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#37:ショックを受けて、CM作る

写真:Jakob Owens/Unsplash日経新聞の最終面に掲載されている「私の履歴書」は、各界の著名人が自らの半生を綴る人気コーナーです。以前のコラム「#17:年初の誓はSMARTに」でも触れましたが、今年1月はキヤノンの御手洗冨士夫会長が登場されました。そこには、会長の経営理念の源泉となったエピソードが随所に盛り込まれており、非常に示唆に富む内容でした。会長は入社後、下丸子で組立課・資金課・会計課・予算課・営業と幅広い部署を経験し、そこで得た学びが現在の「現場主義」につながっていると述べられています。また、組立課でベルトコンベアの横に立って作業した経験が、「セル生産方式」導入のき...

#36:健康のすゝめ~エクササイズ編~

写真: Jonathan Borba/Unsplash先月、社内で健康イベント「みんなで歩活」が開催されました。本日は6月1日なので、まだ最終集計は出ていません。中間発表では社長チームは3位でしたが、例年ここから逆転されて、抜かれてしまうため、ぬか喜びせず結果を待ちたいと思います。今回は、同じ新潟県に事業所を構えるグループ会社キヤノントッキさんとの対抗戦も実施しました。双方の上位5チームの平均歩数の合計で競う形式ですが、中間発表では、なんと9歩差で当社がリードしています。こちらも最後まで目が離せない接戦です。このように燃える要素が多かったこともあり、私自身の1日の平均歩数も28,797歩...

#35:組織で目標を達成する

皆さんから「コラムを毎回読んでいます」「楽しみにしています」という声をいただき、モチベーションアップにつながり、毎週楽しく書かせてもらっています。ある程度ネタのストックはあるので、それほど苦ではないのですが、忙しい時などは「間に合うのだろうか」「この文章構成でちゃんと伝わるのだろうか」と、プレッシャーと戦いながら書いていることもあります。過去のコラムを参照してAIに書いてもらおうかな、と思ったことが何度かあります。これって不正でしょうか。いつも考えているのは、厳しくしすぎると、不正に手を染めたり、事故を引き起こしたりする可能性が高まるということです。思い返すのは、2023年に発覚した中古...

#34:“勝ち組”評価に甘んじず、次の勝負へ(下)

画像出典:PublicDomainPictures.net(Public Domain)先週のコラムで、転職サイトに当社の評価が掲載されていたことをご紹介しました。新潟企業の中でも“勝ち組”という評価をいただき、大変ありがたく感じています。評価を要約すると、当社は「安定志向・ワークライフバランス重視の方には最適な会社」である一方、「最新技術への挑戦やスキルアップを望む人には不向き」とのことでした。決して最新技術への挑戦やスキルアップをしていないわけではありませんが、外から見るとそのように映っているのでしょう。私自身、安定だけを求めていては会社の発展はないと考えていますし、今後は挑戦の方向...

#33: “勝ち組”評価に甘んじず、次の勝負へ(上)

画像出典:PublicDomainPictures.net(Public Domain)4月27日(月)の新潟日報の特集版に「新潟日報LEADERS倶楽部2026」各社代表のインタビュー記事が掲載され、僭越ながら私も紹介していただきました。新潟の名だたる企業のトップの方々と並んで掲載されることには身の引き締まる思いがありますが、当社を知っていただきたいという思い、そして新潟に少しでも貢献したいという意思の表れとして受け止めていただければ幸いです。新潟日報さんにはこれまでも、「新潟から世界へ高い技術力を発信」というタイトルで当社の半導体露光装置開発に関する記事などを掲載していただきました。...

#32:常日頃から考えを整理しよう

つい最近までコートを着て「寒いなー」と言っていたのですが、はやいもので、今週末から5月を迎えます。5月は、当社では健康イベントの「歩活」があります。「歩活」とは、社員同士で10名以内のチームをつくり、期間中の平均歩数を競い合うイベントです(『#20:歩活から考える目標達成のヒント』参照)。いつも並々ならぬ決意で臨んでいますが、今回はさらに燃える要素があります。同じ新潟県に事業所を構えるグループ会社のキヤノントッキさんと対抗戦を行うのです。いわゆる「新潟ダービー」です。それぞれの会社の上位5チームの平均歩数を合計し、多い方が勝ちとなります。来たる決戦の時に備え、気合を入れて歩いています。と...

#31:健康のすゝめ~食編~

当社は健康経営を推進しております。これまで、新潟県の「新潟健康経営推進企業」、新潟市の「新潟市健康経営認定」、東京都大田区の「おおた健康経営事業所」と、各事業所が所属する自治体の健康経営認定を取得してまいりました。各自治体とも取り組みの評価の高いゴールドクラスやマスターに認定されています。また、経済産業省の「健康経営優良法人」も毎年取得しております。この「健康経営優良法人」に関しては上位500社に贈られる、ホワイト500を目指してまいりましたが、なかなか取得することはできませんでした。今回も挑戦したのですが、「健康経営優良法人」に応募する企業が増えてきて、毎年ハードルが上がっているとのこ...

#30:製品開発に携われることの喜び

日頃の感謝の気持ちをお伝えするため、年初にはすべてのお客様のもとへご挨拶に伺っています。3月でその大半が終了しました。連日の外出の影響もあって体を酷使していたからのか、謎の肘痛に見舞われました。謎というには大袈裟ですが、以前強く肘をぶつけた際に骨の先端が鎌状に変形し、それが周囲を刺激して炎症を起こしたためではないかとのことでした。念のため検査を受けましたが、細菌感染の兆候はなく、ただ、白血球数の上昇がないのに炎症を示す数値(CRP)が高いことから、医師からはウイルス性の可能性もあるとの説明を受けました。疲労によって免疫力が低下していたのかもしれません。それでも、お客様を直接訪問することは...

#29:先輩社員の背中

先週の4月1日(水)、各社で入社式が行われました。当社も新たに15名の新入社員を迎えることができました。新入社員のフレッシュで真剣なまなざしからエネルギーをもらうと同時に、自分が入社した頃のことに思いを馳せました。ワールドワイドで売れているキヤノン製品の開発に携われることに大きな期待を抱き、私は入社式に臨みました。入社してから実際に開発部門に配属されるまでには、約3カ月間の研修があります。営業実習と工場実習です。営業実習は、割り当てられた地区の事務所やお店を一件一件訪問して製品を売り込むいわゆる飛び込み営業です。大学生活を送っていた身にとっては経験しなかったことで、正直なところ苦行でした...

#28:神話と女性

天照大神(天岩戸の神話)出典:PICRYL(パブリックドメイン)コラム本論に入る前に、あらかじめエクスキューズをさせてください。今週のタイトルは「神話と女性」としましたが、女性についてコラムを書く場合、どうしても政治的・思想的なテーマに触れなければ、文章に奥行きが出ないのではないかと考えました。ただし、これは皆さんに特定の思想や信条を押し付けるものでも、意見の異なる方を排除するものでもありません。その点をご理解いただければ幸いです。さて、お子さんのいらっしゃる方に質問です。すでに子どもが大きくなられた方は、幼い頃を思い返してみてください。寝る前に本の読み聞かせをしていますか、あるいは、し...

#27:変わらなきゃ

このタイトルのフレーズを覚えていますか。若い世代にはなじみがないかもしれません。1995年、イチロー選手がCMで発したセリフで、「新語・流行語大賞」のトップ10にも選ばれました。選手登録名を鈴木からイチローに変え、さらにはメジャーリーグへ挑戦するなど、イチロー選手は自ら「変わらなきゃ」を実践し、数々の記録を打ち立ててきました。その活躍は、日本のプロ野球、そして米国のメジャーリーグの双方に大きな変化をもたらしました。先週水曜日まで野球の国際大会であるWBC(World Baseball Classic)が開催されていました。侍JAPANは惜しくも本選ベスト8で敗退しましたが、各国が「打倒日...

#26:契約書のツボ

先週のコラム『#25:楽しみながら「領域展開」しよう』で、「例えば契約書については、自部門の管理職自身が隅々まで読み、理解した上で承認することを徹底しました」と書きました。契約に厳しいキヤノン人の性(さが)として、どうしても契約書と聞くと身構えてしまい、口うるさくなってしまいます。社員の皆さんには申し訳なく思いつつも、契約書はしっかり見ておかないと後悔することが多く、ここはあえて心を鬼にせざるをえません。キヤノンがカメラで培った光学技術を背景に複写機のビジネスに参入しようとした際、大きな障害となったのがゼロックス社の特許網でした。当時は複写機といえばゼロックス、コピーをとってもらうときに...

#25:楽しみながら「領域展開」しよう

毎週コラムを書いているのでAIに書かせているのでは。という疑惑があるかもしれません。その疑惑に反して毎回自分で書いています。ただし、校正はAIにお任せしています。先週のコラムも社外向けとしてはちょっと書きすぎのところがあったようで、AIにばっさり削られてしまいました。文をつなぐうえで重要な箇所だったので復活させてと頼んだら、表現を柔らかめにしてつないでくれました。私のコラムではこのようにAIを活用しているのですが、最終的なチェックとレイアウトは広報の方に行ってもらっています。文脈にふさわしい写真を選択をしてくれるのでおしゃれなページになっているし、私の気づかなかったミスを修正してくれるの...

#24:雛祭りに思う

写真:Wikimedia Commons(撮影者:4035837)/CC BY-SA 4.03月3日は雛祭りです。先月、七段飾りの雛人形を飾りました。内裏雛、三人官女、五人囃子、右大臣・左大臣、そして仕丁まで勢揃いし、お道具もすべて揃って、今では珍しいフルセットです。高さは私の背丈ほどもあり、雛段のパーツ一つ一つが重くて大きいので、老体には少々こたえましたが、何とか2時間ほどかけて飾り終えました。雛祭りが終わったら早めに片づけるというのが古くからの習わしです。しかし片づけるのにまた時間がかかること、そして「娘と早く離れたくない」という思いもあり、少しでも長く飾っておけないかと毎年密かに画...

#23:ラポール

画像:© Captain76 / CC BY-SA 3.0(編集あり)ミラノ・コルティナオリンピックが昨日2月22日(日)に閉幕しました。日本選手の活躍に毎日心を躍らせた方も多いのではないでしょうか。先週のコラムで『メダル至上主義よさらば』と書いたばかりで、メダルに言及するのもなんですが、金5個、銀7個、銅12個の計24個で、金メダル数もメダル総数も過去最多を更新しました。振り返れば20年前に同じくイタリアで行われたトリノ五輪で日本が手にしたメダルは荒川静香さんの金メダルただ一つでした。あの大会で披露されたイナバウアーは今での多くの人の記憶に残っています。イナバウアーは当時の採点方法では...

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社長コラム『守・破・離』