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「日本の熱量爆上げ」を目指す僕の仲間探し【6】~シンシア・ハートの介護事業①~


目次

  • はじめに

  • 超高齢化社会の日本

  • 介護の担い手不足

  • 介護職のモチベーションとは

  • 介護を受ける人も、介護をする人も幸せに

  • 介護業界で僕ができること

  • シンシア・ハートの介護事業

  • おわりに

  • ★創業メンバーを募集しています★



はじめに

こんにちは。株式会社シンシア・ハート代表取締役の堀内猛志です。


創業メンバーを探すために書き始めたこの記事も、ついに第六章に突入しました。ここまで読み進めていただいた方は、僕という人間、そして、シンシア・ハートについて、かなり詳しくなったことと思います。改めて、お付き合いいただきありがとうございます!


本章では、第四章の「ピンポイントグリップ型人材紹介サービス」、第五章の「CHRO候補者育成型・戦略人事コンサルティング事業」に引き続き、シンシア・ハートの事業についてご紹介していきます。


今回取り上げるのは、来年2月にリリースを予定している介護事業です。先にご紹介した人材系のサービスとはカラーが異なるので、「なぜ介護?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに、これまでの事業とは業界が異なりますが、人材紹介や人事コンサルティングと同様に、これまでの経験を活かして社会課題の解決に貢献したいと思い立ち上げたプロジェクトという点では同じです。


ちょっと長くなるので、介護事業については、前編・後編に分けてご説明していきたいと思います。本章でお伝えするのは、プロジェクトの背景と概要です。


超高齢化社会の日本

皆さんご存知の通り、現代の日本は、超高齢化社会の真っ只中にあります。そして、今後も確実に高齢者が増え、少子化が進んでいくことは、もはや既定路線になってしまっている状況です。


少子高齢化の深刻化に伴って、今後多くの社会課題が生じることは、もう分かりきっています。労働人口の減少、市場規模の縮小、経済成長率の低下、地方の過疎化など、既に問題が山積しているといえますね。


さらに、現役世代の社会保障費の負担も、どんどん増しています。実は、1960年台には、1人の高齢者を10人以上の現役世代で支えていたのに、現在ではたった2人と言われているんです。こうした中でも、高齢者の方々が幸せな老後を送れるようにするためには、国家レベルでさまざまな施策を展開していく必要があると思います。


特に、高齢者福祉と介護は切り離すことができないものなので、国が主導して、介護職員の就労環境整備や賃金上昇などに取り組んでいくべきです。ところが、現状では、そういった対策を打ち切れているとはいえません。補助金などの交付はするものの、主体的な取り組みは企業や施設に委ね、現場に頑張ってもらっている、というのが実態だと思います。


介護の担い手不足

そもそも、労働人口が減少している現代では、エッセンシャルワーカーの不足が問題になっています。看護師や保育士などが代表的な例です。


その中でも、特に介護職員はなり手が少なくなっています。勤務体系や給料など、さまざまな要因があると思いますが、僕が考える理由の一つは「人の成長を感じられる場面の少なさ」です。


たとえば、保育士が接するのは、どんどんできることが増えていく子どもです。看護師の場合は、患者さんを看取るケースはあっても、快方に向かっていく方と接することも多いと思います。


一方で、老人ホームなどの施設では、ほとんどの場合、入所者の方の健康状態が良くなり、施設を退所するというゴールを目指すことはできません。相手に喜んでもらえたり、感謝されたりといったやりがいはあっても、老いていく高齢者の方々を介護しながら見守っていくことには、やはりつらさもあるのではないかと思います。


実は、僕は大学在学中に、介護施設での実習を経験しているのですが、たった2週間という短い期間でも、そんな介護の仕事の大変さを痛感しました。


介護職のモチベーションとは

世の中にとって必要不可欠なものではありますが、介護の仕事は本当に大変です。では、実際に介護職に就いている方々は、何をモチベーションに働いているのでしょうか。


僕の前の所属先である株式会社ネオキャリアは、介護派遣事業を手がけていたので、介護施設で働いている方々と直接お話をする機会も多くありました。そこで、なぜ介護職員になったのかと尋ねてみると、もともと介護の仕事がしたかったわけではない、という回答がほとんどだったんです。具体的なきっかけとしては、「いろいろなことをやってきたけど、最後は介護の仕事しか残らなかった」「介護福祉士の資格なら取れそうだった」などがありました。


あくまで僕が話を聞いた限りの統計ですが、特段のモチベーションなく、介護業界で働き続けている方が約8割という印象があります。


介護を受ける人も、介護をする人も幸せに

若い頃はなかなかイメージができませんでしたが、自分が41歳になって人生の後半に差しかかり、両親も70歳を超えてきた最近では、介護がとても身近なものになってきました。


今は元気でいる両親も、もちろん僕も、将来介護施設に入るかもしれません。でも、やりがいやモチベーションなく働いている方々が多い施設で、果たして幸せな老後を送ることはできるのだろうかと、心配になってしまいます。


それに、介護を受ける人ばかりでなく、介護職員の方々にも幸せになってほしい。できることなら、介護職員として働く理由を見出し、充実感を得ながら働いてほしいと思います。


介護業界で僕ができること

僕は人材業界の出身であり、シンシア・ハートでも人材系の事業を柱にしています。ただ、介護業界においては、僕が人材の派遣・紹介をしたとしても、良い循環は生み出せないと思いました。


人材サービスには、多くの場合、入社までしか面倒を見られないという欠点があります。問題は、介護施設で働く方々が、やりがいやモチベーションを感じられないこと、そして、それが理由で早期に離職してしまうことにあるので、単に人材を派遣・紹介するだけでは意味がないんです。


実際に、介護施設が人材会社に高いお金を払って正社員を獲得したのに、すぐに辞めていってしまうというケースは、往々にしてあります。同じ人材業界でサービスを提供する者としては、人材会社だけが利益を吸い取るような構図がまかり通っている今のような状況は、とても良くないと思うんです。


「辞めてしまうからどんどん新しい人を入れる」という方法ではダメ。じゃあ、 自分ができることって一体何だろう?と考えると、新入社員含め、現在進行形で働いている方々が働きやすくなる、そして、仕事にモチベーションを持てるようにすることだと思いました。そこで、立ち上げたのが「そもそも辞めないような環境を作る」ためのプロジェクトです。


シンシア・ハートの介護事業

働きやすさやモチベーションといっても、介護という仕事自体は変わらないので、急激に仕事がめっちゃ楽しくなる!といったことは期待できません。また、僕が直接雇用するわけでもないので、報酬アップやインセンティブ支給など、金銭的にサポートすることも難しいです。


そこで、ちょっと遠いアプローチかもしれませんが、介護職員の方々が抱えている

ストレスや痛みを減らせるようなプロダクトを開発しようと思いました。イメージとしては、「1を100にする」のではなく「−100を1にする」という感じですね。


具体的には「介護現場のコミュニケーションを助ける、とにかく使いやすいコンシェルジュアプリ」を作るというプロジェクトです。


おわりに

ここまで、プロジェクトの背景と概要についてお伝えしてきました。介護業界の課題解決は、大きな社会的意義を持つこと、シンシア・ハートの介護事業では、介護の現場で役立つコンシェルジュアプリを開発していくことを知っていただけたのではないかと思います。


とはいえ、肝心の中身には触れていないので、「どんなことができるアプリなの?」と気になっている方も多いことでしょう。次章では、アプリの機能や、このプロジェクトを通じて目指すビジョンまでお話していきますので、引き続きお付き合いください。


★創業メンバーを募集しています★

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