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元銀行員ならではの視点でアプローチ。”稼げる管理部”を目指す管理部長が語る、武内製薬だからできること【管理部 部長・三谷達也インタビュー】

現在武内製薬のバックオフィス部門は、採用人事・経理・薬事の3つのチームに分かれています。これまでは取締役管轄のもと業務に取り組んでいましたが、2024年1月より管理部長が就任し、新たな組織体制に。今回は新しく就任した管理部長の三谷に、これまでの経歴と、今後会社の成長とともに拡大を続けていく管理部の目指す姿を聞きました。

プロフィール
三谷 達也/管理部 部長
大学卒業後、地元である徳島の地銀に就職。個人・法人への営業や消費者庁への出向、銀行本部での経験を経て、2024年1月武内製薬へ管理部長として入社。元銀行員ならではの視点で会計や銀行融資などの実務に携わりつつ、管理部長として部を取り纏めている。

「より経営的な目線に近い仕事がしたい」

ーこれまではどういった業界で仕事をされていたのですか?

大阪大学を卒業後、僕の地元である徳島の地銀に就職をしました。元々経済学部で数字に強かったこともあり、自分の強みを活かして地元徳島の経済を盛り上げたいと考え、地銀に決めました。

入行してから三年間は、徳島の支店で個人、法人問わず営業を行っていました。個人に対しては投資信託や保険、住宅ローンなどの営業、法人に対しては主に融資に関する営業です。営業に対しての苦手意識は全くなく、こう見えても同期の中では営業成績トップだったんです。(笑)

そのために常に意識していたことは、いかに効率よく仕事を進められるか、ということ。取引先が多く、担当のお客様は個人を含めると百件以上あったため、とにかく一日でどれだけ多く訪問できるかが重要だでした。なので時間が限られている中で、自分の成績を最大限に伸ばすために、時間の使い方や仕事の進め方を自分なりに工夫していましたね。また、確実に成約につなげるために、お客様一人一人に合わせて営業スタイルを変えるなど、常にお客様の反応を予想して準備もしていました。

その後、大阪で法人営業を行い、消費者庁に二年間出向しました。消費者庁は簡単に言うと、産地偽装などの消費者問題を無くしていくことを目的とした官公庁です。東京への一極集中是正のため、消費者庁が徳島に誘致されることになりまして。官民連携で消費者庁誘致を進めるプロジェクトに、銀行からは僕が参加することになりました。

僕は消費者動向の分析を主に行っていて、ちょうど新型コロナウイルスが流行していた時期だったので、マスクの買い占めを防ぐために今後どのようなマーケティングをすべきか等を分析してました。消費者庁は働き方改革がかなり進んでおり、フリーアドレスやテレワークなども実施していて。銀行にはない制度だったので、とても勉強になりましたね。

消費者庁への出向が終わった2022年4月に銀行本部にある営業推進部に配属になり、営業戦略の企画やセミナーなどのイベント企画を行っていました。あとは、銀行が業務提携をしている民間企業のサービスや技術を取引先のお客様に紹介するといったビジネスマッチングという業務も行っていました。時代の変化とともにお客様の課題も多様化している中で、お客様が本当に必要としているサービスや技術を持った企業との提携を検討したり、提携を希望する企業からの問い合わせ対応などを行っていました。

ー一口に銀行と言っても様々な業務を経験されてきたのですね。その中で一番やりがいを感じたことを教えていただけますか?

どの仕事にもやりがいを感じていましたが、一番は直近までいた営業推進部の企画ですね。社内の方針を決めたり、自分の提案した企画で利益が出たり…といったところが経営的な目線に非常に近いなと感じていました。融資や金融商品の販売など営業という点でも当然利益に直結するのですが、当時は決められたことをこなしているイメージが強くて。自分で考えたことを形にして全社に周知していく仕事のやり方の方が自分には合っているなと思いました。

営業推進部時代で一番印象に残っている案件は、SNSマーケティングを専門としている企業とのビジネスマッチングの提携を進めたことです。銀行は新しいことに対して慎重な部分もあるので、今までなかった新規事業を行っている企業との業務提携に消極的な場合もあるんですよ。

でも僕はこれからの時代、ビジネスにデジタルマーケティングの観点は絶対に必要だし需要もあると考えていたので、実際にその企業との業務提携を実現することが出来たときは嬉しかったですね。お客様からの評判も非常に良く、銀行にも良い影響を与えることができたと思います。

「人生は一度きり、後悔のない選択をしたい」

ー銀行のような安定した環境から、ベンチャー企業である武内製薬へ転身することを決めたきっかけは何だったのでしょうか?

代表の小倉君とは高校時代からの付き合いで、もともと仲が良く、彼が武内製薬に入社を決めた時に「三谷も武内製薬に来ないか」と誘ってくれました。彼は本格的にジョインする前から数年に渡って外部コンサルとして武内製薬を見てきていて。色々と内情も知った上で、会計周りや財務戦略に強い人が必要であること、またバックオフィス部門をまとめる必要があることを課題のひとつとして感じていたようなんです。そこで、有難いことに銀行出身の僕だったら任せられるんじゃないか、という案が上がり声を掛けてくれたそうです。

ただ、正直その話をもらった段階ではあまり前向きに検討していませんでした。銀行員という安定した職業から、ベンチャー企業に飛び込むことにまだ不安があったんですよね。
ですが、前社長の金光さんとの面談の機会を頂いたり、毎月のように小倉君からアピールを受けて。(笑) 話を聞いているうちに「人生一回きりなのに、今チャレンジしなかったら絶対後悔するな」と思い始めたんです。銀行にいた頃から、言われた仕事を淡々とこなす側ではなく、自分で考えて形にしていくといった、より経営目線に近い仕事の方がやりがいがあると思っていたので、これはチャンスだなと捉えるようになりました。あとは、武内製薬なら、より経営に近い目線でチャレンジすることができるし、自身の頑張りが経営に直結するといった環境も楽しみだなと。

小倉君が代表取締役に就任する少し前に、武内製薬のこれからの未来について話を聞き、裁量の大きい仕事をすることができるかもしれないと思い、入社を決めました。家族の後押しも大きかったですね。入社してまだ数か月ですが、日々充実しています。

ー現在、管理部長としてどのような業務を担当されていますか?

実務として担当しているのは、主に会計に関する業務です。銀行と交渉して資金調達を行ったり。銀行に提出する資料作成など、元銀行員ならではの視点を織り交ぜながら、より良い結果が得られるように工夫を凝らしています。管理部には経理、薬事、採用人事の3つのチームがあるので、それぞれの進捗管理や定例ミーティングなどのマネジメント業務も行っています。

とにかく今は解決しなければいけない課題がたくさんあるので、そこを整理するために現状把握を進めている状況です。まずは管理会計や、在庫管理等に関する様々な資料を整えたいと考えていて。仮に僕が次の人に引き継ぐことがあっても、スムーズに理解できるような体制に整えておく必要があると思っています。

ー武内製薬へ入社されて数か月が経ちますが、どのような部分でやりがいを感じていますか?

バックオフィスの視点から自分が武内製薬の抱える課題をどのように解決していけるか、というのは大きなやりがいだと思っています。自分のやり方次第で会社の方針が大きく変わっていくので、大きな責任を伴いますが、その分やりがいも感じられるなと。今までしてこなかった経験なのでポジティブに捉えています。

「目指すは、稼げる管理部」

ー三谷さんが仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

二つあって、まず一つは他人に対しても自分に対しても嘘をつかないこと。例えば、ミスがあった時に保身に走って言い訳をするようなことは絶対にしないと決めています。自分のミスだから怒られるのは仕方がないので、次からどうしていくのか考える方が大切だと思います。嘘をつかなければ、本当に困ったときに助けてくれる人が絶対に出てきてくれると思っているので、「正直でいること」が一番大切なんじゃないかなと。

もう一つは、迷ったら大変な方を選ぶことです。簡単な方を選んでしまうと成長がないというのはもちろんなのですが、僕の性格上、多分すぐに飽きてしまうんですよね。想像通りの答えになって、やっぱりこんなもんか、みたいな。これまでの人生でも大きな選択のタイミングがいくつかありましたが、わりとチャレンジングに生きてきたと思っていますし、その選択が間違っていたと思ったことは一度もないので、この考えは今後も大切にしていきたいです。

ー管理部はどんな雰囲気の部署ですか?

オーナーシップを持っている人が多いなと感じています。指示しなくても自ら業務を前に進めてくれるし、新しい課題を見つけて解決に向けて前向きに取り組んでいってくれています。一般的に管理部というと保守的な印象を持たれがちだと思いますが、武内製薬の管理部は「攻めの管理部」という感じですね。

ー管理部としての今後の展望と、三谷さん個人としての目標を教えてください。

管理部全体としては、まずバックオフィスの体制を整えること、そしてゆくゆくは「稼げる管理部」を目指したいと思っています。例えば、コスト削減の方法を全社に提案して、それが成功すれば管理部が改善したことである意味利益が出たということじゃないですか。コスト削減をすることで、稼げるポイントを作って管理部として利益に貢献したいなと。現在、管理部主導で進めているリモートワークやフリーアドレスの導入もゆくゆくはコスト削減につながっていくものだと思っています。

僕個人としての目標は、まずは会計周りを極めることですね。そして採用人事や薬事の領域は今まで全く関わってこなかったので、今後積極的にインプットしていきたいと思います。管理部のメンバーが日々やっている業務は僕も全てできるような状態にしておきたいと考えています。

あとは、メンバーからの信頼を得ることですね。部長という役職である以上、もちろんメンバーよりも頑張らないといけないですし、コミュニケーションを大切にして、メンバーからの要望や指摘もしっかりと聞いてどんどん取り入れていこうと思います。

ー最後に求職者の方にメッセージをお願いします。

武内製薬の管理部には、他のコーポレート部門にはない成長できるチャンスが溢れています。「こうしていきたい」というアイデアをしっかり上層部に伝えることができる風通しの良い環境なので、筋が通っていて良い意見であればすぐに反映されますし、実際に社内に周知して能動的に動くこともできます。また、携われる業務の幅が広いことも特徴です。

一人一人が経営に近い目線で仕事ができる環境なので、裁量の大きい仕事がしたい方、成長したい方にはとてもマッチすると思います。少しでも武内製薬に興味を持ってくださった方は、ぜひ一度話を聞きに来てください。

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