中華食材の卸売から歩みをスタートした、株式会社中華・高橋。創業70周年を迎える現在は、小売・EC販売の他、自社・OEMでの商品開発、飲食店での体験・教育提供、Webメディア運営など、中華料理で日本を楽しく豊かにできるビジネスはすべてやる!の精神で事業を順調に拡大しています。本日はBtoC・DtoC事業を担う古樹軒事業部の遠藤さんにお話しをお伺いしました。
デジタルマーケティング部 主任 遠藤さん
専門学校を卒業した後、パティシエとして製造や販売などに従事。腰痛を機に転職活動を開始、アットホームな雰囲気や食に関わる仕事という点に魅力を感じ、さらに専門学校の時に研修で日本橋の古樹軒本店に来たことがあったという縁にも惹かれ2008年中華・高橋へ入社。
(※2024年5月期の部署再編にて、デジタルグループ・古樹軒事業部営業課を統合し「デジタルマーケティング部」となりました。BtoBとBtoC両面におけるメーカー事業拡大+WEBメディア『80C』を活用した自己完結マーケティングと部署内外のDX化を進めていきます)
料理教室で培った財産
日々の業務としては、発送作業や請求書の発行・入金の確認などの事務作業、あとはPR関連のテキスト作成や商品ページのファクトチェックなどを行っています。
今はコロナの影響で停止していますが、料理教室を開催していた頃は全体の運営も担っていました。一流シェフの技や工程を間近で学ぶことができたのはもちろん、レシピの依頼などでシェフと直接やり取りすることもあります。料理番組の審査員などにも選ばれるシェフと世間話をするような近い仲になれたのは、他ではできない貴重な経験だと思います。運営側の立場だけではなく、料理教室のお客様もシェフとの距離が近く、レストランに行った際も会話をしたり、料理教室に通っていただく中でシェフとのつながりができるのが嬉しいという声もたくさんありました。つながりだけではなく、これまでのレシピが商品開発に役立ったりと、料理教室のアーカイブは重要な財産ですね。今はまだタイミングを計っているところですが、会社としても早く再開したいと考えています。
比較してわかる商品力
日々の業務の中で、面白い調味料や見たこともない食材に関われるので、食に興味のある人にはとても楽しい職場だと思います。「あのたれ」や「羊名人」などの新商品が出たときには、その商品を知るためにアレンジメニューをいろいろ研究しています。自宅でも簡単にできるアレンジをお客様に喜んでもらえるのが嬉しいですね。今は実店舗を閉めていますが、電話注文の際にお客様との会話からプラスワンのおすすめを紹介したりしています。
市場調査の一環として競合他社のフカヒレなどを試食したんですが、自宅で1時間煮込む必要があったり…長くても10分程度煮込むだけで美味しいフカヒレが食べられる古樹軒商品のクオリティの高さを再確認しました。普段古樹軒の商品に囲まれている中で当たり前みたいに思っていたことが実はすごい!みたいな。そういったとても魅力ある商品を沢山持っている商品力が、やりがいにつながるように思います。
ライフスタイル全体も提案できるブランドに
今後は商品に付随した世界観「中華のある豊かな暮らし」も伝えられるようなブランドにしていきたいと思っています。販売ページにしても商品だけをフォーカスするのではなく、その商品のあるテーブル全体のコーディネート写真を掲載するなど、打ち出し方の企画を部署のみんなで考えている最中です。ライフスタイル全体の提案だったら新たに箸置きやランチョンマットなどの食卓雑貨なども取り扱いたいね、とか。
サポート役として入ってもらっている外部のプロフェッショナルとも協力しつつ、部署としてスピード感を持って実行していく必要のあるミッションです。
大事なのは探究する姿勢
古樹軒事業部では、食が好きなことはもちろん大前提として…お客様と接する際には気を使いながらも楽しく会話できるような明るさのある方が向いているんじゃないかな。あとは「この調味料ってなんだろう」と思った時に素通りしないですぐに解決しようとする姿勢が大事です。どんどん質問してもらって、新しい知識を吸収していってほしいですね。そこで得た知識はお客様への提案や問合せ対応で還元することができるので、活躍に直結すると思います。
遠藤さん、ご協力ありがとうございました!
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