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新たに生み出された「Be One Agent」。立ち上げストーリーと責任者として目指す世界。

西澤正樹 経歴

大手重電力メーカーやITベンチャー企業にて営業などを経験。前職でWEBサイトの制作に携わっていた際に、ユーザー流入を増やしていく方面に興味を持ち、広告代理店に入社。運用型広告やインフルエンサー事業の統括をしたのちに、ナショナルクライアントとより大きな事業に関わり、市場価値を高めたいと考えサイバー・バズに入社。


Q.サイバー・バズでのキャリア変遷を教えてください。

営業をしていたこともあり、バズには最初アカウントプランナーとして入社しました。入社して1か月経たないくらいの時にインフルエンサー局が守りのメディアから売り上げを創りに行くという攻めの方針が出たんです。その時、前職の経験もあったのでメディア側に声を掛けてもらったのがきっかけでメディアサイドに異動しました。


Q.一部経験があったとはいえ、新たな取り組みでもあるインフルエンサー局への異動は大変だったのではないですか?

最初はクライアントの課題解決に向け新たな独自メニューを50個作るというミッションが与えられ、当時の上司たちと試行錯誤の日々でした。その後タレントセールス(現キャスティング)のような部署で経験を積んだり、外部の企業とアライアンスを組んで新たなシナジーを生み出すための部署を経験したりもしました。

Q.本当いろんなことをしてきたんですね(笑)そこからBe One Agentにたどり着いたとのことで、どういう背景があったんですか?

このサービスはJJ会議(バズの新規事業提案コンテスト)が大きなきっかけで始まったのですが、その前から水面下では話を進めていました。正式に組織を創ろうとなったタイミングで声を掛けてもらい、ジョインすることが決まりました。


Q.Be One Agentって簡単にいうとどういうサービスなんですか?

タレントやクリエイターの方々と直接エージェント契約を結び、仕事の紹介やSNSのサポートをすることができるようになるサービスです。クリエイター側にはクリエイターの新たな可能性を生み出す案件を紹介したり、企業様には弊社独自の「人」と「企画」でより広告効果の高いプロモーションのご案内をするという、双方にとってプラスになるようなサービスです。

「Be One Agent」:http://beone-agent.jp



Q.最初聞いたときこのサービスのことをどう思いました?

その時は正直当時在籍していた他企業とのアライアンスの部署に可能性を感じていたこともあり、続けたいという気持ちはありました(笑)でも自分の経験に加えて、持っている特性やキャラクターを考えたときに新しい事業のほうが会社に対してバリューを発揮できると感じてBe One Agentを選びました。サービスの可能性も感じましたし、会社への貢献度も考えてという感じです。


Q.市場的な可能性も感じたんですか?

市場的なニーズもですが、バズが今まで以上にキャスティング領域を伸ばしていくために、他社から起用するかバズから起用するかの差別化が当時の課題となっていました。そのバズの独自性を創っていくという可能性にワクワクを感じましたね。


Q.やはり事業の立ち上げって大変でした?

そうですね~。そもそも普通のキャスティング業務とエージェントの違いって何なんだっけ?というところから社内の理解をあげていく必要がありました。全く実績がないときからクリエイターの方々にもエージェント契約をしてもらうメリットを説明して契約を結んでもらう必要があったりと大変さがありましたね。


Q.あ、そもそもクリエイターとの繋がりってどうやって作るんですか?

これいうと怪しく聞こえるかもしれないですけど、(笑)最初は人脈でしたね。徐々にクリエイターの方から別のクリエイターを紹介していただけたりして広がっていきました。もともとバズがキャスティングで動いていた方々ともエージェント契約をしていたりします。



Q.バズのアカウントプランナーとは業務でどのような関わり方をするんですか?

3パターンくらいあって、1つ目は、バズのアカウントプランナーが持っている案件でクリエイターが力を発揮できそうと思うものに対してエージェント側からプランナーに提案していくパターン。

2つ目は、アカウントプランナーの方から「こういう案件あるのですが、うってつけの人いませんか?」と確認が来て一緒に企画を考えるパターン。

3つ目は、提案や企画には入らずアカウントプランナーが契約をしてきた案件に対して、クリエイターに案件紹介をして双方を繋ぐという感じですね。


Q.Be One Agentに携わるうえで重要なことや大切にしていることって何ですか?

タレントやクリエイターのイメージが間違った形でクライアントや市場に染みついていることもあって、「実はユーザー属性として若い年代が多いんですよ」や「女性人気が高いんです」などデータに基づいた適切な提案も必要になります。主観ではない形でクライアント様にも判断してもらえるようには意識しています。



Q.直近の課題はありますか?

まずは事業を軌道に乗せることが重要かなと思っています。バズがこれまで手がけてきた新規事業の中では比較的順調な伸長率だとは思いますが、全社売上と比較してもまだまだ売上も印象も小さいので、安定的な売上基盤の構築と大型施策の獲得を目指しています。その他にも、よりトレンドなクリエイターを増やしたり、デジタル以外の広告周りでも案件を繋いでいきたいと考えています。


Q.個人的なキャリアビジョンも含め、Be One Agentで目指している今後の展望を教えてください。

個人として自分のキャリアどうこうというよりはまずこの事業を拡大していきたいという想いで日々取り組んでいます。Be One Agentとしては契約いただいているタレントやクリエイターの魅力を引き出し、セールスに依存せず多角的に案件を増やしたいと考えていますね。Be One Agent単体で伸ばしていくのはもちろんですが、あくまで重要なことは会社全体が伸びていくことなので、既存のバズの広告事業との掛け算により、相乗効果を発揮し、Be One Agentとしての価値を高めていきます。

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