株式会社Lifedge代表の杉本です。記事を手に取っていただきありがとうございます。
私たちは第2創業期真っ只中という環境で事業を運営しており、日々たくさんのことが起こります。記事では、そこで得た気づきを言語化して共有することで、読者の皆さんに少しでもプラスになれば嬉しいと思って書いています。
その上で、もしよければLifedgeのことも知っていただき、「この会社で関わりたい」と感じるきっかけになれば、なお嬉しいです。
AIによって今まで棚上げしてたタスクに着手しやすくなった
先日、社内Slackのシェアチャンネルに、AIエージェントを使ってPerlで書かれた社内ツールをGoへクイックに移行したという記事がシェアされました。今回はその記事を踏まえたお話です。まずはその記事についてご連携します。
DeNAさんで社内の資産管理ツールをPerlからGoに移行したという記事です。
レガシー言語からモダン言語への移行は、ツールをメンテナンスするエンジニアにとってもモチベーションになりますし、あまり使用されないレガシー言語の場合、メンテナンスの関係でバージョンアップされないというリスクもあるので、そういったことを総合的に見ての活動だと思います。
この事例のように緊急度は低いが重要度は高いタスクを、多くの人が「いつかやろう」と思いながら、結局やらないのは、その間に“摩擦”があるからです。新しい習慣を始める、学び直す、仕組みを整える。やれば確実にプラスなのに、普段の生活や業務の流れと少しズレているだけで、手が伸びなくなります。
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個人なら語学学習やプログラミング、AIの学習など本業に直結しないスキルアップ系が分かりやすい例だと思います。ただ、最近はAIに「今のレベルに合わせて、今日の15分でやることだけ出して」と頼むだけで、いきなり“行動”に変わります。人は目先の用事に引っ張られやすく、長期の価値に投資しにくいものですが、AIが最初の一歩の摩擦を削ってくれると、判断が変わります。やる気の問題というより、設計の問題だと改めて感じています。
社内だとコストセンターの効率化にスポットが当たりやすくなった
会社でも同じ構造があります。売上に直結するプロフィットセンターは、痛みが見えやすいので改善が進みます。一方で、バックオフィスや社内運用などのコストセンターは「今すぐ困っていない」ために後回しになりやすいです。今回の社内ツールの移行や、手作業の自動化、ドキュメント整備は典型で、やれば楽になるのに、着手のための調査や設計が重くて止まります。
今回の記事のお話のように売上に直結せず、エンジニアにとってもレガシー技術を触るインセンティブ持てない場合、結局“いつか時間が空いたときに”となります。そこをAIを活用することで着手のハードル、工数を下げることができます。結果として、工数を下げられるので、「投資しても(効果を)回収できる」という見通しが立ちやすくなります。これは、会社の意思決定にとってかなり大きな変化だと思っています。
弊社での「緊急度の低い重要タスク」のAI活用事例
Lifedgeでも、すぐには売上に直結しないけれど重要な改善に、少しずつ手が届くようになってきました。たとえば、既存サービスのスマート就活の画面改善です。今までNoCodeで作っていたものを汎用性の高いコードに書き換えようとしています。これは今実施中ではありますが、リニューアルは本来、要件定義とデザイン検討等々で時間がかかります。ただ、AIを使って「現状の画面の課題を言語化→改善案の叩き台→簡易プロトタイプ」まで一気に作ると、議論が抽象から具体化します。
今回のリニューアルを実施したからといって売上が劇的に変わるわけではありません。しかし、少しずつ改善することで、ユーザーの利便性が向上し、サービスの向上が見込めると思っています。こういった、棚上げされていたタスクへスポットが当たり、リソースが限られた弊社のようなベンチャー・スタートアップでも選択肢が増えてきた感覚があります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。何か皆さんの気づきになれば幸いです。
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