マネジメント増加で技術と向き合う時間が減るというエンジニア共通の課題を前に、キャリアの転機を迎えた山崎さん。
エンジニア歴19年の彼が、技術のスペシャリストとしてアクティアを選んだ理由と、現在の組織を支えるやりがいに迫ります。
SES・受託開発の現場で13年。技術選定の裁量を求めたキャリアの転換
――まずはこれまでのキャリアについて教えてください。
エンジニアとしては今年で19年目になります。
前職ではSESや受託開発を中心とした会社で約13年間勤務し、システムエンジニアとしてさまざまな案件に携わってきました。主任職も経験し、開発だけでなくチーム運営やプロジェクト推進にも関わっていました。
転機になったのは35〜36歳頃です。前職の会社が買収される出来事がありました。それから数年が経ち、改めてキャリアを見つめ直す中で、転職を意識するようになりました。
そんなタイミングで、以前から技術コミュニティや勉強会を通じて交流のあった高崎から声をかけてもらい、アクティアについて詳しく話を聞く機会がありました。
――入社の決め手は何だったのでしょうか?
一番大きかったのは、自分たちで技術を選び、設計を考えられる環境があったことです。前職では、上位会社が決めたアーキテクチャやルールに沿って開発を進めることがほとんどでした。
もちろん、その中でも技術力は磨けます。ただ、どれだけ経験を積んでも、自分たちの考えをシステムに反映できる場面は限られていました。その点、アクティアでは顧客と直接向き合いながら、技術選定や設計にも深く関わることができます。
エンジニアとして主体的にものづくりに携われる環境だと感じたことが、入社の大きな決め手でした。
技術で組織を支える。「テクニカルアドバイザー」の役割
――現在の業務内容について教えてください。
プロジェクトマネージャーのように人を管理する立場ではなく、技術面からプロジェクトを支援する役割を担っています。
また、全社で利用する共通ライブラリの開発や技術相談への対応など、組織横断での支援も行っています。
――どのような相談や業務が寄せられるのでしょうか?
具体的には、プロジェクトに配属される形でインフラや技術面のタスクを直接担うこともあれば、個別に相談を受けることもあります。
相談内容は、共通ライブラリの活用方法や、「調査したいが何から手を付けるべきか」といった方向性まで多岐にわたります。
最近は生成AIの活用も進んでいますが、自社のシステム構成や顧客の事情を踏まえた判断については、どうしても「現場のエンジニア」に聞きたいというニーズが根強くあります。AIが提示できるのはあくまで一般論までだからです。
また、全社的な技術発信も重要な役割です。
会社の技術方針や、自社ライブラリに関する情報の共有はもちろん、昨今はAIにより脆弱性が見つかるケースも増えているため、そうした情報を精査・通知し、組織全体の安全性を高めるような動きも行っています。
技術好きにはたまらない。学びがそのまま現場で活きる環境
――仕事の面白さはどこにありますか?
学んだことをすぐに実践できることですね。
新しい技術や設計手法を調査し、「こういう形で活用できるのではないか」と考えたことを、実際のプロジェクトで検証できる環境があります。
その結果、パフォーマンスが改善された、保守性が向上した、開発効率が上がった、といった成果が見えるのは非常に面白いです。
また、そのためには基礎力が欠かせません。
アクティアではDDD(ドメイン駆動設計)をはじめ、設計の本質的な考え方を大切にしています。流行りの技術を追いかけるだけではなく、応用の土台となる基礎を重視する文化がありますね。
元請けだからこそ実現できる「自分たちの思想で創る開発」
――元請け開発ならではの魅力は何でしょうか?
顧客にとって本当に必要なものを、自分たちで考えながら作れることです。与えられた仕様を実装するだけではなく、課題の整理から技術選定まで主体的に関われます。責任も大きくなりますが、その分だけ手応えも大きいですね。
自分たちが選択した技術や設計によってシステムが形になっていく感覚は、一次請けだからこそ味わえるものだと思います。
――チーム開発において特徴的な文化はありますか?
アクティアはリモートワーク中心ですが、コミュニケーションは非常に活発です。
ovice(バーチャルオフィス)を活用していることもあり、「少し相談したい」「この仕様について意見を聞きたい」という時に自然と人が集まります。会議のために集まるというより、議論が必要だから自然と集まる感覚ですね。
顧客理解や業務理解を深める上でも、この文化は非常に大きな価値を持っていると思います。
技術者として成長し続けるための働き方
――20時以降の作業原則禁止という制度についてはどう感じていますか?
技術者にとって非常に良い環境だと思います。 技術者として成長し続けるためには、仕事以外の学習時間も必要です。毎日遅くまで働いていると、新しい技術を学んだり、自分で試したりする時間はなかなか確保できません。
テクニカルアドバイザーという立場上、継続的なインプットは欠かせません。その時間をしっかり確保できることは、技術者として長く成長し続ける上で大きな価値があると感じています。
技術を極めたいエンジニアへ
――最後に、転職を考えているエンジニアへメッセージをお願いします。
アクティアは、自分が納得できる技術的な提案をしっかり発信できる会社です。年次や役職ではなく、提案の中身で評価される文化があります。
ただ、周りもエンジニアなので、中途半端な提案は通りません。
だからこそ、しっかりと深く考える必要があり、それが仕事の面白さでもあります。
また、私が担っているテクニカルアドバイザーというポジションは、マネジメント経験も活かせます。技術的に正しいかどうかだけでなく、プロジェクトの事情を考慮した、現場のリアリティがある提案ができることが重要だからです。
私たちと一緒に、技術を追求する面白さを共有できる仲間との出会いを楽しみにしています。
アクティアには、エンジニアが長く技術と向き合い続けるための仕組みがあります。
技術選定から関われる一次請け開発。 DDDを軸にした設計文化。チームで議論しながら成長できる環境。そして、学び続ける時間を守る働き方。
技術を軸にキャリアを築きたい方にとって、「テクニカルアドバイザー」という選択肢はもちろん、その先のキャリアパスも用意されています。
「技術者として、もう一段高いステージに挑戦したい」
そう考えている方は、ぜひ一度アクティアの話を聞いてみてください。