こんにちは!
株式会社IMOMのPR担当入木です!
IMOMは、「誰もが生きやすい、寛容な社会をつくる」という想いのもと、就労継続支援B型事業所とスペシャルティコーヒーショップを運営しています。
今回は、就労支援事業部でサービス管理責任者として働く 城野 芳典(じょうの よしのり)さんにお話を伺いました。
ミッションやビジョンの言葉に強く共感し、IMOMへの入社を決めた城野さん。サビ管の常識が180度変わった経験や、IMOMで働く中で芽生えた「ある挑戦」について、率直な言葉で語っていただいています。
■ プロフィール
城野 芳典
障害福祉分野でサービス管理責任者として現場支援・マネジメントを経験。精神障害のある方の支援に携わり、面談を通した関係づくりや通所支援を行ってきた。2025年にIMOMへ入社。現在はサービス管理責任者として、寄り添った支援と、安心して働ける環境づくりに取り組んでいる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自己紹介・経歴
── まず、簡単に自己紹介をお願いします。
城野芳典と申します。2025年1月にIMOMへ入社し、イムオム藤ヶ丘に配属、現在はサービス管理責任者を務めています。
経歴については、大学卒業後タイヤメーカーや住宅関連の営業職を約6年間経験し、その後福祉業界へキャリアチェンジしました。
転職のきっかけは、前職にあたる法人の理事長とのご縁です。もともと知り合いだった理事長と再会した際、「今、何しているの?」と聞かれ、転職活動中であることを伝えました。
すると、「これから福祉の道は伸びていく。あなたに合っていると思うから、うちに来ないか」と声をかけてもらい、その言葉をきっかけに福祉業界へ飛び込みました。
実は大学時代から福祉には興味があったんですが、学部は経営学部でしたし、当時は営業で稼ぎたいという気持ちも強くて。
ただ、「人の役に立ちたい」という思いはずっと根底にありました。その信念を叶えるなら福祉だなと思い、2006年に転職しました。
経験としては、高齢者介護が約12年、障害者福祉が約8年。気づけば、今年で福祉業界歴20年になります。
老人ホームや障害福祉施設で施設長を務めたほか、マネジメント業務や経営に近い立場の仕事も経験してきました。
直近では、障害福祉サービスの就労移行支援で、サービス管理責任者を約2年務めています。
福祉業界へ飛び込んだ理由と、20年のキャリア
── 最初は介護福祉だったと思いますが、そこから障害福祉に移った理由はありますか?
きっかけは人事異動です。高齢者施設の施設長から、障害福祉施設の施設長をやってほしいと頼まれたのが始まりでした。
実際にやってみると、高齢者介護と障害者福祉はまったく違っていて。正直、障害者福祉のほうが奥深く、難しさを感じました。
若い方の支援が多く、その人の個性が色濃く出る。支援方法も、目標設定も、声かけも、一人ひとり全然違うんです。
高齢者福祉にももちろん個別性はありますが、ある程度“型”で通る部分もありました。
でも、障害福祉はそれが通用しない。知的障害、精神障害など背景もさまざまで、支援の正解が一つじゃないんですよね。
職員同士で話し合う時間も多く、答えが出ないこともありましたが、その「難しさ」が逆に面白く、やりがいを感じています。
── 障害福祉の中でも、どのサービスに関わってきたんですか?
最初は生活介護です。重度の知的障害のある方が多く、強度行動障害のある方もいらっしゃいました。
他害行為や自傷行為があり、支援が本当に難しく、ご家族からご意見をいただくこともありました。それを約3年経験しました。
次が就労移行支援です。こちらは就職を目指す支援で、生活介護とは真逆。自立度の高い方が対象になります。
これが、またすごく面白くて。家族の声ではなく、本人の声を直接聞きながらアセスメントを取る。変化が目に見えて分かるのも、就労移行の特徴でした。
大変ではありますが、実際に就職できた方を見ると、本人以上に僕たちが嬉しくなります。「あの人が、今こんなに働けているんだ」と。
ミッションの言葉に背中を押されて
── なぜIMOMで働こうと思ったのか教えてください。
まず、ホームページで見たミッションです。
「誰もが生きやすい、寛容な社会をつくる」。
この言葉に、すごく衝撃を受けました。自分が漠然とやりたいと思っていたことが、こんなふうに言語化されているんだ、と。
さらに、「自分らしさを発揮できる場所をつくる」というビジョン。正直、福祉業界で「自分らしく働ける」職場は、あまり多くない印象がありました。
人と違う意見を言うと否定される。正論でも、前例がないと通らない。そんな環境に違和感を感じてきた中で、この言葉はとても魅力的でした。
「みんなでやろう」という文化
── 実際に働いてみて、驚いたことはありましたか?
前職では就労移行支援のサビ管をしていましたが、ほとんどがワンオペ体制でした。
サビ管だからこれもあれも、という感じで業務量が膨大で、残業も多く、正直かなりしんどかったですね。
IMOMでもサビ管として入社しましたが、実際に働いてみると、「立場に関係なく、みんなでやろう」という雰囲気があって。
一緒に働いている方からも、「城野さん、これお願いします」ではなく、「個別支援計画案は私たちで作っておくので、あとで最終確認してもらえますか?」という流れだったんです。
それが逆に違和感で(笑)。「え、いいんですか?やってもらって……」みたいな。
IMOMでは、状況に応じて自然と業務分担がされていて、一人に偏らない流れができている。
それが狙いなのか、文化なのか、前職とは180度違うな、という驚きと感動がありました。
── チームで動くことで、支援の質も変わってきますか?
変わりますね。話し合いが前提にあるので、誰かが独断で声かけをすることが少ない。
「みんなで話し合った結果、こう声をかけよう」という共通認識があるので、ミスや事故が起きにくい。
コワーカーさんに不適切な言葉を投げかけにくくなっていると思います。
支援力は、確実に上がっていると感じています。
── IMOMに入社して感じたやりがいや嬉しかった瞬間はありますか?
入社当初、ほとんど通所できていなかったコワーカーさんがいました。
面談で話したのは、「最近来れていないよね」「何が課題で、何を目標にしたいか」ということ。
すると、「これくらいの金額を稼ぎたい」という話が出てきました。
そこで、「じゃあ、いくら稼ぎたいですか?」「そのために、何日・何時間通所する必要があるか、考えたことはありますか?」と聞いたんです。すると、そこまでは考えていない、と。
なので、ペンと紙を出して一緒に計算しました。「1日2時間で1,000円」「15日来たら15,000円」と、目に見える形で伝えたんです。
すると、「これならいけるかも」と。
その翌日から、週3ペースで通所するようになりました。
以前は毎朝「体調不良で休みます」と電話が来ていた方が、です。
こういう変化を見ると、本当に嬉しいですね。
拠点スタッフの集合写真
上に立たず、横に並ぶ支援
── 「これは大変だったな」「難しいな」と感じることはありますか?
今も難しいなと感じているのは、精神障害のあるコワーカーさんが多いことですね。
ネガティブ思考が強い方も多くて、僕たち職員が意図している声かけと、本人の受け取り方にズレが生じてしまうことがあります。
些細な言葉でも不安になったり、体調を崩してしまったり。「どう声をかければよかったんだろう」と、後から反省することもあります。
僕たちはどうしても“指示する側”になりがちですが、上司ではないんですよね。
なので、絶対に上から物を言わない、ということを大切にしています。
コワーカーさんの「上」に立つのではなく、「横」にいるイメージ。一緒に取り組む“伴走者”でありたいと思っています。
悔しさをバネに、面談力を磨いてきた
── IMOMで働く中で「成長したな」と感じる瞬間はありますか?
一言で言うと、面談力はかなり上がったと感じています。
面談を通して通所率が上がったり、思考や認識のズレが改善されたりする場面が増えてきて、「支援力が少しずつ上がっているのかな」と感じるようになりました。
実は前職のとき、自分のことを「支援力が低い人間」だと思っていたんです。
ただ、その前職での悔しさがバネになって、精神疾患について学んだり、自己理解やストレス対処について勉強したりしました。
その結果、面談で使える引き出しが増えて、相手に納得してもらえる場面も増えてきた。そこが、自分の成長を実感できる部分ですね。
IMOMはチャレンジできる場所
── 今後チャレンジしていきたいことはありますか?
正直、めちゃくちゃ悩みました(笑)。でも、せっかくなので、夢は大きく持とうと思って。
IMOMで働き続けて、会社が上場して、役員になりたいです。
やるからには、やっぱり上を目指したい。上場会社の役員って、正直かっこいいじゃないですか。
定年までまだ10年以上あるので、日々の支援を大切にしながら、これまでのマネジメント経験も活かして、一歩ずつステップアップしていきたいと思っています。
サビ管は専門職なので、そこで終わってしまうことも多いですが、「一サビ管で終わりたくない」という思いがあります。
拠点長、エリアマネージャーを経て、今度は「従う側」ではなく、「引っ張る側」として、IMOMを牽引していきたい。それが大きな目標です。
全社集会でのチーム発表の写真
正直、前職までの自分からすると、あまり自分らしくない発言です。
前職では向上心なんて全然なかったですし、マネージャー職も正直嫌でした。内示を断ったこともあります。
でも今は、「ここならできるかもしれない」と思える。前向きに、ポジティブに働きたいと思えるようになりました。
それを変えてくれたのが、IMOMの社風なんだと思います。
── 城野さんが思う「IMOMに向いている人」はどんな人ですか?
素直で、面白い人ですね。
能力や経験がどれだけ高くても、
チームで動くIMOMでは「素直さ」がすごく大事です。
仲間と一緒に何かをつくることを楽しめる人。
そんな人が向いていると思います。