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【社員インタビュー】「マネチャレ」で見えた景色|若手が描く、理想の組織づくり

今回お話を伺ったのは、営業部門のマネージャーとして活躍する宍戸さん。若手の育成に重きを置きながら、食品から日用品まで幅広い業界の新規開拓に挑戦し続けています。「マネージャーになりたい」という強い思いで3度のマネチャレに挑戦し、ついに夢を実現。若手の可能性を引き出すマネジメントで、組織全体の成長を牽引しています。そんな宍戸さんに、マネチャレへの挑戦、若手育成にかける想い、そしてこれからの展望について伺いました。

若手と共に成長する|営業マネージャーの業務内容

ーサイバー・バズでの現在の役職と主な業務内容を教えていただけますか?

私は現在、営業マネージャーとして新規開拓を中心に活動しています。担当する業界は多岐にわたりますが、特に力を入れているのが食品、掃除用品、日用品関連です。以前は化粧品や美容分野のSNSマーケティングが専門だったので、新しい分野に挑戦する毎日はとても刺激的です。

マネージャーとしての私の役割は、自分の案件をたくさん持つというより、若手メンバーの成長に重点を置いています。チームには若いスタッフが多いので、一人ひとりが担当する案件に一緒に向き合い、時には共に悩み、解決策を見出していく。そんなスタイルを大切にしています。

新規開拓って、時には思うように進まないこともありますが、若手メンバーと一緒に壁を乗り越えていくたびに、確かな手応えを感じるんです。彼らの成長を間近で見守りながら、私自身も新しい業界のことを学べる。そんな相乗効果が生まれる環境で働けることは、本当に恵まれていると感じています。

挑戦する社員を応援|意欲ある人材を育てる「マネチャレ制度」

ーサイバー・バズ特有の「マネチャレ」とは、どのような制度なのでしょうか?

私たちの会社には、2〜3年前から「マネージャーチャレンジ制度」という、とてもユニークな取り組みがあるんです。社内では親しみを込めて「マネチャレ」と呼んでいますね。

この制度のすごいところは、一定の実績を積んだ社員なら誰でも、自分から「マネージャーになりたい!」と手を挙げられること。ただ立候補するだけではなく、具体的な数字目標はもちろん、将来のチームビジョンまでしっかり考えて、それを経営陣の前でプレゼンする機会が与えられるんです。

プレゼンで認められた社員には、半年間という期間の中で、実際のマネージャーと同じ権限が与えられます。これって、マネジメントを実践的に学べる貴重な機会だと思うんです。会社が若手の成長にかける想いが詰まった制度ですね。

経営陣と直接対話できる機会があり、自分の描くビジョンを実現できるチャンスがある。こんな制度があることは、私たち社員にとって大きな励みになっています。

諦めない心が道を拓く|3度目の挑戦で掴んだマネージャーへの道

ーマネージャーチャレンジ制度に挑戦された理由を教えていただけますか?

「1日でも早くマネージャーになりたい」。これは私が入社した時から抱き続けていた想いです。学生時代からチームスポーツに打ち込んできた経験もあり、組織を引っ張る立場に立ちたいという夢を持っていました。そんな私にとって、このマネージャーチャレンジ制度の導入は、まさに「チャンスが来た!」と心が躍る出来事でしたね。

実は、私がサイバー・バズを選んだ理由の一つも、社員の裁量が大きい環境が整っていると感じたからなんです。そのため、この制度への挑戦は自然な流れでした。ただ、ここで正直なことを言うと、今回の成功は3度目の挑戦だったんです。でも、過去2回の挑戦は決して無駄ではありませんでした。組織づくりや会社の課題について、短期間で真剣に向き合う機会となり、むしろ今の自分を作ってくれた貴重な経験でした。


ーチャレンジ期間に向けて、どのような準備をされていたのでしょうか?

実は、正式なチャレンジ期間が始まる半年も前から、私なりの「事前準備期間」を設けていたんです。当時のマネージャーに思いを打ち明けたところ、想像以上に真摯に協力をしていただき、実質的なマネージャー業務や他メンバーの案件サポートまで任せていただけました。

この「助走期間」があったからこそ、本番でも比較的スムーズに進めることができました。

振り返ると、自分自身の姿勢だけではきっと叶わず、周りの方々のご支援と、共に準備を重ねた日々が、今の私を作ってくれたのだと心から感謝しています。

完璧を捨てた先に見えた景色|マネージャー目線で気付いたチームづくりの本質

ーマネージャーとして直面された壁や課題について、具体的なエピソードを交えてお聞かせいただけますか?

まず前提として、私は元々、超がつくほど完璧主義。自分で出来ないことがあるのも嫌ですし、出来ることなら自分自身の力で何から何まで100点を取りたいタイプでした。

だからこそ、新卒のころには入社後すぐに壁にぶち当たりました。スキルもなく、右も左もわからないのに、「人を頼ったり、助けてもらうなんてことはしたくない…」何もない私がただ100点だけを求めていたんですよね。

そのまま結果を出せず、一人で悩んだ末に「このままじゃダメだ。大きくやり方を変えよう。」と決心したタイミングがあったんですよね。

そこで変えたことは大きく2つあって①自分が出来ないことを認める。②出来ないことは出来る人に頼るということです。

今となれば、入社後すぐにそのような挫折経験があったからこそ、最短で成果を出すために人を巻き込むことが身についていて、早い段階でマネージャーにも上がることに生きたのだと思っています。

とはいえ、マネジメントレイヤーになってやるべきことは沢山あったので、限られた時間やリソースをどう取捨選択をしていけばいいのか、プレイヤーとの違いに最初は戸惑いました。

特に新規開拓というミッションを与えられた時期は苦しい期間も長かったです。顧客もまだおらず、手探りの日々。他のメンバーが目に見える成果を出している中で、私は「今は種まきの時期」と割り切って、3ヶ月後、半年後を見据えた活動を地道に続けました。チームメンバーも不安だったはずですが、信じてついてきてくれました。


ーそうした課題を乗り越える中で、社内からどのようなサポートがあり、またそこからどんな学びを得られましたか?

支えになったのは、定期的な定例会での学びと、局長や本部長との個別相談の機会でした。

先ほどもお話ししたことと重なりますが、先輩方との対話を通じて改めて感じたのは、「人を巻き込むことの大切さ」。自分一人では全部やりきれないですし、人には得意不得意があるので、時にはメンバーに任せた方がうまくいくこともあれば、部署を超えた協力が必要な場面もある。私が強く出るときは、別の誰かにフォローを頼む。

この半年間で学んだ最も大きなことは、完璧なマネージャーを目指すのではなく、チームの力を最大限に活かすバランス感覚だったように思います。

挑戦できる環境の価値|マネチャレが教えてくれた感謝の気持ち

ーマネージャーチャレンジを経験されてみて、今どのような思いをお持ちですか?

振り返ってみると、本当にチャレンジして良かったという思いでいっぱいです。このような気持ちになれたのは、サイバー・バズという会社の文化があってこそだと強く感じています。

手を挙げた社員に対してフラットに耳を傾け、可能性を信じて任せてくれるような会社って、世の中にそう多くはないと思うんです。それなのに、私たちの会社では、マネージャーになりたいという思いを真摯に受け止め、実践の機会までくださる。この環境の素晴らしさは、チャレンジを終えた今だからこそ、より一層実感として湧いてきます。

単なる制度や仕組みではなく、「挑戦する人を応援する」という会社の文化に、心から感謝の気持ちでいっぱいですね。

メンバーの才能を引き出す|個性重視のマネジメントと、その先の展望

ー現在マネージャーとして、チームマネジメントで特に意識されていることはありますか?

私が最も大切にしているのは、メンバー一人ひとりに合わせたコミュニケーションです。「この人はどんな声がけで力を発揮できるのか」「どうすれば成長につながるのか」。そんなことを常に考えながら、個々に合わせた関わり方を模索しています。実際、この半年はそんな細やかな関わりが実を結んで、チームとしても良い成果が出せたんですよ。

ただ正直なところ、将来、局長や本部長というポジションを目指していく中で、もう一歩踏み込んだ視点も必要だなと感じています。メンバーとの関係性はもちろん大切。でも、時には冷静な判断や、ちょっと割り切った決断も求められるはず。温かい関わりを持ちながらも、ビジネスの視点でしっかり判断できる。そんなバランス感覚を身につけることが、私の新しい課題かなと思っています。

肩書きを超えて目指すもの|新たな価値を創造する喜びを求めて

ー今後の展望についてお聞かせください。どのようなキャリアを描いていますか?

正直に申し上げると、局長や本部長というポジションは私も目指したいところです。ただ、それはあくまでも通過点。私が本当に実現したいのは、組織全体でワクワクするような大きな成果を生み出すことなんです。

今の立場で求められているのは、前例のない価値を創り出すこと。その役割に向き合う中で、まだ見ぬ可能性に挑戦し、新しい価値を形にしていく。そんな過程で、自分自身の持ち味や強みをもっと磨いていきたいと思っています。

結果として上位のポジションが訪れるとすれば、それは自然とついてくるもの。私にとって大切なのは、肩書きではなく、組織と共に成長しながら、本物の価値を創造していけるかどうか。そこにこれからも全力を注いでいきたいと考えています。

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