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「ひとりひとりが主人公として活躍する会社に」年齢によるしがらみを無くし、誰しもが生産人口、消費人口として貢献できる社会を - エイジレスinterview

エイジレス創業の背景について

まずこれまでの励司さんの経歴について教えてください。

ファーストキャリアと言うならば、大学在学中にやっていた街コンの運営事業かと思います。当時はリアルイベントが盛り上がっていて、私はコンフィアンザというイベント運営会社で営業や企画などをしていました。その会社はミクシィにM&Aされたのですが、その中で死ぬほど働き、スタートアップの世界観に触れ、全員がキラキラ人材ではなくても努力だけで世界は変えられると肌で感じました。またその時得た給与や報酬で世界一周をさせて頂きました。今思えば本当にいい経験ですね。

そして、帰国後カウモ株式会社の創業に参画しました。カウモでは、取締役として100名を超える組織まで一緒に成長しました。この時は1日16時間ぐらい働いていたかと思います。その後、2017年に代表取締役としてアウルス株式会社を創業し、2019年同社をエン・ジャパン株式会社に売却しました。2021年8月まで代表、役員としてPMIに従事していました。コロナ禍でしたが、私が在籍していた最後の期ににおいては、増収増益、過去最高業績を達成しました。思い残す事が完全に無いという訳では勿論ありませんが、それでも、創業者として最低限胸を張れる結果を残せたのではないかと手前味噌ながら思っております。

アウルスを事業売却してから、どういう経緯でエイジレスを始めたいと思ったのでしょうか?

自分自身M&Aを経験した後は、生活に困らなくなくなったので、何か生活のために仕事をするというより、数億、数十億円の事業売却や会社売却ではなく、社会変革できるような会社をつくりたいという想いが大きくなりました。これは自分自身でも驚きでしたね。

いくつかそのように社会課題を解決できるような事業を検討していてました。丸1年ぐらいは確実に考えていたと思います。その中でも代表の小出、取締役の網頭と気持ちが一番乗ったのが、日本社会が抱える少子高齢化の問題です。少子高齢化に伴い、労働人口が減少し、GDPが減少し、社会福祉も破綻する。このままでは日本の未来は確実に暗いなと感じました。年齢によるしがらみを無くし、誰しもが生産人口、消費人口として貢献できる社会を作らなくてはいけないなと思い、エイジレスを立ち上げました。

励司さんの今エイジレスを通して社会に対してやらなければならないこと

まだまだ啓蒙活動が必要ですね。ボーダーレス、ジェンダーレスの考えは浸透してきていますが、なかなか年齢の偏見を無くすエイジレスな思想は浸透していません。年齢を理由に、有能な人材が社会から置いていかれてしまっているのが現実であり、啓蒙する必要があると考えています。

一朝一夕では行きませんが、人口減少という火を見るよりも明らかな事実がある以上、年齢関係なく働くチャンスを創出しなくてはなりません。そのためシニア世代の方々が本来持っているポテンシャルを解放し強みを発揮できるよう、リスキリングなども行っております。新興のベンチャー企業でも5,60代の方が働けるよう伴走してキャリア支援をしているといった状況です。

エイジレスがキャリア支援事業に取り組んでいる背景

現在は、シニアに対する業務委託や正社員にて職業の紹介を行なっておりますが、現在の日本社会は50-60代の方は有能なキャリア形成を行なった人でも年齢だけでマーケットからは不要ですと言われております。

シニア領域におけるビジネスチャンスは趣味や終活などさまざまな選択肢がありますが、その中でも人生のほとんどを占める仕事という部分をクリアせず、「シニア世代の生産人口、消費人口を増やしたい」「シニアがより豊かな人生を送って欲しい」と言っても具体的なソリューションに繋がらないのではないでしょうか。ハードルが高いことは重々承知で、私たちはシニア×仕事の領域に真正面から向き合ってます。

私が言いたいのは、とにかくマイノリティを救おうといった話ではなく、50ー60代の実力ある人が不当に評価されるのはおかしいという事です。労働人口が減少するなか、合理的に考えて、シニア世代に対する現代社会の感覚がおかしいと考えています。数年のうちに20代の優秀なエンジニアなんてどこにもいなくなりますよ(笑)少子高齢化に伴い若手の人材を採用するのは非常に困難になります。

その中で実際にシニア世代の方々に対してサービスを提供していく中で特に今のエイジレスがやらないといけないと考えていることはありますか?

実際に事業をやってみて、弊社の考え方に対して社会の人が共感してくれる事に驚きました。若手人口が減少するから、年齢関係なく登用しようよ!というシンプルな話ですからね。ただその課題に向けての解決は、一筋縄ではいかないと感じています。私たちの腕の見せ所ですね。

シニア世代の候補者さんからは良く、いろいろなSESの企業に相談していてもエイジレスだけは一番親身に相談のってくれ、自身の魅力を引き出してくれたという感想を頂きます。また、企業様側からも優秀な人材に出会う事ができたと感謝して頂いております。

労働人口の減少は確定未来としてそこにあり、ミスマッチを起こすことなく候補者さん企業さん双方にベストのマッチングができるよう、候補者さんにも寄り添い強みを引き出しつつも「今のベンチャー企業のカルチャーや働き方、必要スキル」などシニア世代の方が知らない情報や考え方をインプットしていく必要があります。またシニアの方が持つ強みやスキルを活かせる企業さんを開拓していくことも弊社の使命です。

候補者様および企業様の両方に対して「エイジレスを使って本当によかった」と思ってもらえるようなベストマッチをしっかりと起こしていく、そして、起こし続けられる組織、サービスを作ることが今の我々のやるべきことだと考えています。

どういう会社を作りたいのか

今は、エイジレスとしても自分自身としても、まだまだやりたいことの1%ぐらいしか出来ていないです。しかし、この1%はただの1%ではありません。1%の中には、「年齢によるしがらみをなくす」という巨大なテーマが既にあり、それを実現するための強力なメンバーがおります。

壮大なビジョンやテーマがあると、自分自身がまるで社会を変える主人公のように感じられます。、そのような環境で働けることは人生においてこの上ない喜びです。この感動や幸せを社内外問わず様々な人に届けていきたいですね。

シニアというマーケット、業界における啓蒙活動から事例作り、具体的なソリューションの提供まで全てのステップを先駆者としてベストプラクティスを作り続けるというのが我々の使命ではないかなと考えています。

エイジレスへの入社を考えている方へのメッセージ

今のエイジレスには能力の高さだけではなく使命感を感じて、働ける方を求めております。誰しもが必ず歳を取り、シニアになるわけですから。全人類が当事者なわけです。一緒にこの課題を解決しにいきましょう!

エイジレスを一緒に創り上げる仲間とは共に短期的な思考や施策ではなく、今の社会に対して本質的な問題解決通して「年齢によるしがらみをなくす」という山を全力投球で登っていきたいと考えています。

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