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なぜ、あえて中小企業なのか

経営コンサルティングという仕事は、相手の規模が大きくなるほど、扱う金額も案件の見栄えも大きくなります。その中で私たちは、中堅・中小企業を選んでいます。消去法ではありません。そこにいちばん価値を出せると考えているからです。大企業に当たり前にある機能が、そこにはありません一定の規模を超えた会社には、経営企画があり、財務の部門があります。数字を集めて整え、計画と実績の差を見て、次の一手を経営者に示す人がいます。中堅・中小企業では、その役割を経営者が一人で兼ねていることが少なくありません。営業もする、現場も見る、採用もする。そのうえで月次の数字を締め、資金繰りを更新し、金融機関と話す。時間が足り...

認識合わせは、数字でやる

仕事の進捗は、多くの場合、言葉で確認されます。「順調です」「概ね予定どおりです」「もう少しで終わります」。私たちは、この確認の仕方を採用していません。社内でも、お客様との間でも、認識合わせは数字で行います。「順調です」で済ませない「順調」という言葉は便利です。言う側は相手を安心させられるし、聞く側も安心できます。ただ、その中身は人によってまったく違います。作業の8割が終わっている順調もあれば、まだ手を付けていないけれど間に合うはずだ、という順調もあります。言葉のまま進めば、このずれは見えないまま残ります。だから私たちは、進捗を確認するときに、何がどこまで進んでいて、あと何が残っているのか...

提案書を、納品して終わりにしない

コンサルティングという仕事には、典型的な型があります。現状を分析し、課題を整理し、打ち手をまとめた提案書を納品する。そこで契約は終わり、実行は会社に委ねられる。私たちは、この型を選んでいません。中堅・中小企業の経営課題の多くは、「何をすべきか分からない」ことではないと考えています。打ち手は、たいてい既に存在しています。難しいのは、それを日々の業務の中で実行し続けることです。月次の数字を締める。資金繰りを更新する。計画と実績の差を見て、次の一手を打つ。どれも一度やれば終わりではなく、続けてこそ意味を持つ仕事です。だから私たちは、外部CFOとして月次の会議に入り、計画が現実になるまで手を動か...

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