インタビュー#3|自由を求めて三千里。国境を越え、分野を越え、辿り着いた先にあったのは「不自由のない」会社との出会いでした。
こんにちは!relationのWantedly担当です。
早いもので、今年も残すところ約1ヶ月。寒さが身に染みる日々が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回は久々の社員インタビューを実施!3人目のお相手は、今年度に新卒入社をした網代さんです。
文系学部出身で国際関係の学習に精を出していたという網代さん。IT業界とは全く縁がなかったという彼女ですが、なぜrelationへの入社を決意したのでしょうか。
そこで今回は、網代さんのこれまでを深堀り!アイデンティティでもある海外での経験はもちろん、relationとの出会いと入社理由、そして入社後約半年間の振り返りなど、たっぷりお話ししていただきました!
網代 薫(あじろ・かおる)
法学部卒。2022年4月、新卒採用でrelationに入社。
学生時代は国際関係の研究に取り組み、海外インターンや1年間の交換留学にも参加。
IT業界とは全く関わりのない4年間だったが、relationの社風と手に職をつけられる環境に惹かれ入社を決意。趣味は海外での1人旅。
未知の業界も海外も、勇気を持って飛び込むだけ。自分の選択肢を広げることで、さらなる自由を獲得したい!
ーー改めて、網代さんの学生時代について教えてください。
網代 薫(以下:網代):とにかく海外に関する学びや経験にどっぷり浸かった4年間でした。
学部では国際関係論などを学び、カンボジアでの海外インターンやチェコ・プラハでの交換留学にも参加。入社前には1ヶ月半かけて1人ヨーロッパ旅行をするなど、海外文化の知識や英語力を蓄え続けていました。
ーーただ海外が好きというだけでなく、何度も現地に行くほど熱い気持ちがあったのですね。
網代:基本的に「自由」が好きなんです。
ヨーロッパ旅行も全部で10カ国行ったかな?以前よりもコロナが落ち着いたとはいえ、入国数の多さもあって、パスポート確認やPCR検査、ワクチン接種証明などの対応がものすごく大変でした。
もし何か不備があって入国不可になってしまうと、たった1人で途方に暮れるしかなくなるので……。
怖かった場面もありましたが、それ以上に海外への愛が勝ちましたね。
ーー飛び回るほど海外が好きなのに、今はデスクワークであるエンジニアとして活動されていると。
網代:よく言われます(笑)実際、就職活動が始まる前まで、IT業界やエンジニアにはあまり興味がありませんでした。
さっき「自由」が好きと言いましたが、それもあって型にはまった就活に違和感を覚えたことが、relationを知ったきっかけですね。
合同説明会に参加して、エントリーシートを何枚も提出して、何度も面接を重ねて……といった流れに、どうしても馴染めなかったんです。
なので、リクルートスーツを着込んで挑む堅い会社説明会ではなく、気軽に参加できるオンライン説明会だけに参加していて。そこでrelationに出会いました。
ーー「NO MORE 不自由」を掲げるrelationと、出会うべくして出会ったんですね。
網代:はい。relationのオンライン説明会でビックリしたことは、直接経営層とお話しできることはもちろん、なんでもオープンに教えてくれたことです。
例えば、月の平均残業時間って聞きたくてもなかなか聞けないじゃないですか。特に新卒での就活となると、「こんなことを聞くなんて、やる気がないんじゃないか?」と面接官に思われるかも……って不安になっちゃって。一種のタブーとして扱われがちですよね。
そういった新卒がなかなか突っ込めない内容を、自ら率先して開示してくれたんです。もうめちゃくちゃビックリしたと同時に、そこまでざっくばらんに対応してくれたことへの嬉しさが込み上げました。ここでガッチリと心を掴まれましたね。
ーーなるほど。しかし、ITとは無縁の学生時代。エンジニアとして活動することに不安はなかったのですか?
網代:もちろん不安はありました。それでも、ここまでフラットに接してくれる会社でならやっていける、と信頼できたことが大きいですね。
あとは自分の就活の軸であった、「手に職をつける」「女性として経済的に自立して活躍し続ける」という2点が叶うという点も、大きな魅力でした。
経験者との圧倒的な差……それでも「私はできる!」と信じ続けた理由は、自分自身への厚い信頼。
ーー実際に入社されてから、どのようにITスキルを身につけていったのでしょうか。
網代:入社後3ヶ月間はIT企業が合同で参加する外部研修に参加し、そこでHTMLやCSS、Javaなど、ITに関する基礎中の基礎をみっちり学ばせていただきました。
25人ほどのクラスに分かれていたんですが、私はその中でもずっとビリでしたよ(笑)他の参加者は専門学校卒や情報系の学部卒ばかりだったので、当たり前と言えば当たり前なんですが。
ーー周りが経験者ばかりだと焦りますよね……。途中で挫けそうになる瞬間もあったのでは?
網代:実はそこまで辛くなかったですね。もちろん、他の誰よりも先生に質問したり、課題制作に時間がかかったりなど、大変なことは多かったですけれど。
講師のみなさんがとにかく優しかったので、何の心配もありませんでした。私がしつこいくらいに質問しても、必ず理解できるまで丁寧に教えてくれたので「こんな初歩的な質問をして呆れられないかな……」といった不安はすぐに消えちゃいましたね。
あとは、今までの受験体験や語学学習など、血の滲むような努力を思い出して「私にできなかったら誰もできんやろ!」精神で乗り越えました!
ーーものすごい精神力ですね!海外経験からも分かるように、ガッツがすごいです!
網代:根性は鍛えてきたつもりです!とはいえ、根性だけでどうにもならないことがあるのが社会というか……それを今まさに実感していて。
研修後は大阪のオフィスで実務経験を積んでいるんですが、研修で学んだことを活かそうとしても、そもそも何をどうすればいいのか全く分からない状態。「これをお願いね」と先輩から明確な指示はもらえるんですが、そのやり方がわからなかったり……。
とはいえ、そのままオロオロするだけでは何も進まないので。分からないことにぶつかるたび、先輩に質問攻撃を仕掛けています!
ーー新卒入社だと、先輩へ質問をする、ということだけでもハードルが高いですよね?
網代:やっぱり皆さん忙しそうですし、正直「質問してもいいのかな……」というためらいは今でもあります。
けれど、研修時の講師と同じで、皆さんとても親切に教えてくださるんです。もちろん結論から述べる、何を聞きたいのか明確にする、などの下準備はしていきますが。必ず手を止めて教えてくださるので、体当たりで日々技術と知識を磨いています!
「こんなところにもITが使われているんだ!」スキルと知識が向上するたびに、エンジニアとしての面白みの虜に。
ーー研修が終わった現在、どのようなプロジェクトに参画しているのでしょうか。
網代:今は公共系のWebシステム管理を請け負っています。
このプロジェクトには会社から割り振られて参画しているんですが、来年度以降は私が希望するプロジェクトにアサインされる予定です。
ーー何もかも初めてだと思うのですが、どこに面白みを感じていますか?
網代:一見ITシステムが噛んでいるように見えないモノでも、実はその裏には必ずこういった仕組みが存在しているという、新たな視点を養えたことが1番の収穫です。
アプリやデバイスなら考えなくても「エンジニアが関係しているんだろうなぁ」とわかるんですが、私が今行っている公共設備にも無数にシステムの糸が張り巡らされている。その気づきが非常に面白いですね。
ーー入社動機でもある「手に職をつける」もすでに叶いつつあるのでは?
網代:もちろんです!今できるシステム構築はもちろん、まだまだ技術が足りなくて出来ないことでも、「これができたら自分の世界が広がるだろうな……!」と強く感じますね。
「結婚・出産しても最前線でバリバリ働く」という夢に近づくためにも、極めたいスキルがいっぱいです。将来的には自分の語学力をITに活用したり、英語の文献をさらっと読めるレベルにまで鍛えたいですね。
とはいえ、千里の道も一歩から。まずは年内にJava Silverに合格するという目標を達成するために頑張ります!
「relationでなら理想の社会人になれる!」全力で社員に寄り添ってくれるから、全幅の信頼を寄せて成長できる。
ーー新卒入社して約8ヶ月。改めて、relationの魅力とはどこにあると思いますか。
網代:とにかく何事に対しても安心感を与えてくれるところですね。入社してから「産休育休制度の実績ってどれくらいありますか」と尋ねても、相変わらずぱっと答えてくれる。
例えば、エンジニア歴が長い男性社員でも8ヶ月ほどの育休実績があるなど、今まで仕事のために犠牲にしてきたプライベートを大切にできる。そんなロールモデルに溢れています。
会社として「社員の人生に寄り添うことで、より良い企業にしていきたい」という思いがビシバシ伝わって来ます。
ーー最後に、relationに興味を抱かれている方へのメッセージをお願いします!
網代:新卒でも既卒でも、会社説明会や採用サイトには耳障りのいい言葉やメリットばかり並んでいます。
でも実際には守られていなかったり不透明だったり……どこまで信用していいか分からないと思います。
でも、relationが言うことはすべて本当だと日々実感しています。ここでなら私の感じる「不自由さ」も取り除けると確信しているし、自分が理想とする社会人像になれるはず。
これからもエンジニアとして、海外好きとして、そして1人の女性として、自分の人生を豊かにしていきます!