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札幌移住でQOLが爆上がり。現場の視点を常に大切にする入協3年目の山﨑さん

ープさっぽろに入協してから2年以上勤続したデジタル推進本部メンバーに、DXの取り組みと共に自身の変化を聞く連載企画「#変化の途中」。

今回はデジタル推進本部システム部 山﨑奈緒美さんです。入協エントリーでは「組合員さん」へ提供する価値を最大化することを模索し、エンジニアフレンドリーな環境づくりや、全職員に向けての働きやすさを考えるだけでもワクワクする」と書いていた山﨑さん。

入協から2年半がたち、実際にどんなお仕事をされてきたのでしょうか。そして、さまざまな場所に住んできた山﨑さんにとって札幌の生活はどのようなものなのか、お話をお伺いしていきます。

コープさっぽろ4人目のAWS Samuraiの現在の仕事とは

ー コープさっぽろで現在までに担当してきたお仕事を教えてください。

山﨑:入協して初めての仕事はGoogle Workspaceのドメイン移行でした。ドメイン移行の作業と並行して、全事業部へ利用案内や、使い方の問い合わせ対応も担当しました。現在はAWS担当として、コスト削減やセキュリティ対策などの全体統制や、新規に構築するシステムのインフラ設計・構築などをしています。

ー 山﨑さんはコープさっぽろの4人目のAWS Samuraiですよね。AWS Samuraiがいることで職場にはどのような影響があるのでしょうか。

山﨑:AWS SamuraiはAWSのユーザーコミュニティの成長およびAWSクラウドの普及に大きく貢献または影響を与えたユーザーを表彰する制度です。

コープさっぽろ内には、CIOの長谷川さんほかその称号を持つ人が複数います。他にもコミュニティ運営や登壇といった形でコミュニティ活動に積極的に参加するようなメンバーが集まっているので、コミュニケーションが活発で、仕事の進め方もスムーズだと思います。

ー DXに関わるお仕事で印象に残っているエピソードはありますか。

山﨑:いままで店舗事業で使用していたAWSのBIツールであるQuickSightを今年の4月から宅配事業でも利用することになり、それぞれの事業単位で所属するQuickSightユーザーにアクセス権限を分ける作業が発生しました。

いままではSSOの仕組みを利用してGoogle Workspaceと連携していましたが、店舗と宅配で1000人以上いるユーザーごとに手動で権限を分けるのは大変なので、AWS Step Functionsというビジュアルワークフローサービスを利用し、QuickSightユーザーの登録と権限付与を自動化させました。初めて利用しましたが、プログラミング不要なので簡単に実装できて、作業していて楽しかったですね。

ー 現在のお仕事においてご自身の強みやご経験がどのように活かされていると感じますか。

山﨑:前職でAWSを活用していくこととなり、既存システムのAWSへの移行作業やAWS環境での新規システム構築を経験しました。コープさっぽろに入協した頃も同じようにAWSへの移行が急務で、入協エントリーにも書きましたがデジャブ感がありました(笑)。AWS移行は別のメンバーが担当しており、私は新規システム構築を担当しているのですが、難しい作業も経験を活かしてスムーズに対応できました。

DXを通してエンジニアと現場の職員が働きやすい環境を目指す

ー 前職からDX領域でお仕事はされていたとのことですが、コープさっぽろならではのDXはどんなところだと思いますか。

山﨑:DXの定義はさまざまありますが、コープさっぽろが定義するDXは「働く人すべてがオンラインの住人となり、業務がフラットにすべて繋がっている状態」です。SlackやGoogle Workspaceなどのツール導入や、業務システムの開発でDXを推進しています。

また、Developer eXperience(開発者体験)を良くしていく意味合いもあると感じています。大画面のモニターの導入や、リモートワークの推進などがすでに実現されました。ルールがないところから提案していくのですが、気軽に意見を出しやすい環境だと思います。

ー 山﨑さんがDXに関わる上で大切にしていることはありますか?

山﨑:システムを利用する現場のことを知らないと、机上の空論になってしまうので、現場の視点も持つことを一番大切にしています。半期に一度は現場に出向いたり、クリスマスやお正月などの繁忙期は店舗でお手伝いをする機会があり、現場のメンバーに困っていることや不便に思っていることを直接聞いています。現場にはITに慣れていない方もいるので、実際に利用者の声を聞くことは欠かせません。

ー コープさっぽろのチーム環境について教えてください。

山﨑:私の所属するインフラチームは8名中6名がビジネスパートナー(BP)で、チームリーダーもBPという珍しい構成です。入協時には驚きましたが、多くのBPはコープさっぽろに長年勤務しており、分け隔てなくコミュニケーションが取れる環境です。Slackの雑談チャンネルも常に盛り上がっていますし、心理的安全性は高く発言しやすい職場だと感じます。年齢層も幅広く、札幌が地元の人もいれば、移住やUターンの人もいて、多様性がある職場だと思います。

都市部と自然が近い札幌でQOLが爆上がり。仕事にも良い影響が生まれる。

ー 2年半前に東京から移住し、現在はどのような働き方をされていますか。

山﨑:4月の半ばに自宅を購入し、引っ越しをしました。ネット環境の整備中で、現在は毎日出勤していますが、以前は週2回出勤して残りはリモートワークをしていました。

ー ご自宅を購入されたということは札幌に長く住む覚悟ができたんですね。

山﨑:そうですね。札幌は駅周辺や大通、すすきののような都市部の周りに住宅街があり、20分ほど離れるだけで海、川、山と自然がたくさんあります。都市部と自然がとても近いので気軽にアクティビティが楽しめて、冬はスノーボード、夏はロードバイクにハマってしまいました。

東京にいた頃は休日は寝て過ごし外出することもなかったので、QOL爆上がりとはこういうことなのかと実感しています(笑)。

ー 環境の変化は山﨑さんの仕事にも影響はありますか。

山﨑:仕事でモヤモヤすることがあっても引きずらなくなりました。デジタル推進本部のメンバーで始めたAgri部での畑仕事や、趣味のロードバイクやスノーボードで体を動かしていると、気持ちもいつのまにか切り替わりますね。

今後は業務だけでなく、若手育成にも力を入れていきたい

ー 山﨑さんが今後チャレンジしていきたいことはありますか?

山﨑:エンジニアの組織を広げていくことと、若手の育成に力を入れたいです!

ー コープさっぽろへの入協を希望する方へ向けて、どんな方がコープさっぽろに向いていると思いますか。

山﨑:技術に特化している方にもちろん来て欲しいです。しかしそれ以上に、コープさっぽろの幅広い事業に興味を持てる方や、店舗や宅配の現場に足を運び、現場の職員たちの声を拾い、ニーズを探すことが好きな人が向いていると思います。

私自身のお話をすると、働いていてとても楽しいし、プライベートも充実していて転職と移住をして良かったと感じています。私と同じように東京から移住してきたメンバーはみなさん「QOLが爆上がりした」と口を揃えて言いますね(笑)。東京での生活にちょっと息苦しいなと感じている人にはおすすめです。

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DXを通してエンジニアや店舗などの現場の職員たちの働きやすい環境について考える山﨑さん。入協してから現在まで常に山﨑さんの視線の先には「人」が存在していて、コープさっぽろの目指すDXを体現するようなエンジニアなのではないでしょうか。

QOLが爆上がりしたという札幌ライフについて話す山﨑さんはとても充実した表情をしていました。

あたらしくコープさっぽろに入協した、デジタル推進本部メンバーのnoteはこちらからご覧ください!


札幌移住でQOLが爆上がり。現場の視点を常に大切にする入協3年目の山﨑さん|コープさっぽろDX
コープさっぽろに入協してから2年以上勤続したデジタル推進本部メンバーに、DXの取り組みと共に自身の変化を聞く連載企画「#変化の途中」。 今回はデジタル推進本部システム部 山﨑奈緒美さんです。入協エントリーでは「組合員さん」へ提供する価値を最大化することを模索し、エンジニアフレンドリーな環境づくりや、全職員に向けての働きやすさを考えるだけでもワクワクする」と書いていた山﨑さん。 ...
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