こんにちは。すららネット中途採用を担当している北村です。マーケティンググループ 学校部門サブマネージャーの久保田さんに、今のお仕事や仕事のやりがいについて聞いてみました。
成長の場として選んだベンチャー企業
「すらら」に入社する前、英語習得のためにフィリピンのイロイロという都市に行っていました。そこで、当時は韓国資本がほとんどだったセブで日本人に受け入れられる語学学校を立ち上げないか、と声がかかり、セブの英語学校立ち上げ事業に関わっていました。その間、東日本大震災があり、日本の就業環境が大きく変わりました。かつて独立して教育関係の事業を行っていたこともあり、教育関連で「教える」よりも「機会を提供する」仕事に関わりたい、という動機で「すらら」に入社しました。
学校現場を訪れてみて
入社直後の2012年~2013年、まだまだICTの学校での導入は進んでいませんでした。どんなに素晴らしいサービス、コンテンツであっても、市場でICT教育が受け入れられるにはまだまだ障壁が大きいことに驚きました。そのような中、ゼロから先生方と関係づくりに取り組み、「すらら」というよりも「教育にICTを活用すること」を受け入れてもらうにはどうすればいいのか、走りながら考えました。時代が進み、社会で求められる力や学校に求められるものが大きく変わりつつあります。そして、学校現場ではまだまだ変革に対応しきれていない現状。僕たちの仕事は、学校の現場を知り、求められる力を育むことができる学校づくりの支援だと考えています。
経済産業省「未来の教室」で組織を動かすダイナミズム
今は、経済産業省「未来の教室」プロジェクトに携わっています。長野県の公立高校でICTを導入をきっかけに生徒の学習生産性、学習効果、学習意欲向上を図るとともに、先生方の働き方改革にも取り組むというプロジェクトです。教員の仕事は忙しく日々追われている中、必ずしもすべての先生がICT導入に賛成、というわけにはいきません。そのような中、先生に「今どうしたいか」ではなく、「どんな未来を実現したいのか」という視点からこの活動に価値を感じて取り組んでいただけるようになること、そしてそれを組織としての活動に昇華することが仕事です。幅広い知見を持つ関係者も多数おり、調整は難しいと感じることも多い中、学ぶことも非常に多い仕事です。学校を変える、というダイナミズムに直接手をかけていることにやりがいを感じます。
組織文化や風土も一緒に創る仲間が欲しい
すららネットはベンチャー企業です。組織文化や風土もこれから創っていく、そういうステージにあると認識しています。教育改革に直接携わることができる、それも、数十分の一、という大きなポーションで携わることができることは、大きなチャンスです。「教育を変えたい」「社会を変えたい」という志を持つ人に仲間に加わってほしい。そして、「この人とだったらやれる」という仲間となってほしい。2020年は教育改革にとって大きな変革の1年です。私たち既存メンバーも、「この人と働きたい」と思われるよう、絶えず努力を続けていきます。