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「暮らしの最適化の追求」をパーパスに掲げる株式会社Unito。働く人たちからも、自分にちょうど良い暮らし方や理想の住まいについての話を聞くことが多くあります。今回のインタビューでは、なかでも働き方に関するお話、Unitoに入社を決めたきっかけにフォーカス。
今回は、ホテルマネージャーとして活躍する米山さんのお話を伺いました。日本一周をして、自分の目で見た日本が抱えるさまざまな社会問題。それを解決する1つの手段として、ホテル経営という選択肢が、Unitoとの出会いに繋がったようです。
高校2年の夏、オーストラリア留学で気づいた日本の魅力
Unitoに出会うまでの、米山さんについて教えてください。
Unitoに出会う前は、新卒で入社した観光で地方創生を行う会社に勤めていました。きっかけは、遡ると、高校生の頃に行ったオーストラリアでの英語留学です。当初、英語の先生になりたいと思っていたのが留学の理由でした。
オーストラリアにいると「日本はどんなところ?」と聞かれたり、「日本人」として会話をすることが多く、当たり前のことですが、まだ世間知らずの16歳の僕にとっては新鮮でした。日本が好き、行ってみたいと話しかけてくれる人も多く、改めて日本の魅力や「日本人」という自分のアイデンティティーを認識したことは、英語を学んだことよりも大きな収穫だったと思っています。
また、オーストラリアの人たちは、自分らしく幸せに生きる方法を人それぞれ持っていて、英語の先生になって60歳まで働く、そんなレールから外れて、もっと自分がやりたいことを考えるようになりました。
興味があったインバウンド、日本の良さを自ら見つける旅へ
帰国後、また日本での日々が過ぎ、気がつけば大学3年生。多くの人が就活に取り組み始めるなかで、自分はやりたいことも見つからず悩んでいました。
インバウンド関連の仕事に興味はありましたが、旅行会社の求人を見てみてもあまりピンとこなく…。そんな時、ふと、自分が伝えたい日本の良さって何だろうと考えたんです。日本についてもっと知りたいと思って、大学4年の春から休学して、日本一周することに決めました。
なるほど!ここで、オーストラリアで見つけた「日本の良さ」や「自分が日本人であるというアイデンティティー」がいよいよ行動に繋がっていくのですね。日本一周は、なにで回ったんですか?
軽トラで一人で車中泊をしながら、全国580箇所くらいを回りました。YouTubeもやりながら旅をして、いろんなものを自分の目で見て。楽しいことばかりではなく、旅の中では少子高齢化の進行やシャッター街など、日本の社会問題を肌で感じました。
「もしかしたら、自分の地元もいつかはなくなるかもしれない」という危機感を覚えて、これをどうにかできないかと考えるようになりました。当時は、YouTubeで情報発信することくらいしかできなかったけど、何か変えたいと強く思うようになりました。
想いが事業や仕事になっていく、新卒は地方創生の会社に
その後やっと、冒頭で述べた地方創生を行う会社への入社に繋がっていきます。自分がやっと見つけたやりたいこと、「日本の社会問題に取り組みたい」という思いが仕事に変わっていきました。
実際の業務としては、ツアーを作りたい会社や地域の観光PRをする自治体と一緒に企画を考えたり、クリエイティブのディレクション、ツアーの同行、営業まで、地域のためであれば何でもやっていました。沖縄を担当していたので、石垣島や本島の事業者と様々な取り組みをして、2年間で会社で一番の営業数字を作り出すことができました。
コロナの影響で新しい取り組みをする事業者が多く、僕自身も会社のなかで、さまざまな挑戦ができました。そんな一方で、自分で事業をしてみたいという思いも芽生えてきました。出張の関係でホテル暮らしをしていたのですが、地方での宿泊業の経済効果の強さを感じていました。ホテルができれば、雇用も生まれるし、町も豊かになっていく。いつか自分で宿をやりたいと思うようになりました。
ただ、宿泊業には物件の仕入れも必要で、いきなり始めるにはお金がかなり必要なため、準備が出来たらやろうかなと思っていました。その話は当時よく会っていた人たちにも話していたのですが、その話を覚えていた高校の同級生だった大嶋から「新しくオープンする物件のホテルマネージャーを探している」と声がかかったんです。僕は二つ返事で話を聞きにいくことにしました。
その翌週にはUnitoの代表である近藤さんとランチに行くことになり、そのランチでUnitoに入ることを決意したんです。
すぐに決めた理由は、本当にタイミングだと思います。
当時の僕にとってはこれ以上にないチャンスであるということは間違いなく、「未経験領域でやれるかどうか」という迷いはなく「選択した道を後悔しないようにコミットする」ことしか考えていなかったので、すぐに決めることができました。
Unitoへ入社。やりたかったホテル運営の仕事を、いざ、思いっきり。
すぐに入社が決まったこと、印象的で覚えています(笑)いつかタイミングが来たらと思っていたホテル運営の仕事が現実になったのがUnitoだったのですね。入社してからは、どうでしたか。
Unitoに入社し、最初の仕事は「フォーレスト本郷 by unito」という、ホテルレジデンスの立ち上げでした。当時Unitoで一番大きいホテルの運営で、かつ、ホテルマネージャーという支配人の仕事を任せていただくことになりました。
業界経験はありましたが、実際のホテル運営は未経験でしたし、正直不安もありました。僕としても、会社としても手探りのことも多く、ただそのなかで、他のメンバーからさまざまなことを教えていただくことができました。また、僕自身の経験やアイディアも意味を持つことが多く、やりがいになりました。
入社して最初の3ヶ月は、とにかく無我夢中で仕事をしていました。オペレーションを1つずつ作っていく作業では、フロントスタッフの意見やアイディアにとても助けられました。お互いに学び合いながら、良いチーム、ホテルレジデンスを作ることができています。
現在は、他のホテルレジデンスのオペレーションも見ることができるようになり、幅広い業務経験を積むことができています。
住むと泊まるが融合した、Unitoで新しい旅と暮らしの形を作る
最後に、Unitoでのお仕事に興味を持っていただいている方に、メッセージをお願いします!
事業拡大に伴い、一緒にunitoの物件運営に携わってくれる仲間を探しています!宿泊業界に飛び込んでみたい方、自分の個性を事業に活かしたい方、未経験でも挑戦する気持ちを絶やさない方を歓迎しています。
まずはカジュアルに面談から、是非!
米山さん、ありがとうございました!
日本一周をして見つけた、さまざまな社会問題。それを解決したいという思いが、日々真摯に取り組まれている「ホテル運営」の燃料となっていたのですね!泊まるだけでなく、暮らす拠点でもある「unito」ならではの町にもたらすもの、そこにいる人々にもたらすものを米山さんと一緒に見つけていけたらと思いました。
Unitoは、今、事業拡大にともない、新しいメンバーを積極的に採用しています。
ご興味のある方は、ぜひご応募ください!