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税理士としてのキャリアは色々あっていい。開業税理士からBeso Groupにジョインした理由

こんにちは、税理士の玉置です。

僕は2018年の4月から開業税理士として独立したのですが、2022年1月からBeso Groupにジョインしました。

なぜ開業税理士が再び組織に戻ったのか?

税理士事務所の経営に失敗したのか?

などについてお話しできればと思います。

これから税理士としてのキャリアを考えるあなたの参考になれば幸いです。

玉置の簡単な自己紹介

税理士法人Beso奈良支店の責任者をしています。

株式会社Besoでは税理士視点でプロダクトの開発に関わっています。

大学3年のときに税理士試験の勉強をはじめて大学院を卒業後、大手税理士法人に勤務。

2018年4月に「たまき会計事務所」を創業して、2022年1月からはBeso Groupにジョインしています。

趣味はキャンプで大学時代の友人とキャンプギアを作ったりとあれこれやっています。


HON / MONO WORKS(ホンモノワークス) powered by BASE
国産レザーを使ったシンプルで飽きのこないデザインのキャンプギアの販売。オーダーメイド可能
https://store.hon-mono.works


アウトドアに特化した革小物ブランド。Instagramのフォロワー数は600人弱。1年半かけて、いろいろやって少しずつ軌道にのりはじめています。

ここでは「商品開発、ECサイト運用、マーケティング、メディア運用」などを担当し、市場からプロダクトが支持されていくプロセスを経験しています。

なぜ、こういった税理士業務と離れたことをやっているのか?

その理由も、のちほど説明いたします。

税理士事務所の経営に失敗したからBeso Groupにジョインしたのか?

税理士事務所の経営に失敗したのか、についてはNoです。

ありがたいことに良いクライアントに恵まれ、スローペースではありますが開業からクライアントが増加し続けていました。

一人でもやっていける確信と、一人で出来ることの限界

お客さんなんているのか、と半信半疑で独立しましたが、順調に顧客は増加。

自分は一人でもご飯を食べていけるスキルはあると確信しました。

一方で顧客増加によって時間的な制約が壁になり、一人で出来ることの限界も感じていました。

次のステップに進めるには何かを変えていく必要があると思っていたところでした。

この挑戦(ジョイン)が失敗に終わっても、自分には一人でご飯を食べていく力があるので何度でもやり直せるだろう、と決断しました。

業務の幅を広げたい。もっと挑戦してみたい案件がある

業務の幅を広げたいと思っていました。

奈良の田舎で会計事務所をやっているだけの僕では対応できない案件が今後出てくるだろう。

もっと挑戦してみたい案件があるけど今のリソースでは難しい。

このように思っていました。

方向性が似ていたBeso Group。合流しやすいのでは

仲田も個人事務所として税理士業務をしていましたが、多くの方向性が似ていたと勝手に思っています。

クラウド会計ソフトfreeeに特化して集客をしたり、

経営者が困っている経営支援までやってあげようと補助金申請のサポートをやってみたり。

全社月次決算という点以外は近いサービスを提供していたように思い、合流はしやすいだろうなと思っていました。

中学生の時に作ったアフィリエイト収入とウェブ(SaaS)の可能性

中学生のときにアフィリエイトサイトを作っていて、おこずかい程度の収入がありました。

ウェブって中学生でもお金稼げるんだ、とウェブの可能性に魅力を感じたことを覚えています。

そんな記憶から税理士だけではなくウェブの仕事もしたいと思っていました。

冒頭で紹介したキャンプギアのECを事業として行っているのもこの想いがあるからです。

ウェブの作業も好きなので、開業時「個人事務所のサイト」を自分で作成。

様々なITツール

  • GoogleWorkspace
  • Airtable
  • notion
  • make(Integromat)
  • freee会計

を日々税理士業務で使っています。

特にSaaSを作ることに興味がありました。

それは税理士として独立して活用する機会が増え、まだまだ税理士事務所の業務に足りないクラウドサービスがあると思っただからです。

また、freeeやマネーフォワードのように僕が業界に入った頃には見向きもされていなかったSaaSが今、市民権を得ているのをみると、SaaSビジネスの可能性にも魅力を感じます。

32才の税理士が実感する業界の課題

27才で独立して以来、業界の課題について構造的に感じてきたことは

  • 業務でのIT活用が進んでいない税理士が多い
  • 税理士の高齢化が進んでいる

ということでした。

それに対して、個人的には

  • ITを活用して業務を効率化する
  • 若い税理士が独立しても活躍できるだろう

というような考えで、クラウド会計ソフトfreeeを活用してオンライン対応可能の税理士として事務所運営をしてきました。

よき未来を作るため

上記の諸々の理由によって、僕自身、クライアント、そして業界、みんなにとってのよき未来は個人事務所として続けるのではなくジョインだろうと決めました。

Beso Groupにジョインして変わったこと

ここまでジョインした理由をお話しましたが、ここからは実際にジョインしてどうなったかお話したいと思います。

事業所得から給与所得へ。短期的に可処分所得が減ったとしても

当たり前ですが事業所得から給与所得に変わっています。

可処分所得は減るだろうと思っていました。実際に減っています。

しかし、短期的にはそうかもしれませんが、長期的に見て一概に減るだけではないだろうと思っています。

それは自分自身が経営者としてのスキルを高めて、その知見をクライアントに共有することでクライアントが成長し、結果、収益として返ってくるだろうと考えているからです。

ひとりで答えを出すことと、みんなで議論しながら答えを導き出すこと

税理士法人には3人の税理士がいて、事案についてひとりで考え答えを出すのではなく、みんなで議論しながら答えを導き出すことができます。

株式会社には多種多様なスキルを持ったメンバーが集まって、それぞれの担当・役割に責任をもって仕事をしている姿に僕も税理士として貢献しないと、と日々感じチームで仕事をしています。

みんなでやったほうが楽しいよ、ってことですね。

フリーランスから経営者に、組織のことを考えるように

個人事務所のときはいわばフリーランスみたなもので自分のことだけ考えていましたが、経営者として組織のことを経営陣と考えるようになりました。

事業計画の作成を通じて見える未来は明るいです。

つまり、希望しかない

このような変化もあり、新たな希望を持ち日々を過ごしています。

税理士としての次のキャリアはいろいろあっていい。組織で信頼できる仲間たちと共に働くという選択も

税理士として独立することはとてもいい経験でしたし、一度組織から離れて自分でやってみるってのはすべての税理士におすすめできます。

そして、独立して軌道に乗ったあとも税理士としての次のキャリアはいろいろあっていいと思います。

組織で信頼できる仲間たちと共に働くという選択も検討してみてはいかがでしょうか。

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