こんにちは!
今回は、昨年インターン生としてTIAMで一緒に働いてくれた方のインタビューを紹介したいと思います!
〔プロフィール〕
東京外国語大学 言語文化学部 イタリア語専攻 4年
担当業務:Scratchメンター・教材開発 & 新規プロジェクト担当
*Scratch: MITメディアラボが開発した視覚的にプログラミングを体験できるプログラミング学習言語環境
優しく、笑顔が素敵。そして仕事もできる最強インターン生。
「代表の想いに共感、インターンを即決」
―まずインターン参加の経緯を教えてください
1年間休学をしていて、最初の半年で就職活動を行っていました。就職活動終了後、残りの半年何かしたいな、就職する前に実際の会社や経営者の近くで働いてみたいと思い興味のあるIT関連などでインターンを探していました。
そんな時に、大学の同級生がミャンマーでSTEAM教育を展開する会社を設立していたことを思い出しました。その後Wantedlyのページをみたり、直接話を聞いてみたりして、同級生であり、代表の三橋の考え方や想いに共感し、またその時に初めて出会ったSTEAM教育にも興味が出てきたので、残りの時間をここに使いたい!と思い私から三橋に声をかけました。
「初めての発展途上国、でも楽しい」
―ミャンマーでのインターンはどうでしたか?
まず、私は会社に惹かれたのでミャンマーという国にこだわりはなかったんです。笑
初めての発展途上国での生活は私が想像していたのよりも悪くなくって、むしろ日本とは環境が大きく違うから今まで見えてなかったものを見せてくれる生活、という感じですね。ミャンマーは今まさに街が出来上がっていく、生まれ変わろうとしている熱気がある。その一方で貧しさに苦しむ人もいる。色々な社会の動きの中にいることが楽しかったです。日本にいると最初から大きなビルが建っていて、街って作れるんだということを忘れてしまいがちだと思うんです。そんなことに気づかせてくれる、エネルギッシュなミャンマーはすごく気に入りました。
たまに停電や洪水があり、水道水が飲めないなどの不便はありますが、今までに一度もそれを苦に感じたことはないですね。携帯のSimカードが簡単に買えてしかもめちゃくちゃ安い。Grabというどこからでもアプリで簡単にタクシーを手配できるサービスがあるので、移動もすごく便利 (料金も距離で計算されるので交渉もしなくていい!)。こういう新しい技術をどんどん取り入れているところはむしろ日本より便利に感じることもありました。笑
「社風は自由、フレックスタイム制を活用」
―担当業務、1日の仕事の流れについて教えてください
私はScratchというMITメディアラボが開発した視覚的にプログラミングを簡単に体験できるツールを使ったプログラミング教室のメンター、Scratchの教材開発、そして新規プロジェクトの開発も任されていました。
1日の仕事の流れは・・・。
フルフレックスタイム制(平日コアタイム = 10-15時)で日によっても違いますし、リモートワークウェルカムな環境なので旅行でもしようかなと思っていたくらいで毎日違いました・・・。苦笑
例えばある日の1日は、
9:00 出社
コーヒーを飲み一息つきつつ、まず朝食。笑
今日やるべきことの確認
10:00
出社してきた他のメンターさんとの打ち合わせ
12:00
お昼休憩
13:00
新規教材開発調査
17:00
退社
という流れですね。
フレックスタイム制を導入しているので、コアタイム以外はたまに気分転換のためカフェで仕事をしたりしていました。
他のインターン生と一緒にランチ
「日々、成長を感じる環境」
―このインターンを通してどんな力がついたと思いますか?
2つあるのですが、まず1つ目はマネジメント能力ですね。プロジェクトのマネジメントから自己管理まで、多方面でのマネージメント能力が付いたと感じます。というのも、かなり裁量権のあるお仕事をいただいているのですが、だからといって丸投げではなく、いつまでにこういうものをイメージして仕上げて欲しいと仕事を振っていただけるんです。その中でゴール、さらには求められているもののその1歩先まで見据えて、作業できるようになりました。
もう一つは既存の考え方にとらわれない考え方ですね。この考え方に気づけたのはHack the boxというTiamの価値観(既存の考えを打ち破れという意味)を社内全体で共有できていることが大きいです。また、子どもとの触れ合いの中でもこの考え方を改めて学ぶこともよくありした。例えば、子ども達のプログラミングのアレンジの中で自分の予想していないアイディアがたくさんあり、子ども達の発想力や着眼点が本当に面白かったです。子ども達にからも学ばせてもらっているなと日々感じていました。
「マネジメント能力と遊び心」
―インターンで身についたことで、帰国されてから生かせていることなどありますか?
2つあると考えていて、1つはさっき言ったようなマネジメント能力、つまり広い視野で物事を見る力は、そのまま今の生活でも生かせていると思っています。そして、2つ目は理詰めになりすぎす、「Hack the Box」を忘れないことも大事にしています。
Scratchなどでのプログラミングでは、まず作りたいもののイメージがあって、それを作るにはどのようにコードを組み立てていけば良いかを、因数分解して考えていくと思います。子どもたちにプログラミングを教えていく中で、何よりも自分がそのことの大切さを学んでいたんだと思います。こうした力は今でも、自分のタスク管理だけでなく、仲間にタスクを割り振ったりと、ゼミや他社のインターンでもとても役に立っています。
一方で、理詰めになりすぎないことも大事。視点が固まっていないかを意識して、Hack the Boxと遊び心を大事にするTiamの姿勢がとっても好きで、今でも行き詰まった時にはそれを思い出すようにしています。
―Tiamの人の良さがめちゃくちゃ伝わりました。ありがとうございました。