チームごとでの動きが活発になって、会社っぽくなってきた。それまでは、会社自体が一つのチームみたいな印象だったね。
――――なるほど。会社を安定させるために、人をたくさん雇ったんですね。
安納さん)そもそも慢性的な人手不足だったから、2018年にトータル10人以上の正社員が入社して、バックオフィスや会社内部の安定に繋がった。やっぱり社内が安定しないと、どんだけ売上が伸びても会社として成功しない感じはあったよね。
稲田さん)請求書を自分でやったりしてたのも懐かしい。笑 バックオフィスが増えたのは本当に助かった。あと、会社用のノートパソコンはこの辺までなかったよ!今は入社したら自動的に支給されるものだと思っているかもしれないけど、この時に初めてもらったんだよ(2018年2月)。
安納さん)一月で売り上げを達成したら買いましょうってことでみんな頑張ってたね!
このエンゲージメント経営について社長側の体験談をインタビューした記事もあるので、ぜひ!↓↓↓
4.「良い循環」ができ始めた頃
――――では、この経営改革後くらいからは、今のWILLCOと同じような感じになってきたんですか?
安納さん)2018年5月、コアメンバー退職&会社の転換期からは順風満帆に進んでいるよね。2019年でだいぶ安定して、インターンを採用して教育する流れもスムーズになっていった。
稲田さん)そうだね。2018年に入社した営業のメンバーで辞めた人はいないし、エンジニアは辞めた人もいるけど、自分のやりたいことのためにといった感じだったから、離職率はかなり低いんじゃないかな。人材業界で離職率が低いところってあんまりないね。前いた会社なんて、半年いたらめっちゃ長い方でした。笑
<<一同驚き>>
稲田さん)6ヶ月以内にノルマの売上を出さないとクビになる会社だったよ。3ヶ月くらいで大体達成するかしないかわかるから、その時期に半分くらい辞めちゃってた。
――――そんな会社も実際にあるんですね...。WILLCOの場合はどうしてみんな辞めないと思いますか?
安納さん)辞めたところで、この環境より良い職場を見つけるのが難しいからじゃないかな。自分で言うのもなんだけど、こんなに良い人しかいない会社って他にあるのかな?って思う。稲田さんはWILLCOにきてから感情が芽生えたもんね。笑
――――最初来た時に比べたら会社と共に本当に進化したよね!笑 最初は、無感情な感じで「あ!笑った!」みたいな感じだった笑
稲田さん)いやいや、だって初めの頃なんて10人もいないから、笑うような出来事なかったよ。人が少なくて、売上も伸び悩んで、全体的にピリピリしていた雰囲気があったからかもね〜。誰のこともイジれないみたいな雰囲気だったかな。
安納さん)大きい事件みたいなのはそこまでなかったけど、明確な人員とキャッシュ不足だったからピリピリしやすかったよね。関口さんは僕らより前に入社してるけど、僕らが入る前はどうだったの?
――――よくある営業の悪い印象みたいに物凄く詰められるとかではなかったけど、誰かが怒られて雰囲気が悪くなるってことはやっぱりあったな。マニュアルもシステムも人員も整ってなくて、手作業が本当に多くて、マニュアルなんてほぼないから、こういう感じっていう感覚で教えてくれるような環境で、入社当時は私自身苦労してよく怒られてたな(笑)。環境が整ってない→営業目標を達成できない→怒られる→雰囲気悪くなり委縮するという悪循環に陥ってしまっていたかもしれない。
稲田さん)そこからの経営改革だった。一人がいろんなタスクを背負っていて余裕がなかった状態から、人員を補充したことにより、伸び伸びとセールス活動ができるようになった。それが会社としてのキャッシュ不足を解消したと思う。
安納さん)2018年の下半期辺りから、みんなプライベートの方も充実し始めてて(出産されたり、社員同士で結婚したり)、会社が落ち着くとプライベートにも影響するんですかね!でも本当にすごいのは、子どもが生まれても結婚しても誰一人として辞めていないこと!!
――――本当にありがたいよね。産休から復帰してもみんな大歓迎だったし、コロナが始まる前からリモートワークの設備も整えてくれてた。リモートワークにしてくれたお蔭で短い時間ではあるけど、つわり中も含め、出産ギリギリまで仕事出来たと思う。他の会社だったら辞めなければいけなかったタイミングはいっぱいあったな。
5.今後の目標
――――2021年のチームとしての目標は?
稲田さん)高い位置での安定をキープしつつ、次なる発展のために拡大していきたい。
司法書士の業界ではかなりのシェアを持てているので、そこの維持をしながら他の分野も幅を広げていきたい。
安納さん)コメは「チャレンジ」かな。
新しいことを始めるから、その立ち上げを頑張りたい。
元々「iDoctor」という社名で始まった会社だけど、それがとうとうなくなってしまって、新しい名前に変わるからね。サイトの変更などもあるし、チャレンジだね〜。
――――今年はWILLCOにとってどんな一年になるか楽しみですね。お忙しい中、ご協力いただきありがとうございました〜!
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