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【感性AI】ニュースリリース 2024年度人工知能学会全国大会で論文を発表予定です!

こんにちは。感性AI 竹村です。

チーフエンジニアの本村駿乃介が執筆した論文「単語埋め込みを用いた日本語オノマトペにおける有声・無声子音の対立による音象徴の分析」を、「2024年度 人工知能学会全国大会」(主催:一般社団法人人工知能学会)にて発表予定です!

本村 駿乃介のプロフィール - Wantedly
https://www.wantedly.com/id/shnmtmr


(1)論文名
単語埋め込みを用いた日本語オノマトペにおける有声・無声子音の対立による音象徴の分析

(2)概要
この論文は、日本語のオノマトペ(擬音語や擬態語のこと、物の音や様子を言葉で表現したもので、「キラキラ」や「ギラギラ」などが例です。)について、声の出し方によって変わる音の違い(無声子音と有声子音、つまり声を出す時に声帯を使うか使わないかの違い)がどのように意味に影響しているかについて研究したものです。

研究では、Word2Vec、FastText、GloVeといった技術を使って、単語の意味を数値化し、それによってオノマトペの音象徴性(音が持つ象徴的な意味)を分析しました。
その結果、オノマトペの始まりの音が無声子音か有声子音かによって、単語の持つ意味が異なることが示され、これが形容詞の対の意味とも関連している可能性があるという結果を得ることができました。

この研究を通じて、機械が学習する過程で、人間の身体性(実際に声を出すことなど)を模倣しなくても、音の象徴的な意味をある程度理解できるようになる可能性が示唆されました。これにより、人間と機械の言語処理の違いや、音象徴における身体性の役割についての理解が深まることが期待されます。

身体性の有無による人間と機械の言語処理プロセスの違いの解明に向けたオノマトペ音象徴性の分析を行った論文が「2024年度 人工知能学会全国大会」にて発表採択
京王電鉄株式会社のプレスリリース(2024年4月24日 10時00分)身体性の有無による人間と機械の言語処理プロセスの違いの解明に向けたオノマトペ音象徴性の分析を行った論文が「2024年度 人工知能学会全国大会」にて発表採択
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001004.000022856.html


本論文は、2024年5月28日(火)から31日(金)に開催される2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)
にて、執筆者の感性AIの本村駿乃介が発表します。
また、当社もゴールドスポンサーとして協賛し、感性とAIの融合による企業の課題解決や新たな価値を社会実装する取り組みについて紹介させて頂きます。

ご興味のある方はぜひお越しいただき、お声がけいただけると嬉しいです。


感性AIではこのような社員の活動をサポートし、感性に関する研究・啓蒙を推進しています。
今後も世の中に新しい価値が提供できるよう、全社一丸となって取り組んでいきたいと思います。

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