先日、C4Cでは全社員を対象にハラスメント研修を実施しました。
講師を担当してくれたのは、総務課課長。
「知識を深め、健全な職場を築くために」をテーマに、約1時間半にわたって行われました。
小さな会社だからこそ、一人ひとりの言動が職場の空気をつくる。
C4Cは、そのことを全員で改めて考える機会を大切にしています。
研修内容
ハラスメントは「意図」ではなく「影響」で判断される
研修を通じてまず確認したのは、ハラスメントの本質です。
「悪意があったかどうか」ではなく、「相手がどう受け取ったか」が判断の基準。
本人に自覚がないまま、相手を傷つけてしまうケースも少なくありません。
また「ハラスメントは上司からだけ起きるもの」という思い込みも危険で、
被害者・加害者・目撃者は職場の誰にでもなりうる、ということを全員で確認しました。
法律で定められた4種類のハラスメント
企業として対応が義務づけられている4種類のハラスメントについても学びました。
・パワーハラスメント(労働施策総合推進法)
・セクシュアルハラスメント(男女雇用機会均等法)
・マタニティハラスメント・パタニティハラスメント(男女雇用機会均等法・育介法)
・ケアハラスメント(育児・介護休業法)
いずれも「相手の意に反する言動・行動により、就業環境が害されること」が要件。
発言だけでなく、視線・SNS上での言動も含まれる点も確認しました。
指導とパワハラ、その違いはどこにあるか
特に参加者の関心が高かったのが、「正当な指導」と「パワハラ」の線引きでした。
パワハラは
①優越的な関係を背景にした
②業務上必要かつ相当な範囲を超えた
③就業環境を害する行為
の3要素をすべて満たすもの。
必要な指導・叱責は、この定義に当てはまりません。
ケーススタディでは「これはパワハラ?」という具体的なシーンを例に、全員でどちらに該当するかを考える時間を設けました。
事例の解答はこちら▼
ハラスメントが起きにくい職場とは
研修では、ハラスメントが起きにくい職場に共通する特徴についても学びました。
✓ コンプライアンス意識が浸透している
✓ 反対意見や違う意見を言いやすい心理的安全性がある
✓ お互いの役割・方向性が共有されている
✓ 自分の能力や経験を尊重し合える文化がある
✓ ハラスメント対策への認知度が高い
「問題がない職場」ではなく、「問題があっても言い合える・助け合える職場」。
C4Cが目指したいのは、まさにその姿です。
今日からできること
研修の最後には、一人ひとりが今日から実践できる行動についても共有されました。
・「これはセーフか」と自問する習慣をつける
・自分の言動が相手にどう受け取られるかを意識する
・困ったことは一人で抱え込まず、早めに相談する
・ハラスメントを見かけたら第三者として行動する
また、管理職に対しては「放任型リーダーシップ」の危険性についても説明がありました。
何もしないこと・見て見ぬふりをすることが、ハラスメントへの「無言の承認」になってしまう。
その点を改めて全員で意識する機会となりました。
研修を終えて
社員数が少なくても、ハラスメントに対して真剣に向き合うことはできる。
むしろ、一人ひとりの関係が近いからこそ、言動の影響は大きいと考えています。
C4Cでは今後も、こうした研修を定期的に実施していく予定です。
安心して働ける職場をつくることが、いい仕事につながると信じています。