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【新たな教育の取り組みPart2】ICT教育を刷新! 井之頭学園が目指す未来の教育とは?

こんにちは!井之頭学園の採用担当です。
本日は、井之頭学園のICT教育について詳しくお話しします。

・ICT教育をアップデートする背景
・具体的な取り組み

についてお話しして参りますので、「最先端のICT教育に携わりたい方」や「教員として生徒の未来に貢献したい方」はぜひ最後までご覧ください。


ー ICT教育をアップデートしようとした背景

井之頭学園では「生徒たちに社会で戦える人になってほしい」という想いからICT教育のアップデートを考えています。

12歳で井之頭学園に入学した生徒たちが新卒として社会に出るまでに10年、20年後には、32歳になりバリバリ働いている年代になります。

しかし、生徒たちが社会で活躍する20年後の世界は、日本人同士のコミュニティだけで形成されるものではないと思います。

実際、現在の日本企業もブレークスルーを果たすために「越境」が重要視され、その壁を取り払うことが目指されています。そうなった時に、「英語」と「デジタル」が世界の共通言語となっている現代社会の中で、ICTを使いこなせることが生徒たちのキャリアにおいて重要になるでしょう。

このような背景から、井之頭学園では、社会で活躍するための手段として今後必須になるICT教育をアップデートしようとしています。

【井之頭学園のICT教育】

  • AIイノベーション授業 with HAL
  • プログラミング教育with 学びラボ
  • Apple Teacher 80%以上
  • Apple Distinguished School認定校
  • ロイロ認定校

ー AIイノベーション

AIは世の中で大きな革命を起こしている分野であり、親御さんの中にも高いアンテナを張っている方が多くいらっしゃいます。AIをどう使うか、生活にどう影響するか、仕事やプライベートでどう活用できるかを含めて全てがAIイノベーションであり、短時間で私たちの生活に浸透していくことが考えられますよね。また、現段階では「AI」と言っていますが、2027年に井之頭学園が開校する頃には「AIイノベーション」は当たり前になり、まだ研究段階である「AGI(汎用人工知能)イノベーション」と言うのが正しい世界になっているかもしれません。

井之頭学園では、凄まじいスピード感で進化していくAIを駆使して「より良い教育を行うこと」「生徒がAIに使われるのではなく、使う側になること」の両側面からイノベーションを起こすことを目指しています。具体的な方法については、まだグランドデザインは構想段階ですが、教育に関するプロンプトがあらかじめインストールされているChat-GPTを駆使したプロダクトの導入から始めています。

AIとの向き合い方に関しては、一般の消費者にとってもまだ答えが見つかっていない分野であると感じます。でも、AIイノベーションが教育に与える影響は確かに大きいと思うので、「生徒のためにどのようなカリキュラムを組んだら良いか」「何を教えたら良いか」について、教育機関全体を巻き込んで一緒に議論して行けたら良いですね。

ー プログラミング教育 with 学びラボ

図工が好きな子供は多いですよね。プログラミングも、図工と同じで、物と物を組み合わせて何かを作り出すこと。何もないところからサービスやプロダクトを自分で生み出すことの感動を生徒たちにも体験してもらいたいんです。

また、これまでプログラミングの授業は放課後の選択制でしたが、今後は、昼の正規授業に組み込むことを計画しています。中学校では、Scratchなどのビジュアルプログラミングから始め、2年生が終わる頃にはUnityやiPhoneアプリの開発ができるレベルまで成長します。その後、高校では選択制でよりエンジニアを目指せるようなプログラミングや、ビジネスでもDXプロダクトを使いこなせるリテラシーを育んでいく予定です。

“学びラボ”について詳しくはこちら

ー Apple Teacher 80%以上

生徒に最先端のICT教育を提供するためには、そもそも教員がネットやPCについてのリテラシーを持っていることが重要だと考えています。

そのため、教員全員にMacBookを配布し、Apple Teacher(※1)の資格を取得するためのレクチャーを行っています。

(※1)Apple Teacher:Appleが提供する教育者向けプログラム。教員がiPadやMacの基礎スキルを身につけ、Apple製アプリを活用して学習環境を向上できるようサポートする。

ー Apple Distinguished School認定校

また、Apple Teacherを増やすことで、最終的には“Apple Distinguished School(※2)認定校”になることを目指しています。

Appleから認定されたApple Teacherから中高一貫で6年間の授業を受け、卒業時にはMacBookを使いこなせるような状態になっている学校って「最先端の教育である」というイメージを持ってもらえると思いますよね。

(※2)Apple Distinguished School:Apple distinguished schoolとは、Apple社が最新の要件を満たした教育機関を対象にした招待制のプログラムである。認定はAppleが行う。認定は3年間有効で、認定期間内に更新することができる。

ー ロイロ認定校

ロイロとは、「主体的な学び手を作ること」を目的に、教育現場でのICT活用を支援する日本の企業です。

特に、「ロイロノート・スクール」という学習支援アプリは全国の小中高でも広く活用されており、「ロイロノート・スクール」を活用して、生徒の主体的な学び作りに積極的に取り組んでいる学校は、ロイロ認定校に認定されます。

井之頭学園でも、「ロイロ・ノートスクール」を取り入れロイロ認定校として認定されました。

最後までご覧いただきありがとうございます!井之頭学園では、このように様々な制度やカリキュラムを取り入れ、ICT教育をアップデートすることに力を入れています。今回の記事を見て、ご興味を寄せてくれた方からのご応募お待ちしております。



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