株式会社unname 代表の宮脇です。
私は、「仕事はあくまで人生の一部ではあるが、その大部分を占めるもの」だと考えています。
人生の多くの時間を仕事に費やすのであれば、楽しく、やりがいがあり、人の役に立ち、そして何より本気になれる方がいいに決まっています。
今回は、私たちunnameが「日々どんなスタンスでクライアントやその事業と向き合い、どんな熱量を持った仲間を探しているのか」についてお話します。
マーケティング支援を行うunnameが単なる「支援業者」や「マーケティング手法の専門家」で終わるのではなく、事業を伸ばす当事者として泥臭く戦う。その先にある「勝つべき人を大勝ちさせる」面白さと、結果としてunnameのメンバーが手に入るものについてお話しさせてください。
目次
なぜ、私たちは「BtoBマーケティング」をやるのか
マーケティングは、勝てる者を大勝ちさせる仕事
「いつでも辞められる」という外交カードを持て
スタートアップの「魔法」は使わない
仕事を通して、人生を全うする
なぜ、私たちは「BtoBマーケティング」をやるのか
まず最初にあまり発信していない内容ではあるのですが、私がunname社を創業した2019年当時、マーケティング支援事業をやるつもりはありませんでした。
実は、スポーツ×IT領域で事業をやろうと考えていました。しかし、創業直後の2020年に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に蔓延し、人が外に出ない世界が突然やってきました。人が外に出れなければスポーツどころではありません。東京オリンピック2020でさえ、一年遅れての開催になりました。スポーツ事業をいつ立ち上げられるか全く予測がつかない事態に陥ったのです。資金にも余裕があったわけではなかったので、日に日に銀行残高は減っていきました。
半年間ほど粘りましたが、生き残るために手堅く需要が見込めるマーケティング支援へと舵を切りました。
今度は逆に、コロナ禍のおかげでリモートワークが普及しました。その影響で旧来型の営業が通用しなくなったBtoB企業からのマーケティングの相談が急増し、BtoB領域に特化していくことになります。コロナによって事業を潰されたり、チャンスが舞い込んできたりと、時流に合わせることの大事さを肌で感じた瞬間でした。
結果としてこのBtoB特化のマーケティングという領域は、メンバーが成長していく上で非常に良い環境をもたらしてくれました。というのも、BtoCのマーケティングは、「そのドメインへの深い知識」や「感覚的なセンス」が問われる世界です。しかし、BtoBはロジックで勝負できる世界です。顧客を深く理解し、提供価値をメッセージに乗せて正しく届ければ、再現性高く成果を出すことができたのです。
さらに、BtoBのビジネスモデルを深く理解することは、世の中のビジネスの真髄を知ることに繋がります。 例えば、Amazonがあれだけ普及した理由は、単にサイトが使いやすいからではなく、「国土の狭さと発達した物流網」という裏側の構造があるからです。BtoBの領域に深く入り込むことで、BtoCビジネスがなぜ上手くいっているのか、その根底にある構造やルールが見えるようになります。
消費者と直接接点のないBtoBの世界は、ビジネスの世界でしかキャッチアップが難しい
日本には約370万社あり、そのうち約8割がBtoB企業です。しかし直接消費者との接点のないBtoB企業の構造を理解するのは、日常生活ではできません。そんな世の中の裏の仕組みを深く理解できる機会にもなるのです。
マーケティングは、勝てる者を大勝ちさせる仕事
私たちがマーケティング支援業に感じている社会的意義は、とてもシンプルです。 それは、「負けている人を無理やり勝たせる」ことではなく、「本来勝つべき人を、大勝ちさせる」ことです。
世の中には、素晴らしい技術やプロダクトを作れる「埋もれた天才」がたくさんいます。しかし、見せ方や届け方がわからずに苦しんでいる。そういった人たちを発掘し、世の中に知らしめ、しっかりと光を当てるのが私たちの仕事(マーケティング)だと思っています。
また、BtoBマーケティングはリード(見込み客)を獲得することがメインミッションとなります。私たちがここでリードを取れなければ、サプライチェーンの後ろ工程にいるセールスやカスタマーサクセスが暇になってしまい、仕事がなくなります。企業の売上の最前線を作り出す、非常に責任とやりがいのあるポジションでもあるのです。
BtoBの世界は上流工程でつまずくと、チーム全体に皺寄せがくる
「なぜ自社事業ではなく、クライアントワーク(支援事業)をやるのか?」と聞かれることがあります。
私の出身であるサイバーエージェントも、創業以来ずっとインターネット広告代理事業をやっています。あれは収益の柱であると同時に、強烈な「人材育成のファーム」として機能しているのです。というのも、代理店事業で鍛え上げられたエースプレイヤーがいるからこそ、新規事業を立ち上げる時に彼らを送り込み、事業を成功させることができるのです。
支援事業と自社事業のハイブリッドの会社が強い
私たちunnameも同じ思想を持っています。
自社事業の立ち上げを急ぐよりも、まずは「どんな事業でも伸ばせる強靭な人材が育つ場所」を作りたいと思っています。それが、私たちが支援事業にこだわる理由の一つです。
「いつでも辞められる」という外交カードを持て
ではunnameで働くことで、皆さんにどんな価値があるのか。
それは、特定の専門スキル以上にポータブルスキル、つまりどこでも通用する汎用的なビジネス戦闘力が磨かれることです。マーケティングのスキルがつく以上に重要なことだと私は考えています。
これからの時代、人口が減っていく中で、特定のニッチな専門知識しか持たない人はどんどん厳しくなります。求められるのは、どんな環境にも適応し、プロジェクトを推進できる「戦闘力の高い人材」です。
このポータブルスキルを持つことの本当の価値は、「何かあったら、俺はいつでも転職できるぞ」という強力なカードを持てることです。
人が職場で病んでしまうのは、人間関係や仕事が辛いからだけではありません。「理不尽な環境だけど、自分には他に行く場所がないから辞められない」という物理的・精神的な閉塞感が人を追い詰めるのです。 どこでも通用するスキルを持っていれば、「お前そんなこと言ってるなら俺辞めるぞ」と心の中で思えるようになります。これは精神衛生上、非常にヘルシーな状態です。
もちろん、辛いからと言って本当にすぐ辞めろと言っているわけではありません。これは、国家が持つ兵器や外交カードと同じです。使うために持っているのではなく、いざという時に自分を守る「抑止力」として胸のポケットに忍ばせておく。そのカードを持っているからこそ、会社に依存せず、自信を持って対等に働き続けることができるのです。
スタートアップの「魔法」は使わない
働く環境としてのunnameの面白さは、「10人以下のフェーズ」であることです。どんなに有名でも歴史のある企業に行けば、すでに完成された文化と仕組みの中で働くことになります。しかし今のunnameなら、あなた自身が会社や文化の「作り手」であり、事業の当事者であり続けることができます。
また、私たちは世間で持て囃される「スタートアップ」とは少し毛色が違います。 スタートアップには、一つのサービスが当たったことで急成長する「一瞬の魔法」がかかっていることがあります。しかし、その魔法が解けたり、買収されたりした瞬間に組織が崩壊する不条理さも孕んでいます。
また、仮に事業がうまくいき会社が成長していたとしても「同じプロダクトの営業を延々と繰り返していて、自分に市場価値の高いスキルが身についているのだろうか?」と将来に不安を感じている人はたくさんいると思います。そんな人にこそ、unnameでの環境は合っていると確信しています。
私がスタートアップにいたからこそ、そこで負の側面も見てきた方こそ、私たちはそうした一過性の魔法には頼りません。地に足をつけ、様々な出自を持つメンバーから泥臭くスキルを盗み合いながら、本物の実力を養っていく環境であり続けたいと願っています。
仕事を通して、人生を全うする
最後に、私たちの仕事観について。
私たちunnameでは、「仕事は人生の一部であり、大部分を占めるもの」だと考えています。だからこそ、楽しく、やりがいがあり、しっかり稼げる方がいいに決まっています。
これから日本は少子高齢化が更に進み、税金や社会保険料も上がり続けます。その中で豊かな人生を送るためには、個人が稼ぐ力が絶対に必要です。 だからこそ、今のうちに死に物狂いで成長し、実力と資産という盤石な基盤を作る。その上で、本当に自分がやりたいことを自由にやれる状態を目指す。
仕事を通して、人生を全うしていく。それが私たちのスタンスです。
だからこそ、unnameが求めているのは「マーケティングの専門家」や「マーケティングオタク」ではありません。 マーケティングはあくまで手段であり、目的は事業を伸ばすことです。ご支援先の経営者や事業責任者と膝を突き合わせ、対等に議論し、事業の成長に本気でコミットできる人材。そんな本質的なビジネスパーソンになりたいと願う方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。
「ポータブルスキルという強力なカードを手に入れたい」
「事業成長の当事者として、圧倒的な実力をつけたい」
「もっと本質的なマーケティングに向き合いたい」
そう感じた方は、ぜひ一度、カジュアル面談でお話ししましょう。