アーリーリフレクションでは、行動指針としてカルチャーコードを公開しています。ここではカルチャーコードの2を取り上げて解説します。
Code 2. 競争しない
アーリーでは、企業活動もそれに貢献するメンバーの活動も「勝つか負けるかの取り合い(ゼロサムゲーム)ではない」という考え方をしています。
活動は「競争や取り合いではなく全体を増やしていく」という考え方です。
それぞれの活動には、価値があると考えています。
・それ自体に価値があること、ユニークなことに取り組む
たとえ競争にさらされなかったとしても、本質的な問題を解くこと自体、価値のあることです。たとえば、楽しい食事をすることには、それ自体に価値があります。それは、競争ではありません。
それ自体が本質的な価値があること、ユニークなことに取り組みましょう。
・競争は不毛。他人のゲームなので参加しない
ある目的の実現のために、競争によってベンチマークしていくことが大切なときもあります。しかし、競争のゴールが自分の目的とずれていた場合、取り組みを大きく間違えてしまう可能性があります。
ある特定のルールで競争をする場合、そこには定められた目的が設定されていることがほとんどで、それは必ずしも自分たちが追い求めるべきゴールでないことも多いのです。ある特定のルールのもとで争う競争と、本質的な課題を解くことには、実は、全く関係がありません。
他人の設定したルールのもとで競争に取り組むのではなく、自分やチーム、自社の価値、自分で目的を設定して、ルールや方法論を自律的に考えることを優先しましょう。その結果、そのルールやゴールが他者と同じになってしまったのなら、それはそれでよいのですから。
・楽しいこと、得意わざを伸ばそう
楽しいことはそれだけでその人の強みです。自分が楽しいことには集中力をもって深堀りができるものです。楽しめること、得意わざを伸ばしていくことはもっとも効率よく自分を高めることができます。自分が得意なところをどんどんのばしていきましょう。