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プランナーの夢を諦めるくらいブライダル業界に幻滅した過去があるSNS担当者です!

私がウェディング業界に就職しようと思ったのは、中学生の時に参列した親族の結婚式の風景が忘れられなかったからです。幸せそうな二人だけじゃなく、周りもみんな笑顔で、幸せな楽しい空間だった記憶が鮮明に残っています。ブライダル業界への就職を希望していた私は、専門学校よりも長い期間をかけて学ぶことができ、授業の一環で実際の結婚式を手がけるカリキュラムが行われていることに惹かれて、進学先の大学を選びました。

在学時代に担当した結婚式は、学校が募ったカップルやOBOGの先輩方のもので、卒業までに20組ほどのお手伝いをしました。授業では約6ヶ月という長い時間をかけて多くの学生で準備を進めます。二人のストーリーをみんなで聞かせてもらい、どんな招待状を送るのか、どんな挙式をするのか、1つ1つ時間をかけて何度も打ち合わせを重ねて作り上げていきます。

オープンキャンパスで高校生やその親御様などに向けて学校の特色を知ってもらうために、実際のカップルの結婚式を担当させてもらった時のことです。

このお二人はご家族をとても大切にされていたので、ただ単にセレモニーとして挙式を滞りなく行うのではなく、挙式の最中にご両親へプレゼントをお渡しするという時間をつくることになりました。業界のルールやしきたりに縛られすぎない、学生プロデュースならではの発想だと思うのですが、結果的に家族に感謝の気持ちを伝え合うお二人らしいほのぼのとした時間が生まれました。二人の幸せな気持ちが両親に伝わり、ゲストのみなさんに広がり、オープンキャンパスで集まったみなさんにまで、感動と祝福の輪が広がって行くのを目の当たりにした。私は、やはり結婚式は素晴らしいものだと改めて思いました。

素晴らしいと感じる反面、不安は増えていくばかりでした。

OGの先輩に挙式のことで相談に乗ってほしくて連絡しても、返事が帰ってくるのは夜中の2時や3時ということもありました。やりたいことを伝えると「普通じゃできないことができるのって、いいよね!」「常識にとらわれずにできるんだから、思い切ってやっちゃいなよ!」と、私たちがカップルに寄り添って自由に提案することを、どこか羨ましがっているようにも見えました。披露宴のアルバイトを経験した時も、同じような内容ばかりで窮屈に感じている自分がいました。。

就職活動でいくつかのウェディング会社の説明を聞いた結果、私はウェディング会社への就職を辞めることにしました。「私が担当をすれば幸せにできるわけではない」「私なら全部叶えてあげられるわけではない」ウェディング会社に所属したらその会社の制限の中でしか、お二人の想いや願いを叶えることができないことを理解しました。一生に一度の日のための仕事ですから大変で当たり前だし、働き方がブラックだということは想像できるし、ブラックな業界で有名ですから知ってます覚悟もしていました。でも、どの会社の説明会でも感謝と感動のオンパレードで、本気や本音を感じることができずに幻滅しました。

ある日、別の業界への就職を検討するために就職サイトを開きました。何気なくIT業界を見ていたその時、IT✖️WEDDINGという文字が飛び込んできて、ハイパードライブを見つけました。会社情報を読み進めるうちに、私がかかえていたもやもやが晴れていく気がしました。

説明会に参加した私はびっくりしました。私が学校で学んで感じていた様々な課題を、業界の課題だと言ってくれました。「あ!(私の気持ちと)一緒だ!」そう思いました。そういったことを無くしたい、ひっくり返したい、業界主導ではなく結婚式をお客様の手に返したい。

説明を聞きながら「ここなら変えられるかもしれない」と気持ちが大きく動いていくのを感じました。

「ブライダル業界に革命を起こす」

と言い放った浅田さんの一言で、私の気持ちは決まりました。説明会が終わる頃には、もう絶対ハイパードライブに入りたい!そう思ってドキドキしていました。

入社してからの私はSNSの担当としてYouTube、インスタなどでウェディングに関する様々な情報を発信しています。取材も編集も時にはモデルも全部自分達で行っているので、それはそれは忙しく慌ただしい毎日ですが、ウェディングが大好きな気持ちとカップルの反応が活動の原動力となっています。

「バズる投稿を目指してるの?」と聞かれることがありますが、答えはNOです!

例えば「ドレス選びは何からしたらいいかわからない」という質問に対しての投稿をする際は、ウェディングプランナーのように「会場の特徴と進行のこと(例えば広いホテルのような会場なのか、ガーデンやレストランなど、ゲストとの距離が近いのか)などを考えてみましょう!」と、役に立つと思ってもらえそうな情報を発信しています。思った反応に繋がらない時もあり、まだまだ勉強の毎日ですが、ウェディングのトレンドに関われることに幸せを感じています。

プランナーになってお客様の結婚式のお手伝いがしたかった私は今、SNSでお客様の結婚式のお手伝いをしています。日本中のお客様の反応は数字という返事になって現れます。1組ひと組のお客様の反応はDMになって戻ってきます。バズるバズらないを意識した発信はしていないとはいえ、お客様が「ためになったよ!」「知りたかったよ!」と思ってくださった情報は数字になって現れると思うので、やはり数字が伸びた時は嬉しいです。

これから先もCORDYらしいお役立ち情報を届けて、いつの日か先輩たちのように「あの情報が役に立ったよ!」「あれを見て、いいなと思ったから真似したよ!」「買ったよ!」など、私の発信が実際の結婚式に役立ったと声をかけてもらえる日が来ることを目指しています!


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