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コントレア女性1人目、2人目社員対談~スタートアップ初期メンバーがマネジメントではなくプロフェッショナルの道に進んだ理由~

こんにちは!人事の池脇です。
コントレアではグレードを上げていく中で、マネジメント職とプロフェッショナル職のキャリア選択式を取っています。
11月から新体制となり、プロフェッショナル職としてシニアディレクターへ役職変更となった鈴木さんと河瀬さんの対談をお届けします!
本記事では、お二人に、「女性初期メンバーとして」や「プロフェッショナルとして」お話を伺いました。スタートアップで挑戦したいと考えている女性や、プロフェッショナル職についてご興味をお持ちの方におすすめの内容です。
会社のフェーズが変化しても、変わらずチームを牽引し続けるお二人の対談ですので、ぜひご一読ください!



目次

  • —まずは、現在のチームとその中での役割を教えてください。

  • 女性初期メンバーとして参画

  • —社員数一桁のタイミングで参画されているお二人ですが、スタートアップに飛び込む怖さはなかったのでしょうか?

  • —コントレアの女性社員一人目、二人目でもあるお二人ですが、女性がいないという状況に抵抗はなかったのでしょうか?

  • プロフェッショナル職の決断と心掛け

  • —なぜマネジメント職ではなく、プロフェッショナル職を選択されたのでしょう。

  • —キャリアや将来を見据えて選択されたお二人が、プロフェッショナル職として心掛けていることはありますか?

  • 刺激を受ける関係

  • —お互いに影響を受けることはありますか?

  • コントレアの魅力

  • —最後にコントレアで働くことの魅力はなんでしょう。

—まずは、現在のチームとその中での役割を教えてください。

鈴木: 
経営企画室の鈴木です。経営企画業務を幅広く担当しており、特に経営企画業務や経営業務に近い領域、法務や営業企画といった分野を担っています。11月からシニアディレクターという役職になり、経営企画室長として内田さんも参画いただき、より専門的な業務が多くなると思います。資本政策や経営指標の粒度を高めるといったことが、今後の私の役割になると考えています。

河瀬:
マーケティングチームの立ち上げを行っている河瀬です。元々はメディカルチームに所属していましたが、会社としてマーケティング部門の立ち上げが必要になったタイミングで異動しました。大病院をターゲットにしたマーケティング施策を打ち出しています。医療業界のセールスは非常にユニークで、かつ大病院をターゲティングするというのは結構レアケースなので、その領域をどう攻略するか探索する重要な役割を担っています。


女性初期メンバーとして参画

—社員数一桁のタイミングで参画されているお二人ですが、スタートアップに飛び込む怖さはなかったのでしょうか?

鈴木:
怖さは特にありませんでした。前職は大企業でしたが、ベンチャー気質で特に新規事業に携わっており、体質的にはそんなに遠くはありませんでした。ただ、資金的に潤沢ではない状態のスタートアップで採用される社員には、ある程度高いスキルが求められると感じていたので、その中で自分が何をカードとして切れるか、結構気にしていた部分はありました。
ただ、蓋を開けて見ると、何も整っていない状態で、想定した以上にできることがたくさんありました!

河瀬:
私も特に怖さは感じなかったです。ただ、私の場合はそもそも社員数一桁の状況で入ることがどういうことなのか、当時は理解していませんでした。いわゆる、創業メンバーに近い呼ばれ方をしますし、その創業メンバーがどのように会社を立ち上げ、作り上げてきたのか注目されますよね。「スタートアップ」や「創業メンバー」に対する解像度がないが故に、怖さを感じていなかったのだと思います。

また、 私はフリーランスになる前に韓国のベンチャー企業で少し働いていまして。 状況としてはコントレアと結構似てたんですよね。ボロボロなオフィスで、契約書がいろんなところに散らばっていて。韓国スタイルで、丁寧さよりとにかく速さを求められるところがあって。それを経験していたこともあるかもしれないです。

鈴木:
それに元々コントレアでも業務委託期間があって、いきなり正社員にという感じではなかったですもんね。

河瀬:
そうですね。業務委託期間にチームや会社の状況を俯瞰できていたことも大きいかもしれないです。


—コントレアの女性社員一人目、二人目でもあるお二人ですが、女性がいないという状況に抵抗はなかったのでしょうか?

鈴木:
既に河瀬さんが業務委託で働かれていたり、経営企画室にインターン生の女の子もいたので、私は特に気にならなかったです。

ただ、今後女性が入ってくるために、環境を整える必要があるかなと入社前から考えていました。ちょうどそのタイミングで就業規則が作成されて、9割完成の状態で私の手元に送られてきました。その中に、生理休暇や育児休暇などの休暇が含まれていて、しかも生理休暇は月1日有休で付与されるなんて、正直見たことなくて。男性陣だけで考えたとは思えない配慮があって、不安感は一切ありませんでしたね。

河瀬:
鈴木さんが入られる前からあったんですね!鈴木さんが作ってくださったのかと思ってました。

鈴木:
男性陣だけで考えたというところが本当に凄いですよね。流石医療のジャンルにいる会社だなと思いましたね!

河瀬:
安心できるという意味では、子の看護休暇もそうですよね。当時既にお子さんがいらっしゃった川端さん(代表)や川勝さん(専門役員/VPoCustomer)の存在や、そういう大変さを理解してくださる方々がいるという安心感もありました。
▷川端×川勝対談記事はこちら

鈴木:
お忙しい中でも、育児に参加している男性社員が多いので、こういう発想が出てるのかなと思います。

河瀬:
確かに、女性社員がいないという点に不安はありませんでしたね。ただ、私の場合は働き方という点での迷いはありました。

正社員オファーをいただいた際、「今後のことを考えると、不安定ではあるけど自由に時間を組み合わせられるフリーランスの働き方の方がいい」とお伝えしたんです。小児科で働いていた経験から、子供の状況によって親御さんがどれだけ大変なのか、 仕事と両立しながら子供と一緒に過ごすことがどれだけ難しいのか直近で目にしていて。

その時西尾さん(CSO/CHRO)に、「このタイミングで入ることで、自分たちで働きやすい環境を整備する機会がある。ある程度の規模の会社であれば、既存の規則に従わなければいけないけど、 今の組織感、特に1〜2人目の女性社員であれば、意見を出して規則を整備していく側に回ることができる。だから、そこはあまり気にしなくていい」と言っていただいたんです。その言葉は入社の後押しになりましたね。実際に、福利厚生の追加についても社員の意見を聞いて決めていく環境なので、ありがたいと感じています。
▷西尾インタビュー記事はこちら

池脇:
参画以前からの細やかな配慮や、不安になりそうな部分の払拭など、コントレアは初期フェーズから多様な社員が安心して働ける環境を目指していたのですね。改めて、コントレアは根底から人を大事にしている会社だと感じました。


プロフェッショナル職の決断と心掛け

—なぜマネジメント職ではなく、プロフェッショナル職を選択されたのでしょう。

鈴木:
私の場合は転職理由の中の1つでもあるので、理由が明確にあります。
前職で主に事業企画を担当していた際に、様々なタスクを広く浅くこなしていた状態が1年以上続く中で、成長を感じられないことがありました。キャリアが停滞しているように感じ、「自分の専門性を磨きたい」、「自分ができることを明確にしたい」という思いが強くなりました。そのタイミングで西尾さん(CSO/CHRO)に経営企画にチャレンジしてみないかと声をかけていただき、より自分の想いに添えると思い、プロフェッショナルを選択しました。会社の体制を考えるとマネジメントの方がいいのかなと一瞬ブレることもありましたが、その時点で何か抜きんでた専門性が高かったわけではないので、やはりプロフェッショナルを選択しました。

河瀬:
私は一時期、マネジメントに進むべきか悩みました。特にメディカルチーム在籍時、インターン生や業務委託の方も多く、マネージャーの役割が重要になると感じていたためです。しかし、将来的に育児と仕事の両立を考えた時に、専門的に尖ったスキルや知識を持ち、それを活かすことが求められるプロフェッショナル職の方がワークライフバランスを保ちやすいと考えました。

また、私は経営層や上長の意向、その背景を理解することは得意ですが、それをメンバーラインに落として伝えることや行動を促すことが苦手です。感情に引っ張られることも多く、チーム全体の最適化が難しいと感じました。自分で物事を考え、構築戦略を立てて推し進めていく方が得意ということもあり、自分の専門領域を深めるプロフェッショナルの選択が適していると感じました。

鈴木:
そうだったんですね、知らなかった。ちょっと重く考えすぎな気もしますけど。

河瀬:
川口さん(開発部長)とかはそこがすごく上手くて。そういう周りを見たときに自分が強いところで貢献した方が良いと思えたのは分岐点でしたね。
▷川口の記事はこちら


—キャリアや将来を見据えて選択されたお二人が、プロフェッショナル職として心掛けていることはありますか?

鈴木:
プロフェッショナル職として働く中で、プロジェクトリーダーとしての意識を持つことが重要だと感じています。プロジェクトを牽引するために、他の人を巻き込み、タスクを適切に割り振る作業が必要になるので、マネジメント的なスキルも一定必要だと思っています。先程河瀬さんがおっしゃっていたこと、私も本当に共感する部分が多くて。私はタスクの切り出しや指示出しを苦手に感じますが、このスキルを磨くことがプロフェッショナルとして成長するために大切だと考えています。

河瀬:
鈴木さんのおっしゃる通りだと思います。

私は最近、プロフェッショナルとしての突き詰め方について、自分の専門知識をどれだけプロダクトや事業に反映できるかという視点が重要だと感じています。特に医療分野では常に新しい情報や、あるべき論など多くの理想像が出てきます。それをビジネスに結びつけるためにどのように顧客に受け入れられる形にするか考えることが重要だと思っています。医療分野に関しての知識を深めるだけでなく、それを実際のビジネスにどう活かすか常に考えることが求められているのかなと思っています。

鈴木:
あとは経営企画としては、現場のメンバーが仕事しやすくなるようにというところですね。他のメンバーがもっと活躍できるようにどうするか、事業成長という視点で業務の優先度は考えています。

河瀬:
あとはプロフェッショナルとしてマネジメントをされる側としても、マネジメント機能になりそうなものは自分に寄らないように体制や目標設計の部分を配慮していただいている部分があるので、その分プロフェッショナルとしての期待値に答えないといけないと思っています。

池脇:
なるほど。プロフェッショナル職においては、プロジェクトリーダーとしての意識や一定のマネジメントスキルの習得、さらに専門知識をどう事業に反映させるかという視点が重要だということが分かりました。そして、お二人のプロフェッショナルとしての高い意識や、ご自身の役割を的確に把握し、それに応じた行動を取るという姿勢が、フェーズが変わるコントレアの中で、牽引し続ける存在である要因なのかなと感じました!


刺激を受ける関係

—お互いに影響を受けることはありますか?

鈴木:
私以外のメンバーも同じだと思いますが、河瀬さんが一生懸命頑張っている姿を見ると、私ももっと頑張ろうという気持ちになります。特に、どれだけ業績を上げても変わらず謙虚であり続けるところは見習うべき姿勢だと思っています。自分に対して高い期待値を持ち、満足することなく成長を追い求めているからこその姿勢だと感じています。その視点の高さと努力を重ねる姿勢は驚異的で、私も頑張らないといけないと強く感じます。

河瀬:
いやいや、そんなそんな。

鈴木さんは、物事を冷静に整理して分析し、再び体系立ててくれるその能力が本当にすごいと思います。私は感情に引っ張られる部分があるので、その冷静な視点は本当に凄いと感じています。

また、前職での営業や営業企画の経験から、Biz側のサポートをしていただけることが多く、本当に助かっています。その専門性の高さには本当に驚かされますし、その業務をこなしている姿を見ると、「ここまで大変なことを乗り越えて来られたんだな」と感じることが多いです。そして、私ももっとビジネス側の勉強をしなくてはと刺激を受けています。

池脇:
お互いの強みを認識し、尊敬し合っているのですね。それが刺激となってさらに高め合い、成長を促すという、まさに理想的な関係に感じました。そういったお二人の関係もまた、コントレアの成長に寄与しているのかもしれませんね。


コントレアの魅力

—最後にコントレアで働くことの魅力はなんでしょう。

鈴木:
コントレアで働く魅力は、スタートアップでありながらも個々の適性や希望を尊重してくれる点です。当然、適性を見極めて会社としてもメリットがあるかはセットですが、適性を見て采配してもらえるので、やりたいことが明確にある人にとっては、非常にピッタリな環境だと思います。

河瀬:
確かにそうですね。特に西尾さん(CSO/CHRO)は一人一人の強みを見極めたり、適切な役割を与えるのが上手いですよね。社員だけでなく、インターン生に対しても同様で、プロジェクト一つにしても、適切に采配してくださいますし。

鈴木:
早くも研修制度があったりしますしね!
何か危機感を覚えるようなときでも、立ち向かうのは一人じゃない。みんなが会社のことを自分事として捉えているので、孤独感を感じることは少ないと思います。それぞれが与えられた役割だけでなく、どの部分でも相互にカバーし合う視点があるからこそ成り立っている部分だとは思いますが、そうした連携も魅力的だと思います。

河瀬:
四半期ごとや期の変わり目に、会社としての現状や課題がオープンに共有される点も大きな魅力だと思います。経営陣が透明性を持って情報を下ろすことで、上段を知っているからこそ皆が部門を超えた協力をしやすくなり、一緒に課題解決に取り組む姿勢が自然に生まれる環境になっているのだと思います。会社全体が何を目指しているのかが見えるため、行動しやすいのかもしれないですね。

池脇:
コントレアは初期フェーズから人を大事にしているというお話がありましたが、それは今も変わらない部分なのですね。個々の適性や希望を尊重し、強みを活かす環境が整っていること、そして、透明性のある情報共有がなされていること。これらの取り組みによって、社員全員が一丸となって課題に取り組む環境を作り出しているのですね。このような柔軟かつ協力的な働き方がコントレアの魅力であり、全社の成長を支えているのだと改めて感じました。


お二人とも、今回はありがとうございました!


編集後記
今回の対談を通じて、プロフェッショナル職には専門性を高める意欲と柔軟な対応力が欠かせないことが分かりました。コントレアでは、個々の適性や多様な働き方を尊重し、人や組織を大切にしています。この環境が、プロフェッショナルとして成長し続けるための土壌となっているのではないでしょうか。

また、お二人は初期フェーズから参画されてから活躍し続けていて、クォーターに1度の表彰である「ステント賞」も受賞されています。後から入るメンバーの指標にもなっていて、背中で引っ張る頼もしい存在なので、改めて結果を出す姿勢について伺えたことは私自身の勉強にもなりました。

この記事を読まれた皆様にも、コントレアの魅力と独自の成長環境が伝わると嬉しいです!


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