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【社員インタビュー】「数字は嘘をつかない」。理系出身のコンサルタントのモノづくりへの想いと支援の在り方。

こんにちは、GROOVE採用担当です。

本日は、GROOVEで活躍する社員にインタビューをする企画のシリーズです。
今回は、メーカー×商品企画のバックグラウンドを持つSさんに、GROOVEで働く魅力や仕事のやりがいについて話を聞いてみました。

ぜひ、最後までご覧ください!



やりがいのある商品企画。でも、自信が持てなかった。

ーこれまでどのような仕事に携わっていたのですか

前職では大手文具メーカーの商品企画部で企画から開発まで携わっていました。

大学時代は理系で研究をしていたこともあり、自分で考えたものをアウトプットすることが楽しいと感じていて、モノを生み出すメーカーを就職活動の軸にしていたのですが、希望通りメーカーの商品企画に配属となりました。

僕はモノには結構こだわりがあって、自分が何か商品を買う時はめちゃめちゃその商品のことを調べて買うんですよ。全然流行に敏感なほうではないんですけどね。でも、なぜ選んだのか?を説明できるモノを持ちたいという想いが学生の時からあって、買い物をする時はその商品自体の歴史からメーカーの会社概要や沿革、ブランドコンセプトや他社にない強みなどを色々調べるのが好きなんです。そういう性格もあり、できれば自分が感情移入できて、誰の役に立っているのかが分かりかりやすい商品を扱っている企業に就職したくて、文具という身近なモノを扱っている前職を選んだという背景があります。

ーなぜ転職を考えられたのですか

自分が考えたものが形になる経験やそれを作る工程でのトライアンドエラーも楽しかったのですが、いいモノを作ってもそれが思うように売れないという壁にぶつかったことで、もっとマーケティングの視点を持って企画をしたいと思うようになりました。

元々前職で行っていた商品企画の進め方が定性的な側面が強かったこともあります。例えば、自分が発案した企画の予算を獲得するために作ったプレゼン資料に記載する売上見込みや市場規模などの数字は、ネット上からできる範囲でかき集めてきた情報だったため、欲しい情報そのものでないことも多く、数字的根拠に乏しいことも多々ありました。企画については自信を持っていたのですが、数字といった面では中々自信が持てず、プレゼンが通ったとしても自分の中で腹落ちしないこともありました。もっと定量的に仕事を進められる環境はないかと思い、転職活動を始めました。

ークライアントワークは未経験だったと思いますが、なぜGROOVEに応募をされたのですか

数ある求人の中で「モノづくりをアップデート」という理念を掲げながら、日本のD2Cを盛り上げようとしている点に惹かれました。GROOVE以外は商品企画やマーケティング職などの企画職への応募が中心でした。正直、コンサルティング会社は激務で体育会のイメージがあり、自分とは合わないかもしれないと思いながらも、試しに応募してみたのですが、面接で現場の方と話してみると自分のイメージしていたコンサルタントとは全然違うなと感じました。同世代も多くラフな印象でしたし、研究者のように数字やデータを深堀していくコンサルティングが特徴ということだったので、当初のイメージはすぐに払拭され、環境的にも自分に合いそうだなと感じました。

また、話を聞く中で自分と会社のシナジーがありそうだなと思ったんですよね。GROOVEはまだ規模が小さく成長期の会社で自分がやれることはたくさんありそうでしたし、自分のキャリアを広げながら、商品企画の経験を活かして会社へも貢献できる部分がありそうだと思い、GROOVEに身を置くと決めました。


必ず答えがある。データを活用することで感じた手応え。

ー入社後、定量的なアプローチはできていますか?

はい、データに基づいたコミュニケーションが基本となっています。今、商品企画の案件に携わっていますが、GROOVEのコンサルタントは数字として定量化しなければいけない仕事が多いので、確信をもって提案しやすくなったと感じます。


この商品は本当に売れるのか?が半信半疑な部分はもちろんあるのですが、それでも市場規模などは必ず数字で見えてくるので、売り上げの見込みは立ちやすく、前職と違ってやりやすさがありますし、細かい数字やデータを盛り込んだ市場調査に関する成果物をクライアント様にお渡しした時に感謝されることも多いです。

通常、市場調査というとアンケートなどの定性的なアプローチになることが多いのですが、Amazonでは購買データや行動データがしっかり取れますし、ここが他社との違いであり、GROOVEの強みですね。


とはいえ、正直この仕事は難しいと思っていて、自分は全然まだまだだなと日々感じます。考える材料がいっぱいあるので暗中模索な感じはしないものの、出てきたデータに対して深く考えるところまでにはまだ至っていないです。やれることは無限にあるけど、それに自分がまだ追いつけていない感覚です。

例えば、どのデータをどのように使うかが人によって違うので、いろんな使い道があり、それだけ提案の可能性が広げられる一方で、自分の経験や知識の引き出しがまだ少なかったり、自分なりの型がまだできていないので、周りの先輩方のような戦略提案ができるかというとまだ難しいです。数字やデータを使って示すことはできますが「今こういう状況だからこれをやりましょう。」というところまで踏み込んだ提案の手数をもっと増やさなければいけない。それが、今の自分の課題だと思っています。

ーどのような時に面白みを感じますか

市場調査をしていく中で、商品を構成する要素を色々分けて定量で測っていく工程が個人的にすごく好きです。

例えば化粧水について調査するとしたら、内容量、ボトルの形状、パッケージ、成分、みたいな感じで要件を分けた上でそれぞれの市場を調べ、内訳が分かるように数字でまとめてデータ化していきます。

中には感覚値でなんとなく分かることもあってそれが当たることもあるのですが、深く追求して調べて数値化することで、考えもしなかった意外な結果が出たりすることもあるので面白いです。

そしてこのデータを見ながらクライアント様と「この市場はこういう商品が売れそう!」「こういう機能をつけたら良さそう!」という議論や「御社のこういう技術をこういう商品に活かしませんか。」という提案をしたり、自社の強みが明確になっていないメーカー様については強みを一緒に創っていく動きもしていて、根拠のあるデータを用いるからこそ自信を持って話せるし、話も弾みます。こういうコミュニケーションも楽しいですね。

また、Amazonの運用においては、商品画像を変えた瞬間から反響が変わり、1〜2週間で試した施策の結果が出るのも面白いです。売上や利益のデータ、広告費やCVRなどの数字を追いかけ、それがどう変化していくかを見たり、出てきたデータの違和感がどこから来るのかを考えている時間は好きですね。数字は嘘をつかないし必ず答えがどこかにあるので、それを紐解いていくプロセスが好きですね。



長く続くブランドを創るために。

ー入社して変わったことはありますか

アクションに移すスピードや頻度が上がりました。データがあるから自信を持ってやれるようになったというのもありますが、働く環境が変わったことも影響していると思います。前職は大企業で6年間働いていてその環境に慣れていたことや、大きい組織の中の1人だったということもありのほほんとしてしまっていたところがあったかもしれません。自分なりに勉強などはしていたものの、その上でどうなりたいのか?会社で何を成し遂げたいのか?ということについてはあまり深く考えられていませんでした。

GROOVEのメンバーはバイタリティがあって仕事への熱量も高く、自分で自分の得意領域を確立している人が多いんです。そういう人たちを見ていると、自分も頑張らないと!とスイッチが入って、GROOVEの中で自分は何を強みとして貢献していくか?を意識するようになりました。会社の中でのキャリアだけでなく、仕事を通じてどのような人になりたいのか?ということも考えていこう!という気持ちになったのは大きな変化です。


ーどんなコンサルタントを目指していますか?

クライアントに寄り添えるコンサルタントでありたいと思っています。モノを売るだけでなく、Amazonを通してブランドそのものを強くしていくことや、その商品が生まれた理由や良さを理解して、それをマーケットに伝えていくこと。ブランドに寄り添って、その想いを多くの人に伝えられる存在になりたいと思っています。

自分自身がメーカーの立場として、いいモノを作るだけでは売れないという経験があったり、ブランディングが大事だということを身をもって感じた経験があるからこそクライアント様の気持ちが分かるし、そんな自分だからこそ寄り添える部分もあると思っています。

そして、そのブランドが10年先も残るような、10年先にいい影響を与えられるようなコンサルティングをしていきたいです。その手段が最終的にはAmazonでなくてもいいと思っていますが、その時々で適切な手段を選んで提案できるコンサルタントになれるように今は経験を積んでいます。



熱量の高い仲間がいるから頑張れる。

ーGROOVEの良さはなんでしょうか

働く環境と人ですね。先ほども少しお話しましたが、一緒に働く仲間に刺激を受ける機会が多く、それに圧倒されることも多いので、自分もやる気を出さざるを得ないです。

そして、熱いだけでなく、みんな優しいんです。人情味があって困った時は助けてくれるし、自分の意見や価値観を押し付ける人もいないです。

自分を変えたい、変わりたいと思った時に、自分だけで頑張るのが難しくてあえてそういう環境に身を置かないとなかなか踏み出せない人もいると思うんですよ。僕もその1人ですが、そういう人にとってもGROOVEは成長のきっかけをくれる場になると思っています。


ー最後に、転職を検討している方にメッセージをお願いします!

GROOVEで働く人は本当にいろんなバックボーンの人がいて、それぞれの良さを見出してくれる環境ですし、責任感を持ってクライアントに向き合いたい、という想いがあれば、どんどん任せてくれるカルチャーでもあります。

クライアントワークの経験がなくても、これまでの自分の経験でメーカー様の役に立てそうだなと思うポイントがあったり、自分とGROOVEにシナジーがありそうだなと感じた人は、ぜひ入社してほしいです。


Sさんが担当しているクライアント様は現在まさに商品開発中なので、ローンチできた際はぜひまたこの場で改めてご紹介させていただきたければと思います。(数か月先ですが、楽しみにしていてください!)

GROOVEのECコンサルタントは「モノづくりをアップデート」というミッション実現に向けて、日々クライアント様と一緒に取り組んでいます。

ご興味をお持ちいただいた方はぜひ、「話を聞きに行きたい」からのエントリーをお待ちしています!

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