自分らしい生き方・働き方ができるように。【社員インタビューvol.7】
本日はソーシングスペシャリストの折原 美沙紀(おりはら みさき)をご紹介します。高校三年生の時に東日本大震災で被災し、進路を大きく変えざるを得なかった折原。震災に遭ったのは大学入試合格発表の3日後だったそうです。国公立大学に進学する予定でしたが、親戚の家が倒壊してしまったことや家族が怪我をして働けなくなったことがあり、進学をせず、働くことを選びました。ランスタッドとの出会いは研究職の道を歩んでいた頃。研究職からなぜRPOへ?折原のキャリアチェンジのストーリーをぜひご一読ください。
折原 美沙紀(おりはら みさき)プロフィール
茨城県出身
東京理科大学卒業
2021年8月入社
趣味:温泉巡り|身体を動かすこと。週末は、友人とバスケやスノボをしたり、ふらっと一人で牧場に行って風が気持ちいい場所で読書したりするなど自由にのびのびと過ごしています。
これまでの経歴を教えてください。
高校卒業後、地方公務員として労働政策や雇用者支援の部署に在籍し、労働組合調査やハローワークでの実態調査、第二新卒や罹災者向けの職業支援シンポジウムの開催などをしていました。その後、公務員を辞めて大学に進学し、卒業後は国立研究開発法人や大学病院で短期間研究員を経験しました。
技術職に興味があり、将来は理系の勉強がしたいと思っていた
海外の大学院に行くため、ワーキングホリデーを活用しオーストラリアで資金集めをしながら留学・聴講生をしていたのですが、コロナ禍でロックダウンがあり日本に帰国しました。科学系の求人に応募した際に電話面談担当の方がとても自由で気さくで、この方と一緒に働けたら楽しいだろうなと感じたのがランスタッドに興味を持ったきっかけでした。
「うちの会社どうです?」とご提案いただき、ランスタッドについて調べてみたところ、すごく大きな会社でしたし、ヨーロッパやアメリカで主流のRPO業務はこれからの日本で広がるだろうという感想を持ちました。実力主義なカルチャーも魅力的でしたし、当時のパートナーが転勤する可能性がある状況でしたので、フルリモート/フルフレックスで働けることが決め手になりました。
美沙紀よろず相談室
技術職に興味があり、将来は理系の勉強がしたいと思っていて、採用の仕事にはそれほど強い興味はありませんでしたが、大学時代には「美沙紀よろず相談室」と言われるくらい色んな人からの悩み相談を受けることがあったので、キャラクターとしては合っていたのかなと思います。予期せぬ話が舞い込みましたが、この方にご提案してもらえるなら、この方と一緒に働きたいと、一目惚れのような魅力を感じました。業務内容や年収といった条件だけでなく、その人の人柄や働き方に沿った提案をするということを学びました。
今の仕事の内容を教えてください
ソーシングスペシャリストとして、エネルギー会社と日用品を扱う会社の2社を担当しています。クライアントとのインテイクミーティングに参加し、どういった方を探しているのか聞いた後、マーケット調査をして、候補者になり得る方をキーワードで検索し母数をデータとして提供します。その後スカウトメールを打って、スカウトに返信があった方と電話面談をし、その結果をコーディネーターやリクルーターの方と共有します。電話面談の後、候補者が面接に進むことになった場合には、履歴書の添削や模擬面接なども行っています。一次面接を通過した候補者には、面接のフィードバックや過去の質問を共有するなどして次の面接への対策を行い、なるべく候補者が緊張しないように工夫をします。最終面接まで通過した候補者には、オファー面談を実施することもあります。
今の仕事のやりがいは?
「入社された方が活躍していますよ」と周囲の方から聞けることと、入社した方から直々に「新しい会社で頑張っています」と連絡を受けることです。また複数の企業から内定を獲得している候補者の方や、転職活動が長期に渡る方々の入社が決まったときは大きな達成感があります。名前を覚えていただいたり、「また転職する機会があったら折原さんに相談します」という声が聞けたりするのもありがたいことだと思います。
クライアントと候補者の中立的な立場
今の仕事で苦労していることは?
人生の岐路に関わるお仕事ですので、スカウティングからプレイスメントまで候補者の気持ちを引き込む・離れないようにするという難しさは日々感じています。そして候補者の転職への不安な気持ちや現職への不満をお聞きしてしまうと、どうしても候補者の味方になりたいと感じてしまうことが一番苦労してしまいます。クライアントと候補者の中立的な立場ですので、どちらの意見も踏まえた上で冷静な判断をするように心がけています。
美沙紀さんが感じているランスタッドソースライトの魅力は?
笑顔の人が多く、ストレスなくのびのびと仕事ができることがとても魅力的です。グローバルミーティングや社内記事でお見かけする日本以外で働いている方々も生き生きと働いているようにお見受けします。褒め合う文化が根強いので、頻繁に「ありがとう」や「おめでとう」の言葉をいただけることは仕事に対するモチベーションもあがりますし、この会社で働けてよかったと常々感じていることのひとつです。フルリモートで勤務しているので、会ったことがなくても社員同士で仲がいいところは面白いと思います。
ゆくゆくは採用プロセス全体を把握するリクルーターになりたい
今後の仕事での目標は?
現在、ソーシングスペシャリストとして様々なクライアントとポジションを担当することで特定の領域に対するマーケット知識やターゲットを知ることができ、日々のスカウティングでは転職意欲の高い顕在層だけでなく、潜在層の方々と話すことで会話力と傾聴力を鍛えていると感じています。このまま観察力を培い、ゆくゆくは採用プロセス全体を把握するリクルーターになりたいと考えています。クライアントの採用パフォーマンスを向上させるためにどのようなことができるか、様々な場所にアンテナを立てて多角的な視野を持ちたいですし、候補者の意見も汲み取って、その人らしい生き方・働き方や自己実現を後押しできるようになりたいと考えています。