1
/
5

業務をタスクではなく、オポチュニティと捉える【成長するスキルシリーズ】


このストーリーは、unnameの代表 宮脇がnoteにて発信しているビジネス読みものを編集し、Wantedlyのストーリー用に記載したものです。『読むと成長に効く』ような、仕事術やキャリアについて思考したテーマがメインです。

今回の記事は、誰でもが取り入れられるテーマ「業務への取り組み方」を、依頼側の目線を基に解いたもの。業務をオポチュニティ(機会・好機)と捉える、仕事にエポックが起きる考え方です。基本スタンスとして身に着けたい内容です。

こんにちは、unname代表取締役の宮脇啓輔です。

人生は、やったことがないことを「いい機会だ」と捉え前向きに取り組むことで、また別の機会が舞い込んできたりするものです。やらされている人と、自ら意味を見出し能動的に取り組む人とでは、パフォーマンスはもちろん、顔つきさえも違います。

せっかくだったら、いい顔している人にお願いしたいですよね。

仕事ではそれが顕著で、仕事の報酬は仕事という言葉で表現されたりもしています。そんな中、今回はこちらのXの投稿を元ネタとし、さらに肉付けして解説してみようという取り組みです。


若い頃は、良い仕事をしたらもっと良い仕事をもらえ

「仕事の報酬は仕事」という言葉は、良い仕事をした人にはもっと高い難易度や、やりがいのある仕事が任されるという考え方になります。そして、いい仕事をすると成果も出るので、結果的に昇給・昇格に繋がります。なので、報酬としていい仕事をもらうことは、短期的な金銭報酬よりも中長期的に見ると断然お得になります。

完全歩合制の仕事は報酬が金銭報酬となる一方で、同じ仕事をやり続けることが多く、業務の難易度の頭打ちや、やりがいが増えづらい性質があります。どちらが良い悪いというものはないですが、筆者は、若い頃こそ金銭で回収せずに、中長期で活きてくる経験・成長機会をとるべきだと考えています。

では、良い仕事を獲得するためにはどうすれば良いのか?

その答えは「業務をタスクと捉えるのではなく、オポチュニティと捉えられる」ことです。非常に重要ですが、直接的に教わることがあまりのない考え方になるので、ここでしっかり覚えてください。これが良い仕事を獲得するための一歩目になります。

  • タスク:やらないといけないことであり、言われたことだけをやる
  • オポチュニティ:やるからには何かの機会にする、裏テーマをもつ

とある業務に対し、上から降ってきたただの業務と認識するのか、この仕事を「成長機会にするぞ」と主体的に取り組むのでは、仕事のスピード・クオリティにも圧倒的な差が生まれます。何よりも取り組む姿勢(いわゆる仕事っぷり)が変わるので、仕事をお願いした側は、「また仕事を任せてみたいな」という気持ちになります。

金銭報酬は結果的に付いてくるので、まずはいい仕事をどんどんもらおう

つまり、業務をオポチュニティと捉えるメンタリティが、あなたの仕事っぷりを変え、良い仕事っぷりが良い仕事を引き寄せるということなのです。これはあまり会社では教わることがなく、意識しておかないと知らない間にライバルと差がついてしまっていたりします。

なぜ「同僚のあの人だけあんなに良い仕事を任せられるんだ?」と思っている場合は、その人の業務への向き合い方を観察したり、聞いてみるといいのかも知れません。これは通常業務だけでなく、忘年会の予約業務、社内イベントの司会進行、清掃業務など、そういった本業ではない業務でも常に評価されています。

では、業務をタスクと捉えている人と、オポチュニティと捉えている人の違いについて解説していきます。

業務をタスクと捉えている人

できそうな仕事しか集まってこないので、大きな失敗はないが評価もされない


業務をオポチュニティと捉えている人

失敗はしたとしても、最後までやり切ってくれそうな期待感がある


この意識の差は複利で効いてくる

業務をタスクと捉えている人と、オポチュニティと捉えている人との一番の差は、機会の差になります。受け身で仕事をする人には、将来発生していた可能性がある重要な仕事が任されない、つまり機会損失が起きています。

しかし、この機会損失に気づくことは困難です。なぜなら機会損失というものは、今現在では何も失っていないから。

「あの時、あの行動がないとこの機会はなかった」と認識することで、初めて機会損失の影に気づくことができるのです。逆説的ですが、機会を得ることによってしか、機会損失には気付けないのです。これは経験則的に知っておくと、いろんな場所で機会損失を回避することができます。

また、人の才能は、「努力×機会」で開花していくものだと思っているのですが、自分のコントロール下にあるのは努力のみです。もちろん手を挙げて取得できる機会もありますが、それは誰がやっても良いような業務がほとんどです。

本当に重要なミッションは与えられることがほとんどです。重要であればあるほど誰がやってもいい訳がなく、挙手制なはずがありません。そして、重要ミッションを得るためには、やはり業務をオポチュニティと捉えて主体的に取り組むしかないと思っています。この積み重ねは5年10年単位で大きな差を生みます。


明日からこんな感じで取り組んでみよう

ではここからは、ビジネスシーンにおいて具体的な取り組み方について解説します。

通常業務はまだ能動的にやる方が多いと思いますので、差がつきやすい通常業務以外でご説明します。

予約だけでなく、当日の立ち振る舞い、翌日のお礼メールをまで気を抜かずにやりたい


やらされている人と、自分で目的意識を持っている人とでは大きく差が出る日報


やらされている感が出ると、今後同席させてもらいづらくなるので注意


ちなみに仕事というものは、本業であればあるほど、評価対象の業務であればあるほど、頑張るインセンティブが働きます。なので、このスタンスは通常業務外の業務でこそ発揮すべきです。みんながなんとなく受け身で、やらないといけない業務だと認識するような業務で、ぜひ、その業務をオポチュニティと捉えてください。

その姿勢を誰かが見ていて、将来の何かの機会につながります。これが長い年月をかけてあなたのビジネスシーンにおいて複利で効いてきます。必ず。


宮脇のXでも、思考のタネ仕事のヒント、まとめを発信しています!日々のスキマにぜひ◎



Invitation from 株式会社unname
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社unname's job postings

成長

Weekly ranking

Show other rankings
Like Hitomi Hashio's Story
Let Hitomi Hashio's company know you're interested in their content