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私って、すごく運がいい【社員インタビューvol.11】

本日は、派遣管理デスク(MSP)スペシャリスト*のAiさんをご紹介します。

役員秘書として勤務していらっしゃったAiさんは、出産を機に退職。14年のブランクを経て、キャリアを再形成されました。Aiさんのキャリアと、サッカーライフについて、ぜひご一読ください!

*派遣管理デスク(MSP)スペシャリスト:MSPとは、Managed Service Programの略称であり、クライアントにおける複数の派遣会社を一元管理し、派遣社員などの外部人材採用とその管理を請け負う職種です。

有名な話ですが、パナソニック創業者の松下幸之助氏は、採用面接で「君は運がいいか」と尋ねていたそうです。成功するかどうかは90%が運なので、それを謙虚に受け入れることと、残りの10%に懸命な努力をすることが必要という考えなんだそうです。どんな状況でも、自分は運がいいと前向きに捉えて、勇気を持ち、努力する人が望ましいということでしょう。

今回インタビューしたAiさんが、松下氏の面接を受けていたら、大きな花丸が付いて合格になっていたはずです。なぜなら、ご主人の海外赴任に帯同しブラジルに渡ったことも、ランスタッドの選考に進んだものの配属先がなかなか決まらなかったことも、Aiさんにとっては、運が良かったから。Aiさんのキャリアと、生活の一部だというサッカーについて、お話を伺いました。

Aiさんプロフィール
・東京都出身
・日系製薬会社及び外資証券会社にて役員秘書として勤務していたが、出産を機に退職。
・夫の海外赴任があり、ブラジルで男児2児の育児を経験。
・14年のブランク後、ホテルのフロント業務、営業アシスタントを経て、採用コーディネーターに。
・2022年12月ランスタッド入社。MSPスペシャリストとして、クライアントの派遣社員の採用や契約管理に携わっている。
・趣味はサッカー


これまでのキャリアについて教えてください。

秘書として勤務していました。結婚して出産を機に退職し、はっと気づけばそこから14年が過ぎていました。子どもも育ってきたし、社会復帰したい、また秘書をやろうと思ったけれど、長いブランクがある人には難しいと知りました。

とりあえず社会に出なければと始めたのが、ホテルのフロント業務でした。その後も派遣会社に登録して、とりあえず何でもいいから事務の仕事をして、その経験からまた秘書に戻るというイメージを持っていました。

大手IT会社の採用コーディネーターの仕事を紹介された時は、まさかそんな仕事ができるとは考えてもいませんでしたが、好奇心が湧いてやってみたいと思いました。

やってみたら、採用コーディネーターの仕事はすごく魅力的でした。秘書の仕事もそうですが、誰かのためになっていると感じられることが、私は好きなんだと気づきました。採用コーディネーターは、入社したいという候補者の方をサポートするので、入社が決まると感謝されるし、やって良かったと思えました。

ただ、契約社員としての勤務でしたので、雇用が不安定でした。半年ごとの契約延長で、その先は常に不透明。採用に携わる仕事を続けたい、この先もずっと社会に出ていたいという思いがあり、正社員で雇用してくれる会社を探していました。

ランスタッドの面接では、年齢や経験にとらわれず、それ以外の私自身を評価してくれたと感じました。何人かの面接官に会う中で、「この会社に入りたい」と強く望む自分がいました。

これまでの他社の採用面接では、「上手く言えた/言えなかった」という感想しかありませんでしたが、ランスタッドの面接では、「面接官がすごく魅力的な人だった」ということを毎回感じていました。全員がオープンな雰囲気で、そのままの自分を受け入れてくれるという感覚がありました。

最初に紹介されたコーディネーターの仕事では採用が決まらず、MSPスペシャリスト職を紹介されたのですが、その時私は、「これは何かの縁だな」と思いました。

私ってすごく運がいいんですよ。
これまでも、ひょっと誰かに出会ったことがきっかけで決まることがすごく上手くいく人生なんです。結果、今の仕事では、派遣法や労務のことを勉強しつつ、ワークライフバランスを取ることができて、とても満足しています。

サッカーが趣味とのことですが、始めたきっかけとその魅力は?

2歳年上の兄が始めると聞き、当時幼稚園年長の私も練習について行ったのがきっかけです。数年経って、兄が辞めてしまっても、私は小学校6年間、休むことなくそのチームでの活動を続けました。自転車で30分くらいかけて長い坂道を登り、週に一度、日曜日の練習に通いました。

なんでそんなに続けられたのかというと、自分で言うのは変なんですが、結構上手かったんですよね(笑)もともとは女子が少なかったのですが、小学校4年生くらいになると、女子チームだけで市内でリーグ戦ができるくらいの人数になっていました。その中でも、私は幼稚園生からやっていたので、上手くて、大活躍だったんです。そうするとやっぱり楽しくて。いつの間にか大好きになっていました。

大袈裟ではなく、サッカーは私の生活の一部だと感じています。
自分がプレイしたり、子どもがしているのを観たり、プロチームの試合を観たり、ママさんフットサルチームに参加したり・・・楽しみ方はライフステージによって変わっていますが、いつもそこにあるもの。

夫の転勤先がサッカー強豪国のブラジルだったのも、何かの縁なのでは、と思っています。夜中や明け方に海外チームの試合を観ることもあるし、休みの予定を立てるときも、どこかでサッカーの試合を観られないかな、という基準で計画します。やっぱり、生で観るときの高揚感が好きです。

サッカーの何がおもしろいかは、人それぞれだとは思いますが、私は、ゴールに至るまでのプレーがどのように繋がったかを観ることが好きです。家でテレビで観るときは、ゴールシーンをリプレイして確認したりもします。

一人の選手が1試合にボールを触っている時間は数分と言われていて、それ以外は走っているということになると思うのですが、ボールを持っていない選手がどこにいて何をしているかを見ているのもおもしろいです。攻撃と守備が連続しているので、一連の流れを見ることのおもしろさもあります。

チームプレイなので、すべての選手がチームのためにハードワークするという点も好きなポイントかもしれません。言い出したらきりがないのですが、パスがポンポンポンと繋がっていくときは鳥肌が立ちますね。ランスタッドが、横浜F・マリノスのオフィシャルパートナーになったので、今後はF・マリノスの試合も観戦に行きたいです!

「運がいい」とご本人は言っていますが、与えられた状況を柔軟に受け入れ、好奇心を持ってチャレンジしているからこそ、新しい道が開けているのだと感じました。運の良さを、自らの努力で手繰り寄せることができるのだとしたら、「成功するかどうかは90%が運」とおっしゃっていた松下幸之助氏の名言は、「成功するかどうかは100%が努力」ということになりますね。

実は、インタビューを通して、筆者の夫が、Aiさんのお兄さんと同級生で、小学生時代に同じサッカーチームでプレイしていたことが分かりました。まさかこんな繋がりがあったとは。これもサッカーとランスタッドが繋ぐ縁なのでしょう。

参考:
東洋経済オンライン, 松下幸之助「成功するかどうかは90%が運」, https://toyokeizai.net/articles/-/156068, (2023/5/9参照)

※この記事は、note(https://note.randstad.co.jp/n/n83d8fccac5bf)からの転載です。

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