【社員インタビュー】(後編)“Make the company bigger”「開発だけでなく、会社を大きくすることに携わりたい」入社後4か月エンジニアが見据えるグローバル化ビジョンに迫る-ソフトウェアエンジニア・Jay Nicolas
ソフトウェアエンジニアのJayさんインタビュー後編です。
今回は実際に入社してみてJayさんが感じていることや、心境の変化に注目してお話を伺います。
▼前編はこちら
【社員インタビュー#07 前編】「イノベーションが生まれる環境」:学びに貪欲なエンジニアが大企業から転職したワケ-ソフトウェアエンジニア・Jay Nicolas
— Jayさんは大学までフィリピンで過ごされていますが、グローバル人材の1人としてアーリーリフレクションで働きやすいと感じますか?
はい。今のアーリーリフレクションのメンバー全員、英語を理解できて話せる人もいるというのが大きいです。
僕は日本語もある程度使えますが、必要に応じていつでも英語にスイッチできるので不安なく働けます。皆僕のために英語力を磨こうとしてくれて、そのような会社全体のインクルーシブな雰囲気はグローバル人材を登用していく上で強みになると思います。
— グローバル人材にとっても働きやすい環境なんですね。前回、カルチャーコード「#6 時間を大切にする」に惹かれて入社したとおっしゃっていましたが、実際に働き始めてどう感じますか。
時間の使い方を自由にコントロールできるので、仕事のパフォーマンスを最大化でき、幸福度も上がりました。
僕は朝型人間なので、朝は家で勉強したり、その日に組むプログラムの構想を立てたりして準備する時間に使います。その後、11時前にオフィスに行き、だいたい17時ごろに仕事を終えて退社します。
— 「何時まで仕事する」ではなく、「仕事が終わりしだい退社」なんですね。
そうですね。僕の考えでは、仕事は時間ベースではなく成果ベースであるべきです。人それぞれ集中できる時間は違うので、その人に合った時間配分で仕事ができるほうが効率的だと思います。
僕は朝型人間なので、午後になると集中力が切れてきます。だから朝早く仕事を始めて、集中している時に一気に仕事を終わらせます。仕事が終わって退社時間まで「働いているふり」をしていることに意味はありません。それなら早く帰って休む時間に使ったり、勉強する時間に使った方が有益です。
大企業で働いていたときは、自分の仕事が終わっても上司や同僚がまだ仕事をしていると帰りにくい雰囲気がありましたが、アーリーリフレクションは会社として時間を大切にしているので、早い時間に退社することに抵抗を覚えることはなくなりました。
— なるほど。フレキシブルな働き方がJayさんに合っているんですね。
「その人に合った時間で働ける」とのことですが、実際にアーリーリフレクションの方々はどのような働き方をしているんでしょうか。
コアタイムはありますが、皆自分に合った働き方をデザインしている印象です。基本リモートで育児と両立しながら働いている同僚もいれば、途中で昼寝をはさむ人もいます。
— 昼寝もしていいんですか(笑)。面白いですね。
昼寝は眠気によるパフォーマンス低下を防ぐので大切だと考えています。面白いといえば、アーリーリフレクションは毎週金曜に変わった制度を導入しているんですよ。
— 何ですかそれ。気になります。
毎週金曜午後は“Personal growth hour”といって自己研鑽のために勉強する時間になっています。
僕は趣味で学術論文を読むくらい学ぶことが大好きなのですが、働きながら勉強に時間を割くことは簡単ではありません。しかし、金曜日のこの制度があるお陰で思い切り勉強できて、得た知識を業務に活かす最高のサイクルが作れています。
— 素敵ですね。Jayさんの成長スピードの速さは、アーリーリフレクションでの「時間の最適化」に支えられているという印象を受けました。学ぶことに情熱があるとのことですが、アーリーリフレクションに入ってより多くのことを学ぶことができたと感じますか。
強く感じます。ポジションに応じて業務を配分する企業が多いなかで、アーリーリフレクションでは分野を限定することなく、多様なスキルを養い、活かす働き方ができています。
大企業で働いていた時は専門分野のみに従事することが求められましたが、アーリーリフレクションのようなスタートアップでは全員がジェネラリストであることが求められます。
最近では、専門外のデータ分析のプロジェクトを通して新しい分野を学ぶことができており、とても刺激になっています。
— なるほど。開発にとどまらず、会社の成長を後押しすることに意欲的なJayさんですが、入社当時からそういった想いを抱いていたのでしょうか?
いえ、入社当時の僕は今の僕とは全然違いました。大企業で与えられた仕事をこなすことしかしてこなかった僕は、「開発だけできればいい」と思ってたんです。
しかし、アーリーリフレクションで働いていくなかで僕の想いは変わっていきました。
— 何がJayさんを変えたのでしょうか。きっかけとなった出来事はありましたか?
入社してから2カ月ほど経ったころ、代表の田中さんに聞かれたんです。
「Jayさんが五年後達成したいことって何?」と。ハッとしました。それまでの僕は、目の前のプロジェクトを成功させることしか頭になく、長期的なビジョンなんてなかったからです。
当時は開発以外にやりたいことなどないと思っていましたが、未来について真剣に考えているうちに変わってきたんです。
— どのようなビジョンを持つようになったんですか?
開発だけではなく、会社を大きくすることに携わりたいと思うようになりました。開発チームに属する僕ですが、事業開発部の領域も一緒になって考えるようになっています。特に会社のグローバル化に関しては自らの英語力を活かしてできることがあると思っています。
— 会社をグローバル化するにあたって、具体的にどのようなことに取り組む予定ですか?
現時点では、グローバル市場への進出に向けたプロダクト開発をしたり、LinkedInやFacebookを活用して日本以外への発信を行っています。
今後はコーポレートサイトや自社プロダクトの英語化、海外支社の設立、グローバル人材の登用に取り組む予定です。
— 役割にとらわれずに幅広く活躍する姿が印象的です。これはアーリーリフレクションの社員全員に共通することなんでしょうか?
そう思います。全員がそれぞれのやり方で会社に貢献しようと努力しています。
会社をより良くするためにやりたいことは全てやらせてもらえる環境が、社員の幅広い活躍を後押ししているのだと思います。
Jayさん、2回にわたるインタビューありがとうございました。
今後のさらなるご活躍を期待しています。