こんにちは、インクルードの採用広報です。
本日は、インクルードの研修制度と人材育成に込めた想いについて、人事チームにお話を伺いました。
── 早速ですがインクルードにはどのような研修プログラムがあるのでしょうか。
インクルードでは、未経験の方でも安心して業務を始められるよう、入社時から段階的に4つの研修を用意しています。
① 新入社員研修(入社直後)
新入社員研修では、「インクルードという会社と自分自身を知ること」を大切にしています。
初日はオリエンテーションから始まり、インクルードのミッション・ビジョン・バリューについて学びます。ミッション・ビジョン・バリューは、私たちの業務の土台となる重要な要素ですので、じっくりと時間をかけて理解を深めていただきます。
2日目からはインクルードの支援の全体像を学ぶ座学を実施します。自分のこれまでのキャリアや人生経験を振り返り、今後どのように働いていきたいかを考える時間も設けています。その他、支援記録の書き方など、業務に必要な基礎知識についても学習します。全体研修を終えた後は、配属先の事業所でOJT(実務研修)を実施し、プログラムの具体的な運用方法を身に付けます。
② 初任者研修(入社後3か月程度)
初任者研修は、知識を現場で応用する力を育てることを目的としています。
この時期は現場での業務にも少しずつ慣れてきており、より深い理解と応用が可能になるタイミングです。そのタイミングで、面談技法、接遇(接客マナー)、コンプライアンス、虐待防止などを学びます。
もともとは新入社員研修に含まれていた内容でしたが、新入社員の段階では情報量が多く、十分に消化できないという課題がありました。そこで、実務経験を少し積んだ約3か月後に改めて研修を行うことで、内容への理解を深めるように工夫しました。
③ 従事者研修(入社後1年程度)
従事者研修は、入社から1年が経ち一通りの業務ができるようになったタイミングで実施します。この研修の目的は、「この段階で身に付けておきたい基礎的な力」を再確認し、必要な知識・スキルを確実に定着させることにあります。
研修では、気づきやアセスメント(評価・振り返り)を通じて、日々の業務で必要となるスキルがしっかり身に付いているかを確認します。
また、この時期になると、社外の方と関わる機会も増えてくるため、「自社のサービスを正確に、わかりやすく説明できるか」といった対外的なスキルも確認・強化していきます。そのためには、自社サービスの特徴を改めて深く理解し、それを他者に伝える「アウトプット力」を磨く必要があります。
従事者研修は、次のキャリアステップへと進むための準備段階として、とても重要な位置づけとなっています。
④ 中堅社員研修(入社後2年程度)
中堅社員研修では、「知識を適切に活用し、それを周囲に伝え、チームをリードする力」を養うことを目的としています。この頃には、個人の成長だけでなく、チームや後輩に与える影響や関わり方そのものが問われるようになります。
この研修では、課題やグループワークを通じて自分の立場や役割を再認識し、受け身ではなく主体的に動ける姿勢を育んでいきます。目指すのは、表面的な理解にとどまらず、実際の行動に結びつく気づきを得ることです。
研修終了後は、マネージャーが1か月間にわたり、行動の変化や取り組み状況を見守ります。その後、「この1ヶ月でどんな変化があったか」「どんな学びがあったか」を一緒に振り返り、自身の成長を言語化していきます。この一連のプロセスを通して、社員一人ひとりが「これからの自分」と向き合い、中堅社員としての意識と行動を育んでいくことを目指しています。
他にも各事業所で実施する感染予防研修や、サービス管理責任者に就任された方を対象としたサビ管研修も行っています。
また、新入社員研修・初任者研修とは別に、入社後約3か月を目安に個別フォローアップ面談を実施しています。これにより、職場へのスムーズな適応を支援し、安心して働ける環境づくりに努めています。
── インクルードが人材育成において大切にしていることはなんでしょうか。
インクルードでは、「知識を教える場」として研修を行うのではなく、「気づき」から「行動の変化」へとつなげることを大切にしています。ただ知識をインプットして終わるのではなく、自分自身で気づき、それを仕事に活かし、実際の行動に変えていくこと。それが成長の原動力であると考えています。
そのため、それぞれの研修は「その時点で本当に必要な学び」が得られるように設計されています。
たとえば従事者研修では、 「分かっていたつもりだったことが、実は表面的な理解にすぎなかった」と気づくことがあります。また中堅社員研修では、 「自分一人の成長だけでなく、後輩の育成にも主体的にかかわる必要があるんだ」と自覚することで、日々の行動に変化が生まれることも少なくありません。こうした“気づき”と“行動の変化”が業務の質を高め、ひいては会社全体の成長につながっていくと考えています。
また、各研修では「なぜこの業務を行うのか」「その目的は何か」「成果を高めるために、どんな考え方や行動が求められるのか」といった本質的な問いに向き合うことも大切にしています。これからのキャリアをどう築いていくか、自分で考え、主体的に動いてほしいという想いがありますね。こうした問いへの向き合い方は、入社歴や立場によって自然と変化していくものです。そのため、私たちは4つのフェーズに分けて研修を実施することにしました。
さらに、インクルードの一員として、社外の人から信頼される存在になることも、非常に大切にしているポイントです。福祉の現場では、基本的な知識が不足していると「そんなことも知らないの?」と思われてしまうことがあると思います。そうならないためにも、社員には社歴に応じた知識と自信をしっかりと身に付け、堂々と業務に取り組めるような研修制度を整えています。
── どのようなときにやりがいを感じますか?
私がこの仕事の中で特にやりがいを感じるのは、やはり社員の成長を目の前で感じられる瞬間です。
研修で学んだことをすぐに現場で試してくれて、「こんなふうに変わることができました」とか、「小さいけど成功体験を得られました」といった声を聞けると、ちゃんと研修の内容が届いているなと嬉しくなります。
従事者研修のあとにも、「このままじゃ良くない方向に行きそうだったけど、研修を通して自分の状態に気づけました」「危ないところだったけど、自分の行動を見直すきっかけになりました」なんてフィードバックをもらうこともあって、そういうときは本当にやっていてよかったなと感じます。特に「これからはこうしていきたい」といった前向きな言葉を聞けると、こちらが伝えたかった研修の意図がちゃんと伝わったのだと実感できます。
中堅社員研修では、最後のワークが終わったあとに皆さんの表情がパッと明るくなる瞬間があって、その変化を目の当たりにすると、もうたまらなく嬉しいですね。また、研修報告書に寄せられるポジティブな感想を読むたびに、研修を担当できて本当によかったなと思います。
これからも一人ひとりの成長をしっかり後押しできるように、研修内容をもっと良くしていきたいと考えています。
── 今後、必要だと思う研修制度を教えてください。
今後導入したい研修はいくつかあります。特に、中堅社員研修が終了した社員に対してのフォローアップ研修を増やしていきたいと考えています。
また、現在の研修制度が整備された後に入社した社員の方々が、ちょうど活躍のフェーズに入ってきているところです。そうした方々の活躍状況を把握した上で、改めて研修内容を見直していきたいと考えています。
── 最後に、人事チームの今後の意気込みを聞かせてください。
これからも研修を通じて、社員が成長し、長く活躍できる環境を作っていきたいですね。
そのために、もっと現場の声を拾いながら、必要な研修を順番に整えていきたいです。まだまだやりたいことはたくさんありますが、ひとつずつ形にしていければと思っています。
ありがとうございました。次回は年に一回開催されるインクルードの社員総会をレポートします!ぜひご覧ください。
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※本インタビューの内容は、2025年4月時点のものです。
写真:AdobeStock、PIXTA