- リモート有|ディレクター
- Djangoエンジニア
- Administrative staff
- Other occupations (32)
- Development
- Business
こんにちは!ヘルスベイシスの人事です。
今回は、弊社の新卒採用責任者の有澤にインタビューをしました。
目次
▼自己紹介
▼入社理由
▼新卒採用について
▼今の心境と将来の話
ーまず簡単に自己紹介をお願いします!
有澤:ヘルスベイシスの有澤です。現在、人事部で新卒採用責任者をしています!あと一部のセールス業務や新規事業も兼任しています。
名 前:有澤 魁人(アリサワ カイト)
出 身:北海道
趣 味:サウナ、筋トレ、駄菓子食い
学生時代:10年間、サッカーをしてました。
各年代で小中高とキャプテンもやるぐらいサッカーしかしてなかったです。
ー新卒採用から新規事業の立ち上げまで…かなり欲張りですね…。
有澤:そうですね(笑)でも、ヘルスベイシスではこれが当たり前の環境というのもありますが、パラレルに色々なことができる状態って事業へのアプローチを多角的に行えるので楽しいですよ!
一般的なベンチャー企業は資金調達もしていたりと何かと外的制約も多いので、結局一個の職種しか担当できないとか、ダイナミックな人事配置になりにくかったりするのはあるあるですよね…。その点ヘルスベイシスは「完全自己資本」なので、挑戦的な人にとってはこの上ない環境だと思ってます。もちろん業務量は人並みではないですが(笑)
入社理由
ーところでなぜ有澤さんはヘルスベイシスに入社されたんですか?
有澤:やはり一番は日本の慢性的な社会課題の解決に向けて、より本質的に取り組めると環境だと感じたからです。
当時、就活生だった私はテレビ業界を志望していました。
「どうしても受かりたい」と思って選考を進めていたつもりなんですが、内定を貰えた瞬間に「本当にここに就職して良いのか」という迷いが生じたんです。細かい選考フローを含めると7次選考くらいまであったので、辞退するには勇気が必要でしたね(笑)
でも一つだけ気づいたことがあって、それは『自分がテレビの道に進んでも誰も救えない』ということでした。たしかに私はテレビからたくさんの生きる勇気と力を貰いました。しかし、テレビには見るタイミングによって情報が変わる時間的制約と、不特定多数に対して画面越しに情報を届けるため、影響が間接的且つ個別最適ではないという制約があります。
結論、様々な過去の経験も相まってテレビ業界は自分にマッチしていなかったんだと気づきました。そして本質的な事業のあり方を目指すヘルスベイシスと出会い入社を決意しました。なぜヘルスベイシスなのかを詳しく語ろうとすると、おそらくちょっとした研究論文くらいの長さになるので、もし興味があればぜひカジュアル面談で話すので聞いてください(笑)
ーそうなんですね!ちなみに入社してからのギャップとかはありましたか?
有澤:それが特になかったんですよ。そもそもヘルスベイシスの面談や面接は「アンマッチを無くす」ことを軸に設計しているので、同期とかでも天地がひっくり返るほどのアンマッチを感じている人はいないですね。ギャップが無いというのも、それはそれで良いのか悪いのか分かりませんが…。
ー有澤さんが人事配属になった経緯を教えてください!
有澤:今のヘルスベイシスにおいて、「採用」というファクターが最優先事項かつ何も仕組み化されていない領域だったのと、私自身も人事に興味があり、課題を感じていた部分でもあったので、役員から「営業と人事を兼業してみない?」という誘いを受けた時には二つ返事で快諾していました(笑)
というのも、大学生時代によくある就活相談のプラットフォームを一から自分たちで立ち上げたことがあって、当時はそこの責任者として動いていました。おかげさまで一つの年代の運営だけでしたが、累計1000人程度の母種団を作ることに成功しました。
そこでの採用業務の経験から「人を導く」という人事の仕事に興味を持ち始めました。
今では、人事組織の構築に深く関わるようになり、営業の業務を徐々に引き継ぎながら人事の業務に加えて他の業務も担当しています。
新卒採用について
ーこれからヘルスベイシスはどういう会社になると思いますか?
有澤:「日本の新しいスタンダードとなる事業創造を行う会社」です。
事業創造をする会社であり続けるためには、事業創造を行うメンバーが必要です。
実は、今の就活市場で若いうちから事業開発が行える会社って案外少ないんですよね。
例えば、学生からしたら「○○億円の資金調達をしました!」や「上場してます!」の謳い文句って、学生からしたらなんかかっこいい!とか一種の安心を与えたりするんですよね。
考えてみれば、資金調達や上場している会社には株主がいるわけで、その株主が新卒のペーペーに新規事業開発の担当を任せることを承認するとは考えにくいですよね(笑)
自分が親になったことを想像してみて欲しいのですが、もし「この1,000円で好きな本を買ってきて良いよ!」と子どもに伝えたのに、蓋を開けてみたら1,000円分のお菓子を買ってた、なんて事実が分かったら、あなたは子を叱りますよね。それと同じです(笑)。
弊社は完全自己資本なので、今の事例だと、自由に使えるお小遣いが1,000円あるようなもの。500円で買った"ONE PIECE"の最新刊を、400円分のお菓子と100円のコーラ片手に楽しむ、なんてこともできる。
グダグダ話しましたが、もし自分が何がやりたいのか分からないけど、事業やサービスを生み出すための成長をしてみたい!という新卒の方がファーストキャリアを選ぶときは、『やることは決まっているけど、仕事の範囲が広い会社(業務量がただただ膨大な会社)』なのか『やるべきことから考えることのできる本質的な意思決定が行える会社』なのかをしっかり判断すると良いと思います(もちろん圧倒的な業務量が生み出す成長も決してバカにはできませんよ!)。
私が新卒の時に見てきた会社は、『仕事量が多いこと』を成長できる環境とか、裁量権がある環境と形容している会社が多かったので、しっかり切り分けて調べることをお勧めしておきます。
ーヘルスベイシスはどのような育成方針なのですか?
有澤:知的労働をダイナミックに新卒にも任せ、仮説検証のフローを自ら生み出しアクションまで行ってもらっています。これにより、過不足のあるデータに直面したり定性情報をどうサイエンスして解決まで持ち込むかを考える素養がついていきます。事業開発を行わなければならない企業で働くのに、誰かが意思決定した内容を、ただなぞるように作業をしても目標は遠のく一方だと考えています。
あと「正解」はこちらで用意できない場合がほとんどなので、組織と共に失敗を繰り返すことになります。たとえ営業部所属だとしても、解決の糸口がマーケティングにあるのであれば、対応している職種にどんどんチャレンジしてもらっています。
この育成方針は会社の規模に依存する部分もあるので、100名規模になった時に同じやり方は通用しないと思っています。27年度卒、28年度卒の新卒となる場合は、分業化のどのように進めるかの仮説検証を行うことになると考えています。今の規模だからこその特権ですね。
ーヘルスベイシスではどのような採用基準があるんですか?
有澤:結構単純ですが、「素直な人」です。
特に個人的に最強だと思っているのは「素直を演じられる人」ですね。
素直な人に備わっているのは、「とりあえずアクションを起こしてみる」という力ですね。
この力は、仮説検証の数が勝負なヘルスベイシスではめちゃくちゃ楽しく働けると思います。
さらに私が「素直を演じられる人」が最強だと思う理由は、クリティカルシンキングが備わることなんですよね。
人間いくら素直でも自分の考えと違う意見ってどうしても否定したくなるし、「これをやろう!」と言われてもアクションを渋るとかは、ぶっちゃけあるあるだと思います。
ただ、「素直が演じられる人」は、この場面を「このアクションをすることが本当に正しいんだろうか」と疑った上でアクションを起こすので、各アクションにクリティカルシンキングが発生するんですよね。
アクションを起こした上で改善ができないか常に考えることができる。これができるのが「素直を演じられる人」ですね。
今の心境と将来の話
ー有澤さんがヘルスベイシスで働くなかで心境の変化はありましたか。
有澤:ぶっちゃけ、かなりありました。
私自身、生まれも育ちも北海道で、今までなんとなく東京へ行って成功してやるという思いが漠然とあったんですよね。
それもあってか、「絶対事業を作れるようになってやる」とか頭でっかちに考えていたりしましたが、全く意味なかったですね(笑)。
社会で価値のあることって、利他の精神を持ってGiveを行う事なんだと痛感しました。事業/サービスってそもそも利他によって生まれるものだという構造を理解していませんでした。当時、就活生だった私も口では「〇〇を届けたい!」とか言ってましたが、心から思ってなかった。思い返すと社会人失格ですよね。
ただ世の中には、利他の心がなくてもサービスを届けられる会社もあります。それは「既に何かを届けるという『仕組み/構造』が出来上がっている会社」です。私はヘルスベイシスで、何の仕組みもない挑戦的な環境に身を置くことでGiveを行うことの難しさを痛感しました。
おそらく私は、将来自分の想いがのった事業で人を救えた時、言葉に変え難い喜びを感じるのだと思います。
ー最後に何かこの記事を読んでくれている方に、伝えたいことはありますか?
有澤:この度は最後までお読みいただきありがとうございます。綺麗事を言うつもりはありませんが、私たちヘルスベイシスは組織作りに妥協せず、社会を変化させる事業家で溢れる組織を本気で目指しています。
これをお読みいただいている方が新卒の方なのであれば、チャレンジングな環境がある弊社を検討してみて欲しいです。もしお読みいただいている方が社会人の方であれば、ぜひあなたの経験を貸して欲しいと思っています。
何も整っていない会社だからこそ、できることがたくさんあります。
我々はそこに対する挑戦に制限を設けるつもりはありません。
『9割失敗、1割成功』の弊社で、共に会社を創りましょう!
以上、有澤のインタビューとなります。
ご覧いただきありがとうございました。